fj.rec.animationに投稿した記事の元になった文章です。やはり、一度観ただけで感想書くと、色々勘違いしてますね。…と速報版と比べつつ思います。
CCSF News - かしまし 〜ガール・ミーツ・ガール〜
総評
- 原作#2「少女は少女であることを自覚した」、#3「初めての…」、#5「はずむの心」、#6「やす菜の目に映る者(次回のタイトルですね)」、そして今回のサブタイトルになっている#7「少女三角形」から個別のエピソードを寄せ集め、大胆に再構成したお話です。
- 原作#2「少女は少女であることを自覚した」にあるやす菜のはずむへの逆告白と、#3「初めての…」のとまりがやす菜への牽制を主軸とした話なのですが、やす菜とはずむが急接近していく過程、それを見てやす菜とも良い関係であろうとしつつも苛々が募り、もう済んだ話となっている筈のやす菜がはずむを振ったという事実を蒸し返してしまう過程、それぞれをアニメオリジナルのエピソードを盛り込みつつ丁寧に描いているのが好印象。
- 今回はとにかくとまりちゃんです。はずむに関しては自分の方が上だとやす菜を牽制したり、大した用も無いのにはずむに会いに来たり、果ては良い所で邪魔をして後で落ち込んだりするとまりちゃんが最高です。
- この辺りの多くはアニメ版で追加された部分なのですが、スタッフのとまりちゃんに対する愛情の大きさを伺わせます。
- 次回で第1巻の話は終わると想われますが、次回もどんな話に仕立ててくるのか楽しみで仕方がない。
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(長文・ネタバレ注意)
間接キス
やす菜「半分こ」
- 冒頭、校舎屋上の花壇。雨だというのに二人仲良く茄子の世話をしているはずむとやす菜。…最早、花壇ではありません。^^;;;;
- 苺なんて作ってたんですか。露地ものだとすると、季節は5月〜6月。後のシーンのカラオケボックスでは2006年6月となっていましたので、今は梅雨の6月ということなんでしょう。第1話では桜が咲いていた上コンビニではお花見フェアと出ていたので明らかに4月上旬、第2話で1週間余りが経過、第3話がその翌日から2日経過程しているのですが(新人戦の話をしていたので、5月に入っているかもしれません)、前話から一気に1月以上時間が経過しているようです。作中で一切そのことが語られていないので分かり難いのですが、草木と気象で時間経過を現しているようです。
- 酸っぱいけど美味しいいちご。自分が半分食べてから、はずむに食べさせちゃったりなんかするやす菜。思いっきり間接キスの筈ですが、はずむは全然気にしていない様子なのが何とも。口がアップになるのが印象的です。
- 屋上の扉の向こうでそれを見ていたとまり。二人に声をかけられずに去ってしまいます。……ということで、タイトル通り泥沼少女三角関係話の始まり、始まり。ちなみに、このエピソードはアニメオリジナルだったはず。
今週の並子先生
並子「(いけない。あたしは聖職者。神聖なる学舎でこんな想いにかられるなんて。けれど、けれど恋は誰にも止められない。きゃんとすとっぷふぉーりんらぶよー!)」
- ファンの間で無くても良いとの評判が今もって消えない並子先生のギャグパート。今週は階段落ちです。
- 波子先生は副担任として赴任して来た宇宙仁さんに早速ベタ惚れですか。この前の宇宙人にそっくりだと思わないのかな。
