タイトルの嬉遊曲は、Wikipedia様によれば「語源はイタリア語の「divertire(楽しい、面白い、気晴らし)」に持ち、明るく軽妙で楽しく、深刻さや暗い雰囲気は避けた曲風である。」なのだそうで、あゆと祐一の映画館でデートを中心としたお話です。
相変わらずの悪戯振りの真琴、そして相変わらず謎めいた栞、そして何故か真琴のことを気にかける舞は相変わらずですが、今回は名雪がずっと寝ぼけた状態でしか出て来ないのがちょっと残念。いや、寝ぼけていてこその名雪という気もしますが。
東映版(以下、前作)をご覧になっていた方はご承知のとおり、あゆと祐一のデート話は第11話になってからの出来事で、あゆと祐一の関係に嫉妬している(としか思えない)名雪が印象的だったのですが、この段階でデート話が出て来たことにちょっと驚きました。これがゲーム通りの展開だとすると、前作ってかなり大胆に話を組み直していたんですかね。
(長文・ネタバレ注意)
アバンタイトル
「夢。夢の始まった日。木漏れ日の光がまぶしかった。雪の感触が冷たかった。そして、小さな子どもが泣いていた。その泣き顔が、今でも思い出せない」
前作を観ていると判ってしまうことですが、7年前、祐一の目の前であゆに起きたある出来事の時の光景ですな。
直ぐには言い方は直せない
あゆ「あゆあゆじゃないもん」
祐一「名前、何て言うんだ?」
あゆ「月宮あゆ」
祐一「何だ、普通の名前だな」
7年前の回想。あゆと出会った翌日、少し遅刻して現れた祐一。
祐一は、あゆあゆの名前が月宮あゆだと聞きます。
それでもやっぱり、呼び方は「あゆあゆ」なのね。
# 「うぐぅ」は7年前からか。
こちらでも「あのね」
あゆ「祐一君。あのね」
祐一「何だ?いきなり愛の告白か?」
あゆ「そんなことしないもん! あ…。あのね、ありがとう」
今日もたい焼きを食べている二人。
涙の味がしない分、今日の方が美味しいようで。
「あのね」と言い出すと、別作品の方を思い出してしまう今日この頃(汗)ですが、ここではあゆはお礼を言いたかっただけみたいです。
遊ぶようになった理由
あゆ「あのね。お母さんがいなくなっちゃったんだ。僕一人置いて。……それだけ」
祐一「明日も一緒に遊ぼうな」
あゆ「え、ほんと?}
祐一「ああ。あゆさえ良ければな」
あゆ「あ…。僕、祐一君と一緒にいると、楽しかった時のこと、思い出せるから」
祐一にお母さんのことが好きかと聞くあゆ。
あゆのお母さんが居なくなっちゃったと言うのは離婚したということかな。
それとも亡くなったのか?
それを聞いて、明日も一緒に遊ぼうという祐一。そして指切り。
今週の復讐
秋子「真琴、花火がしたかったの?」
真琴「え? う、うん…」
秋子「それなら私に言って頂戴。真琴にしたいことがあったら、ちゃんと話を聞いて上げるから」
真琴「うん…」
秋子「さぁ、もう休みましょう。花火は、今度みんなでやりましょうね」
祐一の回想→横になっている祐一→真琴の悪戯→失敗。
何だか毎回のテンプレになっているような気がします。
今晩の真琴の悪戯はネズミ花火の投入。前作の第5話で真琴は同じ悪戯をしていますが、この時は祐一を驚かすことに成功しているのに対して、本作では火のついた花火を祐一が投げ返し、真琴の方が吃驚することに。それにしてもネズミ花火の描き方が細かい。
前作では真琴は百円ライターで火をつけていますが、チャッカマンに変更になってます。煙草吸う人がいないから変更になったのかな。
前作では「暖かくなったら」やろうと言っていた花火。本作では「今度」と変更になっているのは、先のお話の伏線(違)?
