(長文・ネタバレ注意)
●アバンタイトル
ユーフェミア「あなたという日本人という代表がいるからこそ、みなさんはここを信
じられるんですね」
スザク「いいえ。皇女殿下自らの宣言があったからでしょう。感謝しています。本当
に」
ユーフェミア「私の方こそ、これからも色々と助けて下さいね」
ユーフェミアによる突然の「特区日本」設立宣言に動揺したのはルルーシュだけで
は無かったようで。やはりと言うか、内政省ぐるみでNACからの利益供与を受けて
いた訳ですな(笑)。ダールトン将軍の捜査により、一網打尽にされてしまいました。
一方、行政特区「日本」建設予定地で、申請者達の行列を見ていたスザクとユーフ
ェミア。「特区日本」への参加申請者は20万人を越えたそうで。
あれだけ激しくレジスタンス活動をしていた上、シンジュクやサイタマであれだけ
非道なことされている割には、やけにあっさりと信じてしまって良いんだろうか?
…という気がしないでも無いですが、やはりそこはユフィの人徳でしょうか。
●核実験中
ニーナ「ユーフェミア様の言う事なんだから、私も…」
明日に控えた行政特区「日本」開設記念式典。その光景は全世界に中継されること
に。その斬新な発想……って、一国二制度とか、そのようなことが無い世界だからで
しょうね。
そんな報道を聞いていたニーナは、ユーフェミア様が言うことだから、と自分を納
得させている様子……って、そのケーブルがたくさんつながったサザーランドは何で
しょうか。^^;;;;; 核兵器製造中?
●公の立場故
シュナイゼル「ユフィの今後を受け入れたのも、公の立場としてかな?」
コーネリアと通信で会話しているシュナイゼル。
ユーフェミアの特区構想により治安が安定すると言うシュナイゼルに対し、コーネ
リアは個人的には反対している模様。
ユフィの今後って……スザクのことかと、この時は思ったのですが。
●不協和音
ディートハルト「黒の騎士団と違って、特区日本にはリスクがありませんしね」
ラクシャータ「それに、由緒正しいお姫様と、正体不明の仮面の男じゃ、どうみても
あっちの方が」
(中略)
ヴィレッタ「あそこなら、ブリタニアとか、イレヴンとかいう縛りとは関係無いし」
特区日本への対応を巡ってキョウトでも意見は分裂。式典参加の要請を受けた桐原
公は特に、サクラダイト採掘に絡んで地位を約束されているとの疑惑まで。
案外、内部の結束が無い連中です。
そして黒の騎士団。幹部の数が増えすぎて、本部のワゴン車の中が満杯になって来
ている気がするのは多分気の所為ではありません。
特区構想により支持者だけでは無く、団員までも特区に参加する者が出て来た黒の
騎士団。正体不明の仮面の男も一応王子様ではあるんですけどね。
平等なんて、口だけで信用できないというカレン。朝比奈が即座に賛成。以前、朝
比奈がカレンのことを認めているような描写がありましたが、案外フラグが立ってい
るような。
ところで……やっぱりヴィレッタとやっちゃってましたか、扇。
すっかり女のお陰で骨抜きです。黒の騎士団毎特区に入ろうなどと提案。
普段は弱気な扇なのに、こういう時だけやけに強気なのが何とも。
特区に参加すれば武装解除、しかし参加しなければ自由と平等の敵となる。
結局、黒の騎士団の幹部達だけでは方向性を決められないのでした。
●こんな日にもお買い物
貴族「もう平等になった気か? 下の者は大人しく、上に従っておれば良いのだ」
ルルーシュ「確かに、それが副総督の博愛。その正体だ」
貴族「何だお前は?」
ルルーシュ「そうやって上から見下ろすのは、さぞや良い気分だろうな」
(中略)
シャーリー「(イレヴンを助けた? ゼロなのに。いえ、ゼロだから? だったら、
どうしてユーフェミア様と一緒に。駄目。深入りしたら危ないかも)」
みんなが悩んでいる前日に当のルルーシュが何をしていたかと言うと……リヴァル