潜入教師
宇宙仁「ご紹介にあずかりました、宇宙仁です。このクラスの副担任になりました。生物を担当させて頂きます。よろしく」
- …という訳で、副担任として宇宙仁(そらひとし)先生が赴任して参りました。この姿だと普通に美形です。ところではずむの親戚だと言う必要はあるんだろうか? 原作#6のエピソードですが、黒板の名前にふりがながついているのはアニメオリジナルです。
普段通りの生活を続けてくれって言われても
柳本「やっぱ駄目か。何か変なこと言っちゃったかな、俺」
夏子「ううん。そういう訳じゃ。ただ…」
柳本「ただ?」
夏子「あの子凄い奥手だから」
- 廊下で、副担任として潜入した宇宙仁に、困るよと言うはずむ。
- 学校という閉鎖空間を観察するのにはこの方が良いと思ってなという宇宙仁。それは兎も角ジャン・プゥは来ている意味は無いような気がします。見えていないし正体もばれないから、普段通りの生活を続けてくれってそれは無理。
- そんな廊下で前回も登場した吹奏楽部の柳本先輩と亀山夏子が登場。
- やす菜のフルートを乗せてセッションをしたいと柳本先輩が頼み込んでいます。
- 先輩はともかくとして、夏子が先輩のために一肌脱いでいる形となっているのは、人を寄せ付けないやす菜のことをそれだけ心配しているということなのかな。やす菜が凄い奥手だというとを気にしている風でもあるし。
- 先輩も夏子もアニメ版オリジナルキャラだったなので(少なくとも1巻には出て来ない)、夏子にも事情があったりすると良いな。
- 夏子からもお願いされたにもかかわらず、やす菜はやっぱり自信無いからと断り、その場にいたはずむを誘い図書館に行ってしまいます。その辺、全く遠慮がありません。この様子みて、実は元は男だったはずむのことが好きだったとか、そういうことは一切先輩達は考えないんでしょうか。
- 原作通り宇宙仁さん、やす菜の秘密に早速気付いたようで。
とまりの牽制
とまり「あいつ、何でもあたしに話してくれるからさ。凄く嬉しそうだったぞ」
やす菜「そう…」
とまり「まぁ、仲良くしてやってくれ。色々あったかもしれないけど」
やす菜「え」
とまり「あ、いや、気持ち的にさ」
やす菜「そんな、悪かったのは私だし。はずむ君に友達になって欲しいって言われて、私も嬉しかったから」
- 天候は雨故グラウンドは使えず、体育館は満杯。練習が中止ですか? と、とまりに尋ねる後輩がとても嬉しそうだったり、筋トレやると言われてもの凄く嫌そうだったりと、何だか懐かしい青春の風景。いえ、私は文化系の部活でしたけど。
- そんなとまりは、玄関口を出たところに立っているやす菜に声をかけます。
- はずむを待っていると聞いて「あ…」という表情を浮かべるとまり。きっと、はずむと一緒なのかどうか気になって気になって、思わず友達でも無いのに声をかけたのに違いない。
- はずむが自分に何でも話してくれることで自分が優位だと暗示したり、やす菜が一旦はずむを振ったことで、何かわだかまりがないかと探りを入れていたり、とまりちゃんが本当ははずむとやす菜の関係が気になって気になって仕方がないのがとっても良い感じです。
- この辺りのとまりとやす菜の攻防、アニメ版で追加されたオリジナルシーンです。
- はずむが現れると、建物の中に引っ込んだとまり。二人が仲良くしていて寂しそうだったり、後輩に声をかけられて急に「よーし、やるか!」となったり、動揺しているのがバレバレです。
心まで女の子?
