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おたく系ヒューマン・ビート・ボクサー

26605d64.jpgいつCDが出るのかと待ち続けているがなかなか出ないので載せてしまうことにする。 Dokakaとは昨今注目のヒューマン・ビート・ボクサー。人間の発声だけでリアルな演奏を繰り広げるヒューマン・ビート・ボックスの第一人者はヒップホップバンドTheRootsに在籍したRhazelらしいが、その彼と2004年あのビョーク(アテネ五輪でも歌ってたアイスランドの歌手)のアルバムに突然参加してしまった日本人がこのDokakaだ。ビョークがオファーするきっかけになった彼の WebSiteでは50曲を超える彼の作品を聴くことが出来るが、その内容が興味深い。ゲームミュージックやテレビの主題歌、有名ロック曲のカヴァーの中に混ざって、 21st Centry Schizoid Man ( King Crimson ) 、 Lark's Tounques in Aspic Part II(KING CRIMSON)、Fracture (King Crimson)、 Sora ni Hikaru (Kenso)、Tarkus(Emerson,Lake&Palmer) などの曲がズラリ。いずれも呆れるほどよく出来ている。タルカスなどは27分もある大曲だが、口だけで完コピ(途中でエピタフが入るからライヴ・ヴァージョンだね)。クリムゾンの曲の出来はそれ以上。口だけで演ってるにも関わらず長い曲も最後まで聴きとおせてしまうのは、やはりヒューマン?だからだろう。それにしてもケンソーの曲が入っているのは只者ではないと思い、彼のインタビューを探して読んでみるとやはりかなりのプログレファンだったようだ。アレアが好きでデメトリオ・ストラトスには影響を受けたと語っているし、バンドでドラムを叩いていたときのヒーローはカール・パーマーだったとも・・・。子供の頃は鉄道オタクだったようで、WebSiteには「池上線」などというオリジナル曲もある。また、ゲームもかなり好きだったようで"The Boss Theme of Romancing Saga"や"The Theme of Sofmap"なんて曲も。彼がアレンジした「ゼビウス一千万点への道?」という曲が既に着信ソングとして配信されたりもしている。 おたく系ヒューマン・ビート・ボクサーと勝手に名付けてしまったが、彼のWebSiteを制作しているのはモデルをしている美人のガールフレンド。ただのオタクではない。今後が楽しみな人だ。