とお買い物ですか。しかも、その後はシャーリーとも買い出しの約束が。
ルルーシュの行動は、最近リヴァルに付き合い悪いと言われていたのと、シャー
リーのことを気にして……としか思えません。マメな奴だ。
そんな時、街中で特区への支援を呼びかける署名活動をしていたイレヴンの女性を
杖で打ち据えている貴族を見かけたルルーシュは、護衛をギアスで帰らせてしまい、
貴族もギアスで人知れず死ねと命じようとする。しかし、リヴァルが割って入ったた
めに「失せろ」と言っただけに終わる。
そんなルルーシュ=ゼロの姿を見ていたシャーリーは、ゼロに深入りしては危険だ
と感じる。ルルーシュのことは忘れても、深入りするのは危険だということは覚えて
いるのかシャーリー。
●降伏勧告
ダールトン「NAC、いや、テロリストの間ではキョウトという名称らしい。明日の
式典後解散して富士を出ろ。無血開城するならば、司法取引の話をしても良い」
桐原「む…」
ダールトン「当然、黒の騎士団への援助は終わりだ。明日、ゼロが来る、来ないにか
かわらず、これであの男の敗北は確定した」
富士のサクラダイト鉱山で、桐原公にNAC=キョウトに解散して富士鉱山から出
るように言うダールトン。搦め手から攻めるとは、どう見ても武人にしか見えない
ダールトン将軍にしては極めて真っ当な策。というか、クロヴィス時代があまりに融
和的だったということでしょうが。
でも、黒の騎士団自身は既に最早キョウトは必要としていないかも……。
●過去形
ナナリー「又会いたいなんて我が儘は言いません。お兄様とユフィ姉様に迷惑がかか
りますもの」
ルルーシュ「ユフィのこと好きかい?」
ナナリー「ええ。お兄様だって好きでしょう?」
ルルーシュ「ああ。好きだったよ」
クラブハウスに戻ってきたルルーシュを出迎えたナナリーとくのいち(違)咲世子
さん。結局、シャーリーは待ち合わせ場所に現れなかったらしい。
ルルーシュがユフィ絡みで悩んでいることを敏感に察したナナリー。
ルルーシュがユフィのことを「好きだった」と過去形で語っているのが何とも。
●記念式典会場
リポーター「こちら、行政特区日本開設記念式典会場です。会場内は既に沢山のイレ
ヴン、いえ日本人で埋め尽くされています。会場の外にも入場できなかった大
勢の日本人が集まっています」
記念式典当日、スタジアムを埋め尽くした日本人。放送でも一応、「日本人」と言
い直しているのが何とも。
ところで桐原公だけで無く、内政省事務次官まで座ってますな。ダールトン将軍、
取りあえず混乱を避けて、内々の処分で全て済ませようということでしょう。
記念式典の映像を見ながら、ゼロが現れるはずが無いと言っている中華連邦とEU
中央会議。どうも黒の騎士団のデータを入手しているようですが、ゼロ=ルルーシュ
だというのは、案外みんな知っている情報なのかも。
●現れたゼロ
ゼロ「ユーフェミア・リ・ブリタニア。折り入ってお話ししたいことがあります」
(中略)
リポーター「大変なことになりました。あのゼロが、堂々と姿を現しました。今、
ユーフェミア殿下の指示で、G1へと向かいます」
式典開始時間になり、ガウェインに乗り姿を現したゼロ。
ダールトン将軍は勝ちを確信。そして桐原公はゼロの正体が知れたら全てが終わる
と感じる。
取りあえず、見たことも無い、空飛ぶナイトメアでやって来たことよりも「ゼロが
来た」と言うことの方がマスコミ的には重要なんですな。
ゼロはユーフェミアに二人だけでの会談を要求。二人はG−1で会談することに。
金属探知器の検査の結果、特に武器は持っていないことが明らかとなったゼロ。
ユーフェミアは、スザクのせめて自分だけでもとの言葉に「私を信じて下さい」と
言うのだった。
●全軍待機中
藤堂「その真意がわかっているからこそ、全軍を四方に伏せてあるのでは?」
扇「断定は危険です」
藤堂「ディートハルトやラクシャータまで待機させた。ゼロは、恐らくユーフェミア