存在を無視されているあゆ
祐一「じゃあ、部屋に戻ってますんで」
あゆ「うぐぅ。祐一君の意地悪」
祐一「お、あゆ。いつからいたんだ?」
あゆ「最初からずっといたもん!」
祐一「悪い悪い。全然全くさっぱり気づかなかった」
秋子「また私が誘ったんですよ。食事は大勢の方が楽しいですから」
あゆ「ねぇ祐一君。今日は、これからどうするの?」
祐一「一日中、盆栽いじりに精を出すつもりだ」
あゆ「折角の日曜日なのにそんなの勿体ないよ。僕と遊ばない?」
祐一「食い逃げか?」
あゆ「違うもん!」
明けて日曜日の朝。今日の食卓にもちゃっかりあゆの姿が。
そしてあゆの存在が無いかのように平然とご飯を食べている祐一。
気が付いていないのか? …と思ったらもちろんそんな訳も無く、気づかないふりをしているだけですか。
お茶を飲んで熱がっているあゆ。猫舌だったのか。^^;;;;
朝食の席にあゆがいたのは、秋子さんが誘ったから。…ということは要するに、今朝も祐一の家の側をうろうろとしていたということですね。そのことに対して誰か突っ込めよ。
今日一日、どうするのかを祐一に尋ねるあゆ。盆栽いじりにせいを出すつもりって、祐一のギャグも良く判らないセンスです。
前作を全て観ても判らなかったのですが、あゆって夜の間はどうしていたんだろうか?
ところで本日が日曜日であることが明らかとなったので、本作のスケジュールを整理してみたのですが、恐らくこれで合っていると思います。
1月15日が金曜日となるのは直近では1999年か2010年。携帯電話が普及していると思われること、成人の日が月曜日で無いことから、京アニ版Kanonは1999年のお話と思われます。
ということで、1999年に存在しないものが出て来たら突っ込みましょう(違)。
1月12日(火) 第1話 冬休み最終日 あゆとの出会い
13日(水) 第2話 始業式 転校初日 栞との出会い 真琴との出会い
第3話 真琴を家に
14日(木) 第3話 学校で栞と出会う 真琴、名前を思い出す
舞、学校で魔物と戦う コンニャク騒動
15日(金) 第4話 学校休み 着物姿の女性が歩いている。成人の日?
第5話 夜、舞と出会う。真琴とお風呂でどっきり
16日(土) 第5話 あゆ、朝食の場に現れる。学校で寝ている名雪。
舞、佐祐理と昼食。栞と出会う。雪だるま。
真琴、マンガと肉まんを買うため豆腐代金使い込み。
夜、舞におにぎりを差し入れに行くと、真琴が夜の学校につい
て来た。舞、真琴に優しくしてあげてと言う。
17日(日) 第6話
あゆとデート
祐一「ん? へー。映画館のチケットか」
あゆ「うん。秋子さんに貰ったんだ」
祐一「今、どんな映画やってます?」
秋子「さぁ、でも今日までなら使える筈なんです」
祐一「なら、俺と一緒に行きましょうか」
あゆ「あ…」
秋子「あら、それも楽しそうね」
あゆは、秋子さんに貰ったと「北国シネマフロンティア」のご招待券を2枚出します。
あゆが出したのに、秋子さんに俺と一緒に…という祐一、相変わらず酷い。
秋子さんも名雪も用事があるとのことで、あゆと二人で映画に行くことにした祐一。
5時に駅前でと言い残し、去って行くあゆ。
別に昼間でも良いと思うのに、どうしてわざわざ夕方に?
