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最安価USBオーディオ体験

f4c731b1.jpg携帯音楽プレーヤーよりもパソコンで音楽を聴くことが多い。ところが、ビジネス向けの低価格ノートパソコンに搭載されてるオーディオアンプは貧弱だ。それを手軽に回避するのがUSBオーディオアダプター。S/N比やダイナミックレンジが劇的に改善される。アダプターは内外のメーカーから多数発売されていて、音質も価格相応だが、最低価格帯の商品でも、とりあえずオーディオマニアではない普通人が音楽を楽しむのなら十分な音質になるのがUSBオーディオの良さだ。導入しなきゃ損。私は以前からクリエイティブメデイア社のアダプターを愛用していたが、訳あってさらに安価で小型のアダプターが必要になり、エアリア社の「響音3. (きょうおん3ドット)を¥1980で購入して試してみた。

http://www.area-powers.jp/product/usb_product/product/kyo-on/u1sound-m3.htm

結果はこれで十分。意外な裏機能もある。ノートPCでMP3を聴く人は必携だ。使い方はUSB端子に接続するだけ。XPならば搭載ドライバで音が出る。付属の擬似5.1サラウンドドライバとソフトをインストールすれば、他社上級製品に付属するソフトのようにサラウンドの音像調整やらヴァーチャル音響調整も可能になる。裏機能というのはリダイレクト機能。付属ソフトでは出来ないのだが、同じハードウェアを海外で販売しているASOUNDというメーカーのドライバ

http://www.asound.com/ProductDetails.asp?ProductClass=32&id=388
(画面右下にダウンロードリンクあり)

をインストールすると録音プロパティにWAVEの項目が追加される。この製品、マイク入力はあってもライン入力はないので、外部からライン入力は物理的に不可能だが、このドライバをインストールするとパソコン内でのリダイレクトが可能になる。例えばこれで再生中のネットラジオの音を録音したりも出来る。ネットラジオの録音は他に方法もあるが、この方法ならば使い慣れたオーディオ編集ソフトでも録音できるので便利。外部マイク入力を併用すれば、1台のパソコンでMP3を再生しながらトーク(喋り)をミキシングそれを録音可能。貧弱なビジネスノートPCに¥1980でこれだけの機能が追加できるのであれば、十分にお買い得ではないだろうか。