はずむ「うわ〜可愛い。こういうの欲しかったんだ」
やす菜「はずむ君、お花とか、植物が好きだから、きっと気に入るかなって」
はずむ「うん。ありがとう。とまりちゃんにいくら聞いても、そこら辺で適当に買えば良いだろうって。言うんだよ。女の子の服なんて、どこにどういうのがあるのか、判らないのに」
- はずむがやす菜と一緒に帰ったのは、服を選んで貰うためだったようで。無くなったと思ったやす菜とはずむの更衣室イベントが、アニメオリジナルとなって復活したようです。いや、着替えのシーンそれ自体はありませんが。
- 女もののワンピースを見て可愛いというはずむ。本気で嬉しがっているのが、感性まで女の子になってしまったという感じで印象的です。こんな僅かな期間に? とも感じますが、上述したように前回のお話との間で1ヶ月程時間が経過しているのと、元々はずむ自身が感覚が女性に近いものがあったのと、原作ネタではありますが昔女装させられていたという要因が重なってそういうことになっているのでしょぅ。
- とまりに服のことを聞いても、そこら辺で適当に買えば良いだろうとはずむは言われていたらしい。とまり自身が女の子らしくないエピソードにも思えますが、とまり自身の私服は普通に女の子らしいので、昔から男として接していたはずむのために女の子の服を選ぶことが出来なかったという気もします。
- はずむのためにやす菜が選んだのは、若草色の花柄ワンピース。ちなみに、はずむのサイズは9号。
ペアルック
はずむ「あの人達もペアルックだね」
やす菜「きっと、恋人同士ね」
はずむ「うん」
やす菜「私達も見えないかな、恋人同士に」
- はずむはやす菜に選んで貰った服を購入、そのまま着て帰ります。
- そこまでは良いのですが、やす菜がペアルックを着て一緒に帰っているのにびっくり! 学校帰りに私服に着替えるのが夢だったそうですが。
- 服の色と柄は同じですが、胸元の飾りだけ少し違うペアルックです。
- やはりペアルックのカップルを見て、私達も恋人同士に見えないかなと言うやす菜。二人して赤くなっているのが何とも。お友達からと言いつつ、お互いに気があるのがバレバレです。
- 二人の前に、吹奏楽部の夏子が友達とカラオケから出て来ます。
- やす菜、実はカラオケに行ったことが無かったのか。カラオケが嫌いというよりは、人と一緒に何かする、というのが苦手だったんでしょうね。
- その頃、筋トレ中だったとまり。はずむとやす菜の間接キスを思い出して、もの凄い勢いで腹筋運動を始めるのが何とも。青春だなぁ。
- もちろんこの辺りはアニメ追加部分だったはず。
スペシャルバナナハニートースト注文されました
はずむ「ご、ごめん」
やす菜「ううん。二度目だね。あの時、はずむ君は未だ男の子だった。でも」
- カラオケボックスに入ったはずむとやす菜。はずむも男の子だった頃に1度しかカラオケボックスに入ったことが無いらしく、その際にはとまりは大声でロックをあゆきは演歌のメドレーを歌い続け、マイクを離さなかったそうで、二人ともらしいですね。
- 曲を入れようとして、料理を注文してしまうはずむ。スペシャルバナナハニートーストって、ここはパセラですか(多分関東ローカルネタ)。画面のバナナの文字を見て、はずむが「バーナナ、バナナ♪」と歌い出すのかと。
- 取り消そうとして、追加注文をして更に慌ててしまうはずむ。メカ音痴だったのか。やす菜、冷静にキャンセルします。
- 漸く、曲を選択したはずむ。笑い合う二人。顔が急接近して慌てて離れます。
- はずむが選曲したのは、曲は、何でも「かしまラジオ」のOPとしてかかっている「かしまし」のイメージソング「コンパス」らしいです(未だ、聞いてません)。
- 曲が始まると言われ慌てるはずむは、都合良く床を這っていたコードに足を引っかけてしまい、やす菜を押し倒してしまいます。しかも、丁度上手い具合に狭いソファの上で覆い被さる形になっているし。
- はずむにこうして押し倒されたのは二回目だというやす菜。あの時、まだはずむ君は男の子だった。でもというやす菜。今は女の子なので残念なのか、それとも女の子だから今はオッケーなのか。
- 最初、はずむを止めるように手を前に出していたやす菜は、はずむの頬に手を伸ばしてます。誘い受けだよ…。
- カラオケのエピソードはアニメオリジナルですが、押し倒されて二度目だねというのは、原作#7「少女三角形」でのエピソード。ただし、舞台は学校でした。
折れた骨
とまり「あ…。本当、やな雨」
- その頃、部活を終えて、帰ろうとしていたとまり。本当、やな雨。というとまりの傘の骨が折れて曲がっていたりするのが印象的。
女の子だから良いんじゃないの?
やす菜「何考えてるんだろう。はずむ君はもう、女の子なのに」
- 帰宅後、ベッドに寝転がりそんなことを呟くやす菜。
- 女の子になったはずむを見て嬉しそうだったのに、こんなことを言うのが意外です。前回の話からすると、はずむの顔を見ることが出来て嬉しかったけれど、同性愛には躊躇いを覚えているという印象を受けるのが、原作とは異なる部分です。外見上はともかく、本作品は普通の男女三角関係物の構図なんですよね。
今週のはずむ父
徹「良いよ、その表情。良い、良い。グレイト、エクセレント」
- 今週の無くても良いギャグシーンパート2。
- はずむが無反応なのを知ると、ワンピースの肩ひもを解いてしまうのはナイス。
- 肩ひもが解けて肩を見せたはずむは更にグレイト!
