(長文・ネタバレ注意)
●アバンタイトル
ナレーション「ブリタニアの少年、ルルーシュは、二つの道を持っている。一つは、
母の敵を探す、過去への道。もう一つは、妹ナナリーが幸せな場所を作るため
の、未来への道。ルルーシュが過去と未来を見据えた時、彼だけが選べる現在
の道は世界の破壊か、世界の構築か」
●やはり憂い顔の方が素敵
ルルーシュ「(正直戸惑っていた。昔との違いに。こんな他人優先じゃ無かった筈な
のに。異母兄でさえあれだ。スザクは父親を…それを十歳の時に。抱え込んで
いたのか)」
スザクが実父の枢木玄武首相を殺していたことを知ったルルーシュ。
ルルーシュは、枢木首相が徹底抗戦を唱える軍部を諫めるために自決したという筋
書きを日本側も、ブリタニア側も必要としていたということに気づいていた。
異母兄のクロヴィスを殺害した時に吐いていたルルーシュは、実父を十歳の頃に殺
していたスザクのことを慮るのだが。
……そんなことを考えていたルルーシュは、実はクロヴィスが定めた芸術週間のた
めに数学の時間を潰して行われていた美術の授業でモデルの真っ最中なのだった。
# 徹底抗戦を唱えつつ真っ先に自決した枢木玄武首相。死の真相とその後の周囲の対
# 応について、流石ルルーシュは気づきましたか。それを話したルルーシュに、スザ
# クは何故か「ありがとう」。要するに、スザクが殺してしまった意図からして、結
# 果的に玄武首相の死が戦争終結に繋がったとルルーシュが分析してみせたから、か
# な。
# 憂い顔で考え込んでいるルル様……が、美術の時間のモデルのポーズだったとは
# (笑)。リヴァルの指示で細かくポーズを直されているルル様。微笑を浮かべてい
# る表情に直されてますが、それじゃクロヴィス殿下だよ。…あ、馬鹿っぽいから良
# いなんて酷いよリヴァル。やっぱり女生徒のいうように、憂い顔の方が素敵だ。
# シャーリー、ルル様の顔を描くことが出来ないのは、ギアスの影響?
●本音と建前はブリタニアにもあるらしい
ユーフェミア「この絵。私気に入りましたわ」
館長「そちらの画家は、調査の結果、四分の一イレヴンの血が入っております」
ユーフェミア「え? でしたら、最初から展示しなければ良いでしょう」
館長「建前も必要ですから」
クロヴィスが定めた芸術週間の初日に開館が予定されるクロヴィス記念美術館。
副総督のユーフェミアは、絵画の大賞を選ぶ役となっていた。
日本の藁葺き屋根の民家を描いた絵を気に入ったユーフェミア。
しかし、それは描き手が1/4イレヴンの血が入っているという理由で選ぶことが
出来ない。そして館長に推薦された絵──ブリタニア皇帝の絵──は、侯爵の子息が
描いた絵なのだった。
# イレヴンの血が入っていても、だからこそ逆に選ぶ価値がある……とまではユーフ
# ェミアは考えないのでしょうか。今一、押しが足りない。
●愛妻弁当
扇「タコさん…。あの女…」
(中略)
ルルーシュ「判った。引き受けよう」
扇「良いのか?」
ルルーシュ「黒の騎士団は正義の味方だ。不思議は無いだろう」
黒の騎士団のアジト。
扇がヴィレッタの作った弁当を開けた時、井上に声をかけられ慌てて隠す。
井上が扇に声をかけたのは、キョウトからの紹介状を持った四聖剣の面々。
四聖剣は、自分達を逃がすため一人捕まった藤堂中佐の救出を依頼しに来たのだっ
た。
扇から連絡を受けたルルーシュは、その依頼を受けることにする。
# ……そのタコさんウインナは何処で覚えたんでしょうか>ヴィレッタ。
# ルル様が引き受けると言った時、「良いのか」と扇が訊ねたのは、片瀬少将の一件
# があったからなのかな。
●このまま転入しないのかな