を…」
会場を見下ろす山の上。黒の騎士団の紅蓮弐式、月華、無頼部隊が待機中。
いつまで待機していれば良いのかといらつく玉城。
扇はブリタニアの真意を確かめてからだと言うが、藤堂は真意が判っているからこ
そ、全軍を待機させているのだと言う。
●悪人が自分の計画をぺらぺらと喋ったら負け
ルルーシュ「この式典は世界中に中継されている。そこでブリタニアの皇女である君
が僕を撃つ。どうなると思う?」
ユーフェミア「暴動になるんじゃないかしら」
ルルーシュ「ああ。だまし討ちされたとなれば、ゼロは殉教者となり、君の信望は地
に落ちる」
ユーフェミア「何巫山戯てるんですか? 私と一緒に日本を」
ルルーシュ「上から一方的に押しつけるのなら、クロヴィスと同じだな」
ユーフェミア「え?」
ルルーシュ「もう全ての条件はクリアされた。ゼロは生死を彷徨い、奇跡の復活を遂
げ、たたえられる。人は理屈ではなく、奇跡に弱いものなんだよ。さぁ、受け
取りたまえ」
ユーフェミア「はぁ?」
ルルーシュ「メシアは一人で無ければならない。君が偽物だと判れば民衆は。う…」
G1の動力を落としたゼロ=ルルーシュは、セラミックと竹を利用したニードルガ
ンをユーフェミアに向ける。ルルーシュが撃たないと確信していたユーフェミア。も
ちろんルルーシュは撃つつもりは無く、ユーフェミアに式典中に自分を撃たせるつも
りであると語るのだが。
その頃、ガウェインの側に人影を見たような気がするスザク。
その様子に気づいたC.C.は、スザクに何か質問しようとする。
しかし、C.C.は突然、苦しみだす。
そしてルルーシュも同時に左目を押さえて苦しむ。
C.C.を心配して触れたスザクはあるビジョンを見るのだが。
……ええと、ギアスの力があるとはいえ、ルルーシュが自分の計画をその対象者に
対してぺらぺらと喋る意味が全く判りません(笑)。ユーフェミアが「はぁ?」と反
応するのも当然。
自分が撃たれても絶対に死なずに「奇跡の復活を遂げる」と堂々と語れてしまう自
信過剰なルル様が素敵すぎます。
しかしこんな風に自分の計画をぺらぺらと喋るのって、悪役が正義の味方に向かっ
てだよなぁ……。
C.C.が「まさか、もう…」と言った意味はすぐに判りますが、スザクがC.C.に触れ
た時に見たビジョンにマリアンヌ様が。こんな所でルル様の母上が出て来るとは、ぢ
つはルルーシュの母親の暗殺は、単なる皇族の間の継承権争いでは無い事情があるの
かも。
●全ては丸く収まる筈が…
ルルーシュ「止めろ! これ以上俺を哀れむな。施しは受けない。俺は、自分の力で
手に入れてみせる。そのためにも汚れて貰うぞ。ユーフェミア・リ・ブリタニ
ア」
ユーフェミア「その名は返上しました」
ルルーシュ「あ…」
ユーフェミア「いずれ本国より発表があると思いますが、皇位継承権を返上しまし
た」
ルルーシュ「何故…。まさか、ゼロを受け入れたから」
ユーフェミア「私の我が儘を聞いて貰うのですから、それなりの対価は必要でしょ
う?」
ルルーシュ「ずいぶんと簡単に捨てられるんだな、君は。俺のためだとでも言うの
か」
ユーフェミア「相変わらず自信家ね。ナナリーのためよ」
ルルーシュ「う…」
ユーフェミア「あの子言ったの。お兄様と一緒に居られれば、他に何も要らないっ
て」
ルルーシュ「そんなことで」
ユーフェミア「そんなことで決心がついちゃったの。私にとって、本当に大事なもの
は何だろうって。だからルルーシュ。私は本当の本当に大切なものは、一つも
捨てていないわ。安心して。あなた達のことは誰にも…」
ルルーシュ「ふ、フフフフフ…。コーネリアは?」
ユーフェミア「別に会えなくなる訳じゃ」
ルルーシュ「馬鹿だよ。君は。大馬鹿だ」
ユーフェミア「そりゃあ、ゲームでも勉強でもルルーシュに勝ったことは一度もあり
ませんけど」
ルルーシュ「しかし、無茶なやり方なのに、結局全てを手に入れてしまう。考えてみ