- そしてお約束でかほるお母さんにプロレス技をかけられてしまいます。
- あれ、そう言えばブラはどうしたんだろう…。ストラップレスだったり、ストラップを外せるブラをしていたとは思えないので、まさかノー(以下略)。
- もちろんアニメで追加されたシーンです。
恋愛なんか、してないよ。
宇宙仁「雨上がりの夜空。一人物思いに耽るも都少年。現少女。熱いため息。紅潮したその頬。で、誰だ。相手は」
- 今日の出来事を思い出し、顔が赤いはずむ。ああ、ジャン・プゥと宇宙仁さんは、はずむ達の想いについて無遠慮に突っ込みを入れる役所なんですね(多分)。
- はずむは、恋愛なんかしてないよと言いますが。
今度、一緒に服買いに行かない?
とまり「あ、ほら、お前、結構引きずる方だから。前のこと気にしてぎくしゃくしてないかなと思ってさ」
はずむ「あ…うん、平気。楽しかったから」
- 夜、はずむの家を訪問したとまり。借りていたCDを返しに来たそうですが、わざわざ理由作ってはずむとやす菜の様子を伺いに来たのがバレバレです。
- 部屋に上がっていかないというはずむ。宇宙先生が同居しているのは、既に規定事項なのか…。でも、あの服装だとマズイのでは?
- とまりに一緒に服を買いに行かないかというはずむ。やす菜と服を買いに行ったことを話してしまいます。はずむがやす菜と気まずくなかったかを気にする(と同時に期待しているであろう)とまり。やす菜に対してと結局同じ意味の質問をしているのですが、はずむはとまりの想いに気付かず、楽しかったと追い打ちを。この辺りもアニメオリジナルです。
もう…迷わなくて良いんだ
あゆき「お散歩」
とまり「散歩?」
あゆき「良い物よ。誰もいない時間にふらふらと歩いていると、色んなことが見えてくるから」
とまり「か、帰る!」
あゆき「選択肢は二つしか無いの。舞台に上るのか、降りるのか」
- アニメ版オリジナルシーンです。何時もの橋の上で何事か考えているあゆき。学校の昇降口でのとまり達の会話を立ち聞きしていたので、そのことを考えていたのでしょう。
- コンビニで何時ものように悩んでいるとまり。読んでいる雑誌は「電撃少女」ちなみに裏表紙はネコのツボ ミ毛ちゃんです。中の漫画は百合漫画。でも、ギャグマンガみたいですが。漫画を現実と重ね合わせてしまうとまりが何とも。
- はずむが今日、何をしていたのかを気にしていたとまり。
- 背中から声をかけたあゆきには、とまりの想いはバレバレです。
- 舞台に上がるのか、降りるのか。とまりに向けての忠告。
- さて、とまりの選択は?
