カレンダー

  • «
  • 2004.5/
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • »

記事一覧

さらば国内盤

民主党の修正案が三党合意を得たって情報が聞こえてこない。先のことを語るにはまだ早いが、このままでは修正案は否決だ。つまり、改正案そのものが委員会、本会議で可決してしまえばそこで成立。民主党の若手代議士の活躍も空しく音楽愛好家にとっての最悪の結末が見えてきた。しかし、これは日本のレコード会社にとっても最悪の結果になるだろう。なぜなら、今回の件で洋楽CD購買者とレコード会社との間に出来た溝は、グランドキャニオンの如く深いからだ。今回の件とは直接関係はないが、音楽愛好家の中にはCCCDを問題視する人が多い。ここまで客をコケにする業界も珍しいよな。されば音楽愛好家も消費者として出来ることはするはずだ。不買運動はもちろん、過激な人はP2Pソフトを使用した違法行為に及ぶことも考えられる。景気が悪いのはどこの業界も同じだ。サラリーマンの給料は年々減り続け、かつてのような水準に戻ることはない。CD1枚の価格で米5kgが買えることを思い出してほしい。豊かな日本とはいえ衣食住に直接は関係のない音楽に3000円の出費をすることは、やはり特別な情熱があってのことなのだ。再販価格制度で守られロクな営業努力をしてこなかったため斜陽化したこの業界は今回なんとそのツケを客に廻してしまった。もうお終い。レコード協会のみなさん、法案成立おめでとう。そして、さようなら。

ネットワーク民主主義は社会を変えるか?

いわゆるレコード輸入権問題そのものについては、以下に掲載するサイトが詳しいので、それはこちらを参照してもらいたい。

http://sound.jp/stop-rev-crlaw/
http://www.satokenichiro.com/cd.htm

さてこの問題、「著作権法の一部を改正する法律案」をめぐる攻防で一番面白かったのは、とかく問題視されがちなインターネット上の巨大掲示板「2ちゃんねる」が真面目に機能すると、とんでもない力を持つんだな・・・ということ。相変わらず困った書き込みも少なくないが、上記ポータルサイトや専門家のブログから発信される情報や大手メディアの情報が、2ちゃんねるを介して一気に音楽愛好家の間に広まり、それがポータルサイトに戻ってくる。シンポジウムを開いた音楽評論家や、反対声明を出した600人を超える音楽業界関係者、法律案に懸念を持っている議員が多い民主党の関係者の中にも、なんだかんだ言いつつ2ちゃんねるの書き込みを読んでいる人がいるのではないか。そうこうしているうちに反対署名は5万6千人にまで増え、遂には大手CD書籍通販サイト Amazon.co.jp が web site で法案に対する懸念を表明し、東京新聞は社説で「廃案」を主張するまでになった。その声に応えるかのように民主党は「著作権法の一部を改正する法律案に対する修正案」を用意した。参議院を全会一致で可決した法案に修正がかかるのは異例だ。ここまでおよそ2ヶ月。5月4日のシンポジウムからはまだ1ヶ月も経っていない。法案推進側の連中は「インターネット恐るべし」と思っていることだろう。

今回、音楽愛好家の多くは自分の聴きたい音楽を守るために政治の世界に足を突っ込こむことになった。音楽愛好家には右翼もいれば左翼もいればノンポリもいる。ノンポリをポリシーにしてるさえもいる。それが参議院が全会一致で可決という絶望的な状況の下、法案に懸念を示していた民主党の一部議員を応援し始めたというか応援せざるを得ないこととなり、5月28日の衆議院文教科学委員会の際には、インターネットテレビの実況を見た音楽愛好家が2ちゃんねるの実況掲示板で、民主党の若い代議士を熱狂的に応援する現象さえ現れたのだ。彼らがこのまま民主党支持者になっていくかというと、もちろんそれはかなり疑わしいのだが...。さあ、この一連の状況を最初に紐解く政党はどこになるのだろう。城井崇衆議院議員(民主党)の5月28日の衆議院文教科学委員会での第一声。「大臣はBlogというものをご存知ですか?」政治的にはまったくもって阿呆な質問だが、案外今回の状況を現していたのかも知れない。

何故 livedoorBlog を選んだのか?

レコード輸入権問題について、ネット上で情報収集しているうちに、Blogの有益性を知りました。以前からこうしたサイトが増えていることは知っていましたが、ホームページを作れない人用の日記サイト程度の認識しか無かったのが恥ずかしい。(^_^;

livedoorBlogを選んだのは、用意されているBlogテーマ(デザイン)が気に入ったのが第一の理由ですが、レコード輸入権問題について先頭に立って反対声明を出した高橋健太郎氏や藤川毅氏が、livedoorBlogを使用してたってのも大きいかも?(笑)

高橋健太郎氏のBlog
http://blog.livedoor.jp/memorylab/

藤川毅氏のBlog
http://blog.livedoor.jp/dubbrock/

DETCH-UP SQUARE BLOG 試験運用中

ファイル 160-1.php

DETCH-UP SQUARE BLOG を試験運用します。
公開は6月1日。それまでにBlogの使用法を理解し、
基本カテゴリーの構築を行っていきます。