前作のあゆとのデート話は第11話で、映画のチケットを秋子さんから貰った後で駅前に居た所あゆが通りかかって…という展開だったので、この段階でデート話となっていることに少し驚きました。
今日もすれ違いです
名雪「うにゅ…デート…」
祐一「お前は寝てろ」
名雪「今起きた所だよ」
秋子「良く一人で起きられたわね」
名雪「玄関で音がしたから。誰かが転んで倒れるような音と、うぐぅ、痛いよっていう声」
祐一「あいつ又転んだのか」
秋子「嬉しくて、足下がお留守になっちゃったのね」
祐一「いや、あのドジは昔からです」
秋子「え…。あゆちゃんのこと昔から知ってるんですか?」
祐一「友達なんです。この街に遊びに来てた時の」
秋子「そう…。もしかすると、ずっと祐一さんのこと待っていたのかもしれないわね」
祐一「え?」
秋子「何でもありません。独り言です」
あゆと映画に行くことになった祐一に、デートですねと言う秋子さん。
次回予告で寝ぼけて「デート…」という名雪が気になっていたのですが、こういう流れでの台詞ですか。
今日もあゆが出かけた後で入れ替わりで登場する名雪。
前作では名雪とあゆが一緒にいるシーンが割とあったのですが、本作では徹底して入れ替わりで登場していますね。ここまで続くと意図的にそうしている気がします。単純に、原作のゲーム準拠かもしれませんが。
前作第11話での名雪のあゆと祐一カップル(違)に対する反応を見ていると、やっぱり名雪とあゆは会わない方が流れ的には良いかも?
祐一があゆのことを昔から知っていて、しかも友達だったと聞いた秋子さんの反応。
前作とは多分異なり、秋子さんはあゆちゃんの正体に感づいたということかな。
ところでこのシーン、アナログ時計の秒針が動いてます。こんな所まで拘らなくても。
納豆…と良いながら寝ながら納豆かき回している名雪が可愛い。
真琴の勝手でしょ〜♪
祐一「お前に常識が無いのは社会経験が不足してるからだ。世間の荒波に揉まれて、少しはそういうのを覚えてみろ。それに給料を貰えば、漫画や肉まんだって、好きなだけ買えるぞ」
真琴「あう〜」
祐一「どんな仕事がしたい」
真琴「えっと、漫画読んでて良い仕事」
部屋に戻ろうとして、上から降りて来た真琴と出会った祐一。
真琴に話があるんだと言います。
祐一が真琴の前に出したのは、バイト情報誌。
真琴に常識が無いのは、社会経験が不足している所為という祐一の親心(?)からですが、真琴の方は漫画読んで良い仕事っておい(汗)。
バイト情報誌で頭を叩く祐一ですが、バイト募集の中に漫画喫茶のウェイトレスの募集があることに気づきます。
# 小宇宙と書いてコスモと呼ばせるのが何とも漫画喫茶らしい。本当はmicrocosmosが正解のようですが。
面接へ
祐一「ええ。外に出て色んな人と会えば記憶だって戻るかもしれないでしょ」
秋子「そう…かもしれないわね」
漫画喫茶のバイトの面接を受けることになった真琴。
引き籠もりでも雇ってくれそうな位ですから、真琴でも楽勝でしょう(作品違)。
けど、秋子さんが今一乗り気で無さそうなのが気になります。
正体に気づいているという訳では無いと思うけど。
# 確か、真琴の名前自体祐一の……なので、秋子さんが名前を知っていてもおかしくない。
寄り道するのはフラグ立ての為?
祐一「落とし穴でも作ろうかと思ってな。風邪引いてるのに、出歩いてる奴を捕獲するために」
栞「わ。そんなことする人、嫌いです」
面接に向かう真琴を途中まで送っていった祐一は、次は高校へ。
やはり名雪のブルマを鑑賞に(違)?
