ラバト−メクネス 1994.10.23
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この日の朝は寝坊した。朝ご飯をいただく。とても美味しい。御飯、梅干し、味噌汁、焼き茄子の醤油、いんげんの胡麻和え...
10時半頃、バスステーションに乗せていって頂いて、時刻表を調べる。バスだと面倒なので、電車でメクネスまで行くことにした。そのままラバト中心部に行き、人類学博物館に行く。入り口が分からなくて、大通りの広場の付近をさまよったのであるが、ついに見つけて入る。発掘調査計画とその進捗状況を全国地図にして掲示してある。石器なども展示されている。ベルベル文字の彫り込まれた石碑なども展示してあった。博物館の人は説明が丁寧である。Sさん曰く、「分かっていることでもそのまま話してもらって確認するのがいいのよね」
ジャケットをホテルに忘れていたで、泊まっていたホテルに行く。カウンターに行き、文句を言うと、メイドが片づけものをしたときに、持っていってしまったのではないかと、言われる。普通、置き忘れたものは帰って来ないのが常識ではあるが、執拗にねばって、一ヶ月後にまたこのホテルに戻ってくるから、もし見つかればとっておいてほしい、という置き手紙を強引に押し付けて、後味悪く出てくる。
お昼は、お味噌汁と卵とじをいただく。
ラバト郊外にある、Rabat Agdalという駅に車で送って頂いて、列車に乗った。出発時刻ぎりぎりなので、切符を窓口で買うのも大忙しである。Sさんはホームから手を振って見送って下さった。13:26ラバト発、16:37メクネス着。
メクネスの駅を降りて坂を登る。左側の建築現場の高所から、「こんにちは!」と挨拶が飛んでくる。数十メートルも歩けば街の中央通りに出る。駅前の、線路と平行方向に伸びており、きらびやかな店が並んでいる。その大通りに宿をとって、広場のファーストフードのようなところで、ハリーラとパンを食べる。ハリーラスープが3DHというのがけっこうすごい。夜は早く寝た。
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