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記事一覧

DVDメディア粗悪品

52438ed4.jpgごく普通に売られている台湾製のDVD-Rメディア。粗悪品の混入率が異常に高い。値段の安さに釣られてつい買ってしまったのだが、実際に使ってみたらどうしようもないシロモノ。かなり後悔した。CD-Rメディアが出回り始めた頃も、海外産メディアに粗悪品が多いことが指摘されたが、実害は少なかった。CDの場合、エラーが多いとそれは音質劣化となって現れるのだが、聴感上は音がこもる程度なので耳の悪い人には判らない。アナログ録音と異なりデジタルではS/N比が良いのでそここそ満足出来てしまったりもした。音声以外のデータが消えたり読み取れなかったことも無かったように思う。ところがDVD-Rの場合はそうはいかない。エラーは即、画面上のノイズになって現れる。アナログデータではないので映像同期が乱れるようなことはないのだが、画面が次のシーンに飛んでしまったり、モザイク状(ブロック状)のノイズが画面内に現れる。映画やドラマなどを見ていた場合、これでは興冷めだ。ドライブとの相性が悪いのかと考え、いくつか試してみたが結果は変わらなかった。次にDVD-Rメディアを購入した際、パッケージを開けた直後に盤面を観察すると無数のゴミと塗布物質のムラを次々に発見。こりゃひでぇ~モノを売ってる。50枚入りのケーキをゴミ箱に捨てた。いくら値段が安くても期待される機能を果たせないのであれば全くの無駄だ。現金をゴミ箱に捨てたようなもの。騙された。こうした製品は全国の有名電気店やディスカウント店で当たり前にかつ大量に売られている。質が悪くても期待される機能を果たしていれば価格相応なのだから問題はない。しかし、この場合、消費者が期待するであろう機能は全く果たしていない。製造しているのは台湾のメーカーだが販売しているのは日本の会社だ。消費生活センターは機能しているのだろうか。台湾メディアにすっかり懲りてしまった私はその後、国産品の雄、太陽誘電のメディアを愛用している。価格は3倍以上だが事故は今のところゼロ。製造自体の歩留まりも当然良いのだろうが、出荷製品のチェックも厳密なのだろう。そこにコストがかかってるとしたら製品の性質上、価格が高いのも止むを得ない。貧乏人には辛いが仕方がない。