れば。君は何時も副総督や皇女殿下である前に、ただのユフィだったな」
ユーフェミア「ただのユフィなら、一緒にやってくれる?」
ルルーシュ「君は、俺にとって最悪の敵だったよ」
ルルーシュ「君の勝ちだ。この行政特区を活かす形で策を練ろう」
ユーフェミア「え…」
ルルーシュ「ああ。部下になる訳じゃないからな」
心配するユーフェミアに施しは受けないというルルーシュはギアスの力を使おうと
するが、ユーフェミアが皇位継承権を捨てたということを知り衝撃を受ける。
ナナリーのためだというユーフェミア。彼女が立場以前にただのユフィとして、自
分の一番大切なものを手に入れようとしていたことを知ったルルーシュは、彼女に敗
北を認め、行政特区を活かす形で策を練り直すことにして握手するのだが……。
結局のところ、目的を達成するためなら行動の影響を考えない思い切りの良さ、自
分の地位に対する執着の無さという点で、ユーフェミアはルルーシュに勝っていた、
ということでしょうか。
「最悪の敵だったよ」と、ここでも過去形になったかと思ったのですが……。
●うっかりギアス発動
ユーフェミア「脅されたからって、私がルルーシュを撃つと思ったの?」
ルルーシュ「ああ。違うんだよ。俺が本気で命令したら、誰だって逆らえないんだ。
俺を撃て、スザクを解任しろ。どんな命令でも」
ユーフェミア「もう。変な冗談ばっかり」
ルルーシュ「本当だよ。例えば、日本人を殺せって言ったら君の意志とは関係無く」
ユーフェミア「え…嫌、私は、嫌、殺したくない。嫌…うう…」
ルルーシュ「まさか…」
ユーフェミア「そうね。日本人は殺さなきゃ」
握手した後で、自分のギアスの力について説明しようとするルルーシュは、自分の
意志とは関係無しに、ユーフェミアにギアスの力をかけてしまう。しかも、「日本人
を殺せ」という最悪の命令を……。
ユーフェミアはルルーシュが取り落としていた銃を拾い、会場へと駆けて行く。
マオの話、やっぱりルルーシュの末路の伏線でしたか。それにしても、よりにもよ
って「ついうっかり」、最悪の命令をあり得ない人物、しかもそれを行わせることが
出来る人物にさせてしまうとは、情け容赦無いシリーズ構成ですね。
# ご都合主義とも言う。
ユーフェミア、それでも少しは命令に逆らおうとしただけ意志が強いのかな。
●血染めのユフィ
ユーフェミア「日本人を名乗る皆さん。お願いがあります。死んで頂けないでしょう
か」
(中略)
ユーフェミア「えーと、自殺して欲しかったんですけど、駄目ですか? じゃあ、兵
士の方々、皆殺しにして下さい。虐殺です」
(中略)
ユーフェミア「ごめんなさい。でも日本人は皆殺しにしないといけないの。さぁ、ブ
リタニアの皆さん!」
(中略)
ルルーシュ「これは…俺のギアスが…」
老婆「ゼロ…私たちを…日本の…救世主」
ルルーシュ「止めろ…私は救世主じゃ、メシアなんかじゃないんだ」
老婆「希望…あなただけ…」
ルルーシュ「止めろ…俺に押しつけるな。罪を償えと、背負い込めと言うのか。俺
が」
式典会場へと戻ってきたユーフェミアは、日本人に死んでと呼びかけ、続いてブリ
タニア兵士達に日本人を皆殺しにするように命令する。止めようとしたルルーシュ=
ゼロ。スザク達は(C.C.により)気絶しており、自身は警護兵に制止されてしまう。
そして自らニードルガンで日本人を射殺したユーフェミアは、止めようとしたダール
トン将軍を銃で撃ってしまう。
再度、ユーフェミアから命令されたブリタニア兵士達は、スタジアム内の日本人の
虐殺を始めるのだった。そしてユーフェミア自身も自動小銃で日本人を虐殺するのだ
った。ルルーシュは自らのギアスが引き起こした惨劇に恐怖する。
無邪気に日本人に死んでとお願いするユーフェミアが素敵すぎます。
血染めのユフィって、ユフィ自身が撃たれるものかと思ってましたが、まさか自分