てっきり商店街は駅の近くかと思っていたのですが、遠回りにはならないのだろうか。
体育館で練習している筈の名雪は、練習している部員達の中には見当たらず。
# きっと、寝てる(笑)。
休日なので来てないよなと思いつつも、栞の何時も居る場所に行くと、栞が待っていて祐一、ため息です。
# いい加減、風邪引きだというのが嘘なのはバレバレな気も。
以前も書きましたが、本作の祐一の行動パターンは、一昔前の同時に多人数攻略可能なギャルゲーで、女の子とフラグを立てようとプレーヤーが彷徨う姿をそのままアニメ化したような気が……。
待っている理由
祐一「お前な、こんなことしてるから、治らないんだぞ。何考えてるんだ。ホントに」
栞「本当。変ですよね。誰もいないって解ってるのに、それなのにこんな場所に立ってて、やっぱり誰もいなくて。それなのにこの場所を動くことが出来なかった。もしかしたらって、そんな曖昧な希望にすがって、結局一人ぼっちで、こんな時間まで。馬鹿ですよね」
祐一「ああ馬鹿だ」
栞 「あ…。暖かいです」
(中略)
祐一「栞、一つだけ正直に答えてくれ」
栞「体重とスリーサイズ以外なら良いですよ」
祐一「どうして、毎日こんな場所に通って来るんだ。何か訳があるのか」
栞「ホントに私にも解らないんです。解らないその答えを探しに来ている。という答えはどうですか?」
栞「今の答え、ちょっと格好良いですよね」
祐一「全然」
栞「わ。酷いですよ。一生懸命考えたのに」
栞の話は誰がどう聞いても祐一が来るのではないかと毎日通って待っているようにしか聞こえないのに、肝心の祐一の方はその可能性は全く考えていないのでしょうか(汗)。
栞と話している内に午後五時の鐘が鳴り響き、時間を忘れていた祐一は慌てます。
着た切り雀はアニメでは基本
祐一「お洒落に着替えでもしてくるのかと思ったら、さっきと同じ服だな」
あゆ「このコート気に入ってるんだよ。フフ…フフフ…」
祐一「そんなに映画が嬉しいのか?」
あゆ「映画も楽しみだけど、やっぱり待ってた人が来てくれたことが一番嬉しいよ。それだけで、今まで待ってて良かったって思えるもん」
祐一「何か大げさだな」
あゆ「ううん。そんな事無いよ」
祐一「待つ、か…」
駅前で待っていたあゆ。
ちょっと色々忙しくてさと遅れた祐一は言い訳。
忙しいのは他の女の子といちゃついていたからでしょうに。
あゆが待っていた場所と遅れてきた祐一の言い訳、7年前と同じですね。
ところで1月17日の札幌の日没は16時27分な訳だが今は何時?
祐一「映画、何やってるか知ってるのか?」
あゆ「さぁ、あんまり映画とか見ないから。昔は良く、お父さんとお母さんに連れられて見に行ったけど」
祐一「何で、行かなくなったんだ?」
あゆ「うーん。どうしてかな?」
映画館に向かう祐一とあゆ。
映画が何をやるのか、祐一は確かめようとはしなかったのね。
時間は有り余っていたのに。
昔は良く、両親に連れられて見に行ったけどというあゆ。
母親と別れたからでしょうけど、その辺りは都合良く忘れているのかなぁ。
ホラーは苦手
祐一「目茶苦茶怖いって評判の奴だな。失神した客が何人もいるとか、上映禁止になった所があるとか」
映画館に到着してみると、上映されていたのは「恐怖の月」というタイトルのホラー映画。前作と違い、映画館はシネコンのような雰囲気なので選択の余地とかは無かったのかな。
他の客に迷惑です
祐一「そんなに怖くは無いな」
あゆ「そ、そうだね」
祐一「おっと、身体が爆発した」
祐一「嫌がってた割には、結構冷静だな」
あゆ「そ、そうだね」
祐一「…て、全然スクリーンを見てないだろう」
祐一「ちょっと位見たらどうだ?」
あゆ「見てるもん」
祐一「力一杯目閉じてるじゃないか」
祐一「うぐぅにも多様なバリエーションがあるんだな」
あゆ「うぐぅ…」