C.C.「すまなかった。中華連邦へは…」
ルルーシュ「全て組み直した。あまり気にするな。お前の利用価値が変わると、計画
に差し支える。それより、今日は念願の駒が2つ揃う日だ。出来れば、もう一
人…」
扇との電話を終えたルルーシュに、中華連邦との交渉という任務を放棄したことを
詫びるC.C.だが、ルルーシュは既に計画を組み直してあり全く気にはしていなかった。
今日、新たな駒を二つ手に入れようとしていたルルーシュ。そしてもう一人、スザク
を手に入れようとしていたルルーシュだが…。
# 女子制服姿のC.C.も萌え萌え。でも、あの髪は目立ちまくりのような。
# 服を洗っていたスザク。未だ虐められていたんだ…。生徒会メンバーに喧嘩売って
# いるような気がするけど、スザクのことだから誰にも話さないんでしょうね。
●見合い写真
コーネリア「お前の騎士はこの中から選ぶと良い。どれも優秀だ。家柄も確かだし
な」
石川で不穏な動きがあるためにギルフォードを伴い出陣するコーネリア。
その日は藤堂中佐の処刑予定日だったが、日本解放戦線は壊滅したとコーネリアは
気にする風も無かったが、その話を聞き処刑人の変更を指示。
見送りに来たユーフェミアにコーネリアは騎士候補のファイルを渡すのだが。
# 石川の動きはEUか中華連邦がバックらしい。ガン・ルーを確認したって、人なのか
# ナイトメアなのか…。
# コーネリアが命じた処刑人の変更。意地悪な発想する人だなぁ…。
# コーネリアの渡した騎士候補。何だかお見合いしろと言っているようです。
●ナナリーの騎士候補
ルルーシュ「(計画通りに事が進めば、いずれ俺は、ナナリーの側には居られなくな
る。マオのようなケースもあるし、いざと言う時、ナナリーを守ってくれる人
間が必要だ。そして、その人間にとって、ナナリーが生きる目的になるのなら」
(中略)
ナナリー「スザクさん、必要とされてるんですね。良かった」
ルルーシュ「ナナリー、お前、スザクのことどう思ってる?」
ナナリー「好きですわ」
ルルーシュ「あ…」
ナナリー「もちろん、一番はお兄様ですけど」
ルルーシュ達の住むクラブハウスに遊びに来ていたスザク。
計画通りにことが進めば、ナナリーの側にはいられないルルーシュは、スザクをナ
ナリーの騎士としようと考えていた。
そのことを切り出そうとしたルルーシュ。しかし、セシルがスザクを呼びに来て、
話をすることは出来なかった。
スザクに、戻って来たら大切な話があるというルルーシュだが…。
# ナナリー、目が見えないのに、庭の池でスケートしようとしたことがあるんだ…。
# でも東京の池に張る程度の氷ではそもそもスケートなんか出来なさそう。
# ナナリーの護衛役をスザクにしようとしたルルーシュ。それは実力だけで無くスザ
# ク自身のことも考えて、だったんですね。スザクをどう転んでも黒の騎士団の仲間
# には出来そうにないことは判っていると思うのですが、どう言って依頼するつもり
# だったんだろう。
# スザクを迎えに来たセシル。ルルーシュとナナリーの名前を来たら、ピンと来てし
# まいそう。
# スザクのことを大好き、と言った後にお兄様が一番と言ったナナリー。天然ではな
# くて、ルルーシュが自分を溺愛していると知った上での計算された台詞にしか聞こ
# えず。^^;;;;
●記憶の欠片
ソフィ「シャーリー。私先に行ってるね」
シャーリー「待ってよ薄情者」
どこかに出かけようと準備しているシャーリー。
髪留めを机の間に落としたシャーリーは、そこに丸められた紙を見る。