が日本人を虐殺しての返り血だなんて、誰が想像し得たでしょうか。幾らルルーシュ
でも、そんな命令は出すとは思えませんでしたし。
でも一番悪いのは、ユーフェミアでもギアスをうっかり使ってしまったルルーシュ
でも無く、そんなあり得ない命令を皇族から言われたからって素直に聞いてしまうブ
リタニア兵士達だと思うのですが……。
ところでスタジアム内はぎっしり日本人で満席だったと思うのですが、虐殺が始ま
った瞬間に人口密度が急に減ったような。
●それぞれの反応
ディートハルト「(どうやってこの状況を作ったのかは判りませんが、計画以上の策
略ですよ、ゼロ」
(中略)
ルルーシュ「俺はギアスはかけていない。いや、かけたつもりは無かった」
C.C.「(そうか、やはりさっきのは)」
ルルーシュ「判っていて俺は契約した。これがやばい力だということ位。なのに!」
(中略)
ブリタニア皇帝「フハハハハハハ! あ奴、やりおったか!」
シュナイゼル「あ…何だこれは」
(中略)
神楽耶「今動かずして、何のためのキョウトか!」
スタジアムからの脱出途中、重傷を負ったダールトン将軍と出会ったゼロだが、無
事にC.C.と合流。ダールトン将軍にギアスかけていたりしそうです。
ディートハルトとラクシャータは、テレビ局の映像をハッキングして虐殺現場を世
界に生中継(元のカメラ切れば良いと思うのですが)、放送中断後はネットにアップ
ロード。
ディートハルト、虐殺が起きていることには何の感想も無いようで。あんたこそが
カオスの権化だよ。
ガウェインの機体の中で、ルルーシュがギアスの力をオフに出来なくなったことを
知るC.C.。
ブリタニア帝国では何故か皇帝陛下が高笑い。ルルーシュがここまでやったことを
喜んでいるのかな?
シュナイゼル……。有能だけど、実は予想のつかないことには対応出来ないんじゃ
……。やはりクロヴィスの兄様(顔似てるから母親も同じ?)。
富士から脱出しようとするキョウトの人達。保身ばかり考える大人達と異なり、神
楽耶は一人、毅然とした態度。今動かずして、と神楽耶が言っているところから考え
ると、漸く表に出て来るのかな? …もう第一部完間近ですが…。
●ユフィ抹殺命令
スザク「ユフィが虐殺命令なんて、出すはずがない。何としても探し出す。ユフィ
を!」
(中略)
ルルーシュ「ああ。こうなったら、ユーフェミアを最大限に利用するしかない。それ
が、せめてもの」
(中略)
ルルーシュ「黒の騎士団総員に告げる。ユーフェミアは敵となった。行政特区日本は、
我々をおびき出すための卑劣な罠だったのだ! 自在戦闘装甲騎部隊は、式典
会場に突入せよ! ブリタニア軍を壊滅し、日本人を救い出すのだ! 急げ!」
(中略)
スザク「絶対、絶対にユフィを」
ルルーシュ「見つけ出して、殺せ!」
アヴァロンに戻り、ユフィを探すためにランスロットで出撃するスザク。
一方ルルーシュは、目の前に現れたブリタニア軍をパドロン砲で一掃し、状況を最
大限に利用するため、黒の騎士団に式典会場への突入を命じる。
ルルーシュはユーフェミアを見つけ出し、殺すつもりでいた。
こうなったらルルーシュがユーフェミアを殺す以外の道は無いでしょうね。それ故、
スザクとルルーシュは永遠に敵同士に…。
その前にスザクとユーフェミアが出会って、スザクがユーフェミアを「生きろ」と
いうギアスの命令故に殺してしまうという線もありそうですが…。
●次回予告
ルルーシュ「誰が作り出した。この状況を。誰の罪だ。この惨劇は。誰が望んだ。こ
の戦いを。誰のものなんだ。この世界は。ああ。判っている。だかしかし、そ
れでも俺は」
STAGE 23「せめて哀しみとともに」
本当はSTAGE24、25があるのですが、アニメ誌等の情報では後日放送となるようで
す。次回予告を見る限りではかなり展開が早そう。ゼロの独立宣言で取りあえず一区
切り、ということかなぁ。
それにしてもユフィ、もう死亡しか無いのかな……orz