映画の上映中。ホラーが苦手らしいあゆはコートを被ってスクリーンを観ようとしません。そんなあゆに意地悪してコートを取ってしまう祐一。結果としてあゆは大騒ぎ。
前作の祐一とあゆの映画でデートの話の時も感じましたが、他のお客に絶対に迷惑です(汗)。
それにしても、ホラー映画の音響や台詞がやけにリアルです。
どうせなら画面の方も京アニクオリティで作り込んでくれれば良かったのに。
# それだとKanonがR15指定作品になってしまいます(汗)。
他のお客に迷惑2
祐一「そんなんだから、小学生の男の子に見られるんだ」
あゆ「うぐぅ。そんなこと言うの、祐一君だけだもん。僕女の子だもん」
祐一「カチューシャしてるからな」
あゆ「してなくても女の子だもん」
祐一「そうかぁ? カチューシャ外して、髪を短く切ったら、小学生位の男の子に間違えられるんじゃないか?」
あゆ「うぐぅ。僕小学生じゃないもん。ちっちゃいけど、祐一君と同い年な女の子だもん」
ホラー映画でへろへろになったあゆ。
二人は喫茶店でちょっと一息。
怖がりすぎのあゆにこんなシチュエーションではキャーと言ってしがみついて来るもんだろと言う祐一。だから喫茶店でそんな大声を出したら……(汗)。
# 本作の祐一はあまり人の目を気にしない奴な気が。
小学生の男の子に見られるんだという祐一に、女の子だもんと反論するあゆ。
カチューシャ外して、髪を短く切ったら小学生位の男の子に間違えられる…。
この台詞、前作の最終話で祐一と駅前で待ち合わせしていたシーンをもう一度やるとして、その伏線かも?
ところで前作では祐一の引っ越しの荷物の中に謎のカチューシャが入っていたけれど、本作ではそのカチューシャ自体が出て来ていませんね。
前作で持っていたというのは、結局最終的にあゆの手に渡っていなかったということなのだろうけど、設定が変わっているのかな?
あゆはストーカー
あゆ「もう真っ暗だね」
祐一「ああ。そろそろ解散だな」
あゆ「うぐぅ」
祐一「今日は楽しかったよ」
あゆ「え!?」
祐一「ありがとな、あゆ」
あゆ「あ…。うん! 僕も楽しかったよ」
祐一「じゃあな」
あゆ「うん。バイバイ」
外はもう真っ暗。
あゆと別れることにした祐一。というか最初から送ろうとか考えないんでしょうか。
今日は楽しかったよという祐一。そりゃあれだけあゆを玩具にしていれば(汗)。
別れて歩き出した祐一を追う足音…。あゆがついて来ましたか。
暗い道が怖いって、以前も夜に祐一と捜し物をしていましたが、やはりホラー映画がいけなかったのでしょうか。
やっぱりお化け怖い
祐一「ヒュードロドロドロ〜」
あゆ「うぐぅ。祐一君の馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿」
祐一「言い過ぎだよ。そう言えばあいつ、何処住んでるんだ?」
結局あゆと途中まで一緒に帰った祐一。
川沿いの道でやっとのことであゆは別れて行きますが、祐一がちょっと脅かすと直ぐに駆け戻ってきてしまいます。やっぱり怖いのか(笑)。
引き籠もりよりはマシ?
真琴「面接しながら寝ちゃったの。うとうとってしてくーって。そしたら、もう君帰って良いよって」
名雪「判るよ。じっとして人の話を聞いてると、眠くなるよね」
祐一「共感するな、共感」
秋子「良かったら、私の知り合いに仕事を紹介して貰いましょうか」
真琴「え?」
秋子「保育所をやってるんだけど、今人手が足りなくて困ってるそうなの」
すいません共感しちゃいました(笑)。
漫画喫茶の面接中に眠ってしまったために採用にならなかった真琴。
まぁ、採用面接を受けようとすることすら出来なかった某引き籠もりに比べれば、面接を受けようとしただけ未だマシかも。
秋子さんは、知り合いに保育所の仕事を紹介して貰おうと言い出し、真琴は保育所で明日から働くことに。
漫画喫茶のアルバイトも保育所のアルバイトも前作では無かった部分。
# 巨大石油ストーブが北国らしい?
牛丼まだ〜?