# 結局、ルルーシュの顔は描けなかったのか。
# いつぞや書きかけて丸めていたルルーシュ宛の手紙でしょうか。これで、シャー
# リーの記憶復活フラグがまた立ちそう。
●お飾りの副総督
男性記者「今回の美術館の建設で、イレヴンの業者が排除されたと言われてますか」
ユーフェミア「ええと、その案件について」
ダールトン「目下調査中であり、回答は控えさせて頂く」
女性記者「ばーか。ユーフェミア様に政治のこと聞いて仕方が無いでしょう」
美術館開館式典を控え、記者会見を受けているユーフェミア。
記者達は美術館と関係のない政治的な話題や騎士選びの質問ばかりで、ユーフェミ
アは満足に応えることが出来なかった。
# ユーフェミア。これまでの話からするとこのお飾り振りは「?」なのですが、現実
# に激しい疑問を抱きつつも、自分の立場的にそれに公然と疑問を唱えることは出来
# ないで、結果的に質問に答えられないんだろうなぁ。
# 建設の業者排除疑惑。記者がイレヴンなんだろうなぁ。結構意地悪。身分格差があ
# れど、一応建前としての報道の自由はありそうな。
●ラクシャータ登場
朝比奈「でも、主義主張がちょっと違うような」
千葉「私たちは民族主義じゃない。判ってる癖に」
仙波「細かいことは、中佐を助け出してからだ」
朝比奈「判りました。藤堂さんの居るところが、俺の居場所ですから」
(中略)
ラクシャータ「その子の母親」
(中略)
ラクシャータ「あんたがゼロ? 宜しく。噂は色々聞いているわ」
ゼロ「こちらこそラクシャータ。君のニュースは以前、良くネットで拝見したよ」
ラクシャータ「私が?」
ゼロ「医療サイバネティック関係の記事をね」
(中略)
カレン「あの。本当にこんなので連動性上がるんですか?」
ラクシャータ「あがんないわよ」
カレン「は?」
ラクシャータ「生存率が上がるの」
ばらして運び込んだ紅蓮弐式を組み立てている玉城達。
四聖剣達は、主義主張が異なる黒の騎士団と手を組んで良い物かとの疑問もあった
が、藤堂中佐救出のために他の選択肢は無かった。
紅蓮弐式の開発者、ラクシャータも到着。
ラクシャータは手土産に、新しいパイロットスーツを持ち込んでいた。
# 「良いから押し込んでとっとと蓋閉めちゃえよ」無頼とは違うとか言っていながら、
# 玉城のその適当さ(笑)。
# 自分の開発した機体のことを「その子の母親」ってラクシャータさん、そういう人
# なのね。彼女の医療サイバネティックの業績を知っていたゼロ=ルルーシュ。ナナ
# リーのために調べていたんだろうなぁ。
●何事も書類は必要
刑務官「死刑執行人が変更になった。枢木スザク准尉。良かったな、知り合いで」
コーネリアの命令により変更された死刑執行人はスザクだった。
特例中の特例のため、チョウフの刑務所で、何種類もの書類にサインをすることに
なったロイド。
スザクは、藤堂から道場で稽古をつけて貰っていたことを思い出す。
# 藤堂中佐から直接稽古をつけて貰っていたのか>スザク。だとすると、ルルーシュ
# と面識があってもおかしくなさそう。
# 皇族の命令でも書類の枚数は減らないのか(笑)。
●無頼とは違うのだよ、無頼とは
朝比奈「凄いよこの月華。無頼とは大違いだ」
(中略)
ラクシャータ「うーん。付属武器との連動が未だ甘いかな?」
チョウフ刑務所をナイトメアで強襲した四聖剣。
四聖剣にキョウトから貸し与えられた新型ナイトメア「月華」は圧倒的な機動性で
サザーランドを次々と撃破。
だが、ラクシャータは月華の動きに未だ満足してはいなかった。