傘の骨を折るとは凄い力だ
- 今日も雨。教室で昨日折れていた折りたたみ傘の骨を直しているとまり。普通、手で直せるようなものでは無いのですが。・屋上庭園に傘を持って向かうやす菜とはずむ。傘の骨を直していたとまりは勢い余って折っちゃいます。動揺してます。アニメ版オリジナルシーンです。
逆告白
やす菜「はずむ君、覚えてる」
はずむ「え」
やす菜「入学した頃のこと。あの頃のここは小さな花壇がぽつんとあるだけの殺風景な屋上だった。音楽室からここが良く見えるのよ。部活をしていて、ある時気付いたの。みるみる緑が増えていく。誰かが花壇を大きくしてる。あたしはずっと見てた。季節毎に色を変えていく木々と一緒に。その人を……その人こそ、はずむ君だった。はずむ君には、世界を美しくする力がある。誰よりも心が綺麗なんだって思ってたの」
(中略)
やす菜「聞いて貰いたいことがあるの」
やす菜「こんなこと言うのはおかしいって判ってる。言う資格も無いって判ってるつもり」
はずむ「やす菜ちゃん」
やす菜「でも、昨日一晩、ううん。そのずっと前から思っていた、考えていた。あなたのことを。はずむ君。あなたのことが好きです」
- 原作#5が元となっているシーンです。原作通りの設定ですが、屋上庭園ははずむが一人でここまで大きくしたのか。それにしても、菜園を作る位までは兎も角、僅か1年間で樹木まで植えてしまうとはやりすぎというかあり得ないです。1年で木があそこまで成長するとは思えないので、移植したんでしょうね。第1話で梅の木を植えると言っていただけのことはあります。
- そんなはずむをずっと見ていたやす菜。要するに、偶然の出来事の前から元々はずむにやす菜は気があったということですね。
- 男性を認識出来なかったらしいやす菜。でも、はずむが植えた草木と心から、はずむのことが好きになった。
- そして遂にやす菜ははずむに好きだと逆告白。
- 原作#2での逆告白エピソードがやっと来ました!! 原作だとはずむが女の子になった次の日には音楽室に呼び出し、何の前振りも無く逆告白という唐突なものでしたので、ここまでじわじわとはずむとやす菜の関係を再構築してここまで持っていったシリーズ構成には素直に賞賛を送りたいもの。
最悪だ!
とまり「最悪だ! 最悪だ! 最悪だ! あたしの馬鹿は、何やってんだ、何やってんだよ! こんなことしてどうすんだ。私は、私は…」
- 告白した瞬間、BGMが停まり、雨の音が急にします。
- 風が吹き、やす菜の傘が飛びます。傘を差しだしたはずむの胸に飛び込んだやす菜は、返事を聞く前にキスをしようとします。既成事実を作ってしまえば、後はこっちのものということでしょうか。
- 音楽室に駆け込んでいたとまり。はずむ達の行き先が屋上だと判っているのに、わざわざ音楽室の方に行ったというのは、覗き見する気満々。でも、はずむ達に接近する勇気は無いということですね。
- はずむの貞操のピンチに、思わずとまりは「はずむ!」と叫んでしまい、二人の間の邪魔を。邪魔してしまった後で、階段を駆け下りつつ、そして雨に打たれながら木の下で最悪だ最悪だ! …とずずんと落ち込むとまりちゃん。早く、舞台に上っておいで。
- キスしようとするやす菜に邪魔が入るのは原作では明日太がやって来たからとなっていますが、ここではとまりが意図的に邪魔をするという大胆な変更がなされています。こちらの方がもちろん良いです。
とまりの牽制
やす菜「ごめんなさい。でも、私は、はずむ君のことが好き」
とまり「あ」
やす菜「…好きなの!」
とまり「やす菜。お前、はずむのこと振ったんだろ」
やす菜「あ」
とまり「はずむのこと、傷つけたんだろ」
やす菜「あ…」
- とまりに声をかけたやす菜は、はずむのことが好きだと言います。
- やす菜もとまりの想いには気付いていたんでしょうね。
- やす菜にとまりのきつい一言。原作では#2ではずむが女性になった翌日、はずむにやす菜が逆告白して、その日の夕方、#3でブラ買いに行った帰りでの発言でしたが、アニメでははずむとやす菜がきちんと友達に戻ってからの発言なので、とまりの発言は今更ということに。
- 原作でのとまりの突っ込みは、読者のやす菜に対する突っ込みのそれと重なるのですが、アニメではやす菜の事情が視聴者に明かされた上での発言なので、どちらかと言うとはずむのことが好きなのに、それをストレートに出せずにいるとまりに対して「今更言うか!」と突っ込みが入ってしまいそう。いや、ここまで三人の恋愛模様を盛り上げてくるとは。原作を既読であっても驚かされっぱなしです。
次回予告
やす菜「遠い昔からそうだった。世界の半分は何時も空虚で、私は一人だった。かしまし〜ガール・ミーツ・ガール〜 次回、「やす菜の目に映るもの」想い、胸の中で」
- 遂にやす菜の秘密が明かされる予感。次回も凄い盛り上がりを見せてくれそうで楽しみ。