舞 「祐一」
祐一「え」
舞 「しばらくここには来なくて良い。あの子の側にいてあげて」
祐一「あの子」
祐一「あの子…真琴のことか。夕べも優しくしてやれとか言ってたよな。どういう意味なんだ。真琴のこと、何か知ってるのか」
舞 「何も知らない。ただ」
祐一「ただ」
舞 「もうすぐあの子には、祐一が必要になる。他の誰よりも…そんな気がする」
祐一「気がするだけか」
今日も学校に忍び込んだ祐一。今日もお土産はコンビニのお握りですか。
舞への差し入れと言ったら牛丼じゃないの〜?
物音のする方向に駆けていった祐一。
教室の中では机が倒れていて、舞が剣を構えています。
…が、もう魔物はいなくなっていた。
また突然、あの子の側にいてあげてという舞。
前作では舞は真琴とは学校で会ってはいるけれど、特には何も言っていないので、真琴のことをしかも何か知っている訳でも無く気にかけているのは…やはり見えないものが見えていることが原因なのか?
普通はもう少し真面目に説明するかごまかすと思うけど
名雪「ふわぁー。又出かけてたの?」
祐一「ああ。魔物退治だ」
名雪「ねぇ、魔物って何のこと?」
祐一「俺にも判らん。判らないその答えを探してるってのはどうだ?」
名雪「ますます判らないんだけど」
祐一「全くな。世の中判らないことばっかりだよ」
帰宅した祐一。名雪はもう眠そう……。
祐一、その返答は栞の返答のパクリですか?
象さんだぞ
真琴「はうっ。痛い〜」
祐一「こんなに大量のみそ汁作ってどうする」
真琴「何よ証拠でもあるの?」
祐一「こんな馬鹿なことを他の誰がするんだ!」
真琴「真琴だってしないもん」
祐一「お前の悪戯以外に考えられるか」
真琴「してないって言ってるでしょ。大体何よ祐一のその格好は」
祐一「文句あるのか。ほれほれほれ」
真琴「止めてよ。見えるじゃないの最低〜」
風呂に入ろうとしたところ、真琴とすれ違った祐一。
何故かにおいのするそのお風呂に入ろうとしてみたら……。
前作第5話と同様にみそ汁風呂(笑)。
真琴の頭にに鉄拳制裁を喰らわせた祐一。
真琴だけで無く秋子さんや名雪も居るのに腰にバスタオル一枚で平気なのか?
……と思っていたら、真琴にセクハラ攻撃ですか(爆)。
でも、秋子さんは食べ物を粗末にしたら駄目よ、とやっぱり甘い態度です。
本当にこんなんで、明日の仕事は大丈夫なんでしょうか。
# 眠そうな目でみそ汁に指つけて「みそ汁〜」と言う名雪が可愛い。今回、名雪は寝ぼすけ状態でしか出ていませんでしたね。
次回予告
真琴「あーん。ん…」
猫「にゃおん」
名雪「猫、猫」
栞「でも、期待してますから」
祐一「舞のお通じの話だ」
佐祐理「ほえ〜」
祐一「お前が気に入ったみたいだな」
真琴「あう〜」
祐一「ちょっと出て来ます」
真琴「あたし達、一緒だね。邪魔者で何処へも行けない」
第7話「家出と仔猫の遁走曲(フーガ)〜fuga〜」
前作の第5話後半の辺りかな。
# 猫〜猫〜の名雪が可愛い。