# 新型NMFの「月華」。紅蓮と足すとカレンのフルネームとなるので漢字はこうで
# あろうと推測されていますが、紅蓮弐式から輻射波動を省いて日本刀を装備した量
# 産型ということでしょうな。第7世代相当の機体が5機とは強力な布陣。
# ラクシャータがブリタニアを裏切ったのって、主義主張じゃなくて、単純に自分の
# 好きなように機体を作らせてくれたからじゃ…。
●夢を正夢に
藤堂「一度は捨てた命だ。惜しくは無い」
ゼロ「ならばその命、私が貰おう」
(中略)
ゼロ「藤堂鏡志郎。7年前の戦争で、唯一ブリタニアに土をつけた男」
藤堂「厳島の奇跡か。お前も私に奇跡を望むのか」
ゼロ「あれは奇跡では無い。情報収集を踏まえた、戦術的成功だ。だからお前が欲し
い」
藤堂「もう良い。主君と定めた片瀬少将は亡くなられた。私も」
ゼロ「甘えるな!」
藤堂「何?」
ゼロ「お前は責任を取らなければならない。奇跡の責任を!」
ゼロ「エリア11の抵抗運動は、他のエリアに比べて格段に激しいのは、日本が余力
を残したまま降伏したからだ。厳島の奇跡という、夢の続きを見せないままに」
藤堂「私の所為だと」
ゼロ「そうだ。人々は奇跡という幻想を抱いている。だからこそ、リフレインが蔓延
しているのでは無いのか」
藤堂「む…」
ルルーシュ「あがけ藤堂。最後までみっともなくあがいて、そして死んで行け。奇跡
の藤堂と言う名前がズタボロになるまで」
藤堂「そうして初めて日本人は、敗戦を受け入れられると」
ゼロ「民衆のためにこそそれが必要だ。もっとも、私は正夢にしてしまうだろうが
な」
急襲された刑務所で、奪還される位ならと急遽処刑されることになった藤堂。
しかし、紅蓮弐式が壁を破り、刑務官は下敷きに。
無頼から姿を現したゼロは、7年前、唯一ブリタニアに土をつけた藤堂が欲しいと
言うが、藤堂は片瀬少将を失い、生きる気力を亡くしていた。
日本で抵抗運動が激しいのは、余力を残したまま、藤堂が奇跡を見せたまま降伏し
てしまったためだというゼロは、その責任を取り、最後までみっとも無くあがけと説
得する。
# 日本が一番抵抗運動が激しい場所だったのか。余力を残したままで双方矛を収めて
# しまったので、むしろ後の争いの元となったという感じでしょうか。
# 生きる気を無くしていた藤堂を責任を取れと言わんばかりに説得したルルーシュ。
# もっとも、私は正夢にしてしまうだろうがというオチまでついています。何時もの
# ことながら凄い自信っぷりです。
●復活の藤堂
藤堂「ゼロに協力する。ここの残存勢力を叩くぞ」
四聖剣「承知」
ルルーシュ「これで条件は全てクリアされた。ナナリーの騎士も選んだし、後は…」
(中略)
ルルーシュ「これはこれは。残った問題が自ら出て来てくれたとは」
救出された藤堂は四聖剣と共に月華で残存兵力を叩くことに。
そこに現れたランスロット。ゼロ=ルルーシュは、残された問題が向こうから来て
くれたとほくそ笑む。
その頃、美術館で大賞を選ぼうとしていたユーフェミア。
そこに、チョウフ刑務所に黒の騎士団が急襲したとの情報が伝わる。
# 四聖剣の活躍。挿入歌「ピカレスク」付で何だか優遇されてます。
# 紅蓮同様、月華もランスロットと互角に戦えそうで。
# 皇女殿下がいる場所だと言うのに、誰も携帯をマナーモードにしていないのが何と
# も。
●一点豪華主義
ロイド「あら。凄いじゃない。敵の新型。でもセシル君」
セシル「はい」
ロイド「結果論だけど、うちの移動手段がランスロットのトレーラーのみってのはラ
ッキーだよね」
セシル「予算を全部ランスロットのみに回したからですよね。結果的に」
(中略)
