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王国崩壊

3d7eb0a4.jpg災害や皇室の話題ばかりが世間を賑わせ、政局が動いていないような印象があるが、今頃、永田町周辺では穏やかでない年越しをしている人もいるのではないか。地検特捜部に証券取引法違反の疑いで捜査されているであろう元JOC会長さんの問題だ。既に居場所を転々としているとの情報もある。現在の首相やその出身派閥は当該氏と密接な関係があるので、このままタイホとなるかどうかは微妙だが、仮に故三木武夫のような人が総理なら政財界から芸能界までを巻き込む大スキャンダルに発展していることだろう。そうなればダイエー破綻どころではない騒ぎになる。明治時代に始まる関東の私鉄敷設と沿線商業開発。富士山麓、信州、東北や北海道の開発・・・。時の為政者と密接な関係を持ち、常に先行投資をしながら拡大していく手法は法人税を1円も払わなかった歴史でもある。旧皇族財産。プロ野球。長野五輪を利用した観光開発。よぞくぞまあこの平成の時代まで、戦前戦後の混乱期のようなきな臭い手法でやってこれたものだが、それもいよいよ終焉?? 永年の宿敵である東急グループの場合はカリスマ的なリーダーを失った後に大胆な再構築が行われた。元々グループ各社に権限が委譲されていたことが幸いして、残った企業は緩やかな連合体として存続しているが、こちらの方はどうなるか見当もつかない。上手く行っているのは軽井沢駅南側のショッピングモールくらい。他はどうなんでしょ? スケート場はほとんど廃墟。今じゃメインは日帰り温泉施設、かつての高級なイメージは全くない。スキーブームも完全に去った。私をスキーに連れてってくれたホテルに向かうジャングル大帝マークの最近スキーバスを見たとがない。郷土の山々に廃墟が増えそうな予感がする。