ダールトン「そうだ。全て上げろ。枢木を援護し、テロリスト壊滅を報道させるん
だ」
新型の月華の動きを見て凄いというロイド。
特派はランスロットに全ての予算を投入したため、他に戦力は無かった。
ラクシャータも白兜=ランスロットの映像を見て、何か思う所があるようだが…。
チョウフ刑務所での戦闘の様子は美術館にも映像で中継され、その場にいた記者達
は単機で戦うランスロットを声援。
ダールトンは、チョウフに上げられる機体を全て投入、テロリスト壊滅を報道させ
ようとしていた。
# ロイドが移動手段が他にトレーラーしか無いのがラッキーと言った意味が今一良く
# 判らないのですが……?
# ランスロット…金食い虫なんだ。
●幾ら動きが速くても
ルルーシュ「そのスピードとマニューバは確かに驚異的だ。だが、奴の動きには、一
定のパターンがある。最初のアタックは、正面から。フェイントをかけること
は絶対に無い」
(中略)
スザク「これは」
藤堂「読んだのか。三段突きを。だが」
ランスロットの出現に、機体の情報を求める藤堂。
ゼロ=ルルーシュは、藤堂達に指示に従うように求める。
ルルーシュはランスロットに対して無策では無く、これまでの戦闘から動きに一定
のパターンが見られることに気づいており、数の優位を活かしランスロットの移動先
に四聖剣を先回りさせることで優位に。
止めを刺そうとした藤堂だが、その三段突きの攻撃は際どいところで回避。
だが、藤堂の剣はコックピットの上面を引きはがしてパイロットの素顔が明らかと
なってしまう。
# スザク…ぢつは行動がワンパターンだったんですね。1対1であったり、敵が運動
# 製に劣る機体であれば問題にはならなかったけど、互角の性能の機体だと欠点がモ
# ロに出てしまいますか。
# 藤堂の必殺技、三段突きって…あなたは沖田総司ですか(笑)。スザクが回避出来
# たのは、受けたことがあったので身体で覚えていたということでしょう。
●白の騎士はスザク
スザク「あ、藤堂さん。あなたは、筋を曲げてまで生き延びたいんですか?」
藤堂「失望したか? ならば予定通り私を処刑したまえ」
(中略)
ルルーシュ「どうして…。お前はそんな所に居ちゃいけないんだ。お前はナナリーの
側に」
(中略)
藤堂「どうした! お前はそのつもりでここに来たのだろう。現状に甘んじるだけの
府抜けた小僧に成り下がるとは」
スザク「今の社会を否定しても、意味はありません。認められて、変えていける力を
持つことこそが」
藤堂「本気か!」
スザク「当たり前です」
藤堂「ならば君はその道を行け!」
(中略)
藤堂「勝つにしろ負けるにしろ、全てを出し切らなければ、何も獲得出来はしない。
それは国でも個人でも同じ事」
白兜の騎士がスザクだったことで動揺するルルーシュ。
記者達はランスロットの搭乗者がイレヴン、しかもクロヴィス殿下殺害の容疑者の
スザクだと知り騒ぎ始める。
ダールトンは中継を中断しようとするのだが、ユーフェミアは見届けたいと中継を
続けさせる。
未だ動くと、なおも戦おうとするスザクにコックピットを開け藤堂が姿を現す。
藤堂は、スザクの覚悟──今の社会を否定するのでは無く、今の社会を変革出来る
力を持つこと──を知ると、その道を行けと言うのだった。
# 「筋を曲げてまで生き延びたいんですか?」……何気なく、もの凄く酷いこと言っ
# てませんか? >スザク
# 「勝つにしろ負けるにしろ、全てを出し切らなければ、何も獲得出来はしない。」
# 藤堂中佐、ゼロに言われたことそのまんまですな。^^;;;;
●パスワードは僕の好物
カレン「ゼロ。捕まえますか。それとも…ゼロ!」
仙波「白兜は破壊する。良いな!」
カレン「待て! ゼロの指示を」
千葉「待てない。仙波大尉。旋回活殺自在陣を」
(中略)
ルルーシュ「戦うな。これ以上は。目的は達成した。ルート3を使い、直ちに撤収す
る!」
(中略)
藤堂「勝てない戦と負け戦は別物だ。心得ているようだな。ゼロ」
敵がスザクであったことで動揺し、カレンもゼロに指示を請うことしか出来ない状
態で、四聖剣はランスロットに四方向からの同時攻撃──旋回活殺自在陣──による
攻撃を加えようとする。
ロイドはハーケンブースターの解除パスワードを教え、スザクは4機同時にスラッ
シュハーケンを発射することにより、四聖剣の攻撃を回避。剣により仙波の機体に損
傷を与える。
なおも攻撃を諦めない四聖剣に撤収を命じるゼロ。
それは、スザクとは戦えないというルルーシュの動揺を現すものだったが、偶々そ
の時に敵の増援が現れたことから、藤堂はゼロの戦術的判断と誤解するのだった。
# カレン、スザクを目にしたことで思いっきり思考停止状態に。ゼロに撃てと言われ
たら、撃ってしまうのだろうけど。
# 旋回活殺自在陣。以前も出ていましたが、文字にすると凄いネーミングだ。
# スラッシュハーケンの同時発射。どうしてパスワードで封鎖されていたんだろう。
# ところでロイドの好物って?
# 「勝てない戦と負け戦は別物だ」…何だか、藤堂中佐が妙な買いかぶりしているよ
# うですが……。
●ユーフェミアの決意
ユーフェミア「先ほどのご質問にお答えします。私が騎士となる方を決めたかどうか
でしたね。私が騎士とするのは、あそこにいるお方」
記者「え」
ユーフェミア「枢木スザク准尉です」
(中略)
スザク「藤堂さん。僕はあなたの敵です」
月華がチャフスモークを展開して撤収する黒の騎士団。
見事でしたよと言うユーフェミア。
だが、イレヴンの記者は裏切り者と言い、ブリタニア陣の記者はスザクが追撃をし
ないのはイレヴン同士だからだと言う。
その言葉を聞いたユーフェミアは、スザクを自分の騎士とすると宣言する。
# ユーフェミアは自分の立場を踏み出そうとはしない一方で、何かあったらその場の
# 勢いでとんでもないことをしてしまう娘なんですな。我々は実感出来ないけれど、
# ユーフェミアの宣言はこの世界的にはとんでも無いことの筈。
●引き籠もりゼロ
扇「ゼロが出て来ないって?」
カレン「ええ。呼んでも応答しないし」
出撃拠点に帰還した黒の騎士団。
だが、ゼロは無頼から出て来ない。
カレンの無線からはゼロの笑い声が響く……。
# 親友が敵だと知ってしまったルル様。今後、どうするんでしょうか。
●次回予告
ルルーシュ「俺の友達。スザク。空白の7年で何が奴を変えたのか。いや、俺がゼロ
になり、奴もまた別の仮面を被ったというだけだ。あの夏の日から、俺達はこ
うなるる定めだったのだろう。だが俺は勝つ。敵が誰であろうと」
STAGE 17.5 「仮面 の 真実」
……総集編みたいです(笑)。
いや、記事書くの休めて良いんだけど。
後は、追加カットに何が入るか、ですね。
●前々回の名シーン
提供の所から次回予告の所に移動しました。
第3位 扇の部屋で目を覚ましたヴィレッタ
第2位 モニター越しにマオに語りかけるルルーシュ
第1位 ルル様とC.C.の契約シーン