神風・愛の劇場スレッド第18話(1/31付) 書いた人:佐々木英朗さん
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Subject: Re: Kamikaze Kaito Jeanne #40 (12/18)
Date: 31 Jan 2000 18:34:10 +0900
Organization: Infonex Corporation
Lines: 260
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<20000130192134keitai@fa2.so-net.ne.jp>

佐々木@横浜市在住です。

<20000130192134keitai@fa2.so-net.ne.jp>の記事において
keitai@fa2.so-net.ne.jpさんは書きました。

>> 石崎です。

こんにちわ。

>> 藤森さんが帰還するまで続けて驚かす野望が(爆)。…って5月やん。

本気なら週二回のフォローペースを落とさないとネタが尽きるかも。(笑)
# とか言いながら悪乗りして長くなってるし。(爆)

>>  ちなみに第44話の記事でも書いたように、仕事の関係で金曜日の夜までフォ
>> ローできませんので、ゆっくりフォローしてやって下さい。

了解〜。

# 健全な精神を宿している人は、この先は読まないほうがいいでしょう。


>> ■第44話:妄想世界キャラの感想(その1)

>> (実は続きます)

# 妄想本編(笑)といずれは接続されるんでしょうか。
# それともやっぱり「平行世界」?(笑)

>> #で、そういう部分は佐々木さんにお任せ(核爆)。

# あらら、ダークサイド担当ですか。^^;;;;;


>> ■神風・愛の劇場「混戦編(その2)」

あちゃぁ、遂に都ちゃんが知ってしまった。^^;;;
しかし弥白も立派なストーカーに育っている様で。(笑)

元記事の末尾の記述から察しますと、この後には
「鬼畜」な展開が望まれてるんでしょうか。(爆)
前記事ではお讃めいただきましたが、そういう事であれば
弥白嬢の性格がどんどん壊れていくのはご容赦の程を。^^;
# それに悪魔に魅入られてる状態だし。(便利な逃げ)


■神風・愛の劇場「混戦編(その3)」

弥白) 「稚空さんとあんな羨ましい事をしておきながら嫌がるだなんて、
失礼な方ですね。相変わらず」
都) 「 .....そんなの ...だって」(現実から遊離中)
まろん)「都、大丈夫よ、私が後で時間をかけて癒してあげるから」
弥白) 「それより日下部さん。私のお願いの方、どうなりました?」
まろん)「どっちも嫌!」
弥白) 「では仕方ありませんわ。お二人の写真とオマケの写真。
号外でバラ撒くしかありませんね。日下部さんは好きで
なさってる事ですから平気ですわよね。でも
東大寺さんはどうかしら。"傷物" ですわね」
まろん)「 ....判ったわ」
弥白) 「まぁ、嬉しいですわ。稚空さんを諦めてくださるのね」
まろん)「そっちは嫌よっ!」
弥白) 「あら残念。では一晩お付き合い頂けるのですね?」
まろん)「一晩だけよ」
弥白) 「ええ、結構ですわ」


■神風・愛の劇場「謎の洋館編」

その夜。都ちゃんを(ちゃんと服着せて)家に送った後。
迎えの車に乗ってどこかアヤシイ山中に連れてこられたまろんちゃん。
辿り着いたのは場違いなほど立派な屋敷です。
通された部屋で待つこと数分。

弥白) 「よくいらっしゃいました」
まろん)「でっかい家ね〜」(脳天気)
弥白) 「わたくしの隠れ家ですの」
まろん)「(目立ってるって、十二分に)」
弥白) 「何かおっしゃいました?」
まろん)「何〜んにも」
弥白) 「さぁ、では早速始めましょう。こちらにいらして」

弥白がまろんちゃんを案内したのは地下室でした。
扉を開けて中に入ると鍵を閉めてしまう弥白。
鍵の音にびくっとするまろんちゃん。
ですが、部屋の内装の方がもっと驚くべき物でした。
床と壁は全てタイル張り。天井は全部が照明になってます。
部屋の真ん中には飾り気の無いベッド風の物が一つ。

弥白) 「日下部さん、こちらに横になってくださいな」
まろん)「やだ、このベッド固〜い」
弥白) 「固いかも知れませんわね。解剖台ですから」

そう言いながら手早くベルトで両手足を固定してしまう弥白。

まろん)「ちょっと待ってよ。私を殺す気なの?」
弥白) 「お約束どおりちゃんと明日にはお家へお送りしますわ。
でも、"生きて" とはお約束しませんでしたわね」
まろん)「じょ冗談よね?」
弥白) 「さぁ、どうでしょう」

そういう弥白の瞳はぼんやりと赤く光っていた。
そして彼女が手元に引き寄せたトレーの上には
冷たい光を放つメスやピンセット、そしてまろんちゃんには
名前も判らない器具が沢山。
弥白は一本のメスを手にすると、まろんちゃんのワンピースの
肩紐をゆっくりゆっくりと切り裂き始めた。

# ほらほら、言わんこっちゃ無い。
# 私に「鬼畜」なんてキーワード振るから。(爆)


>> ■覗き魔達の光景

>> ミストが選んだ写真は…

これは「選べ」という神のお告げでしょうか。(笑)
ほんじゃ、個人的趣味で。^^;;;


■黄金の手を持つ美少女

空中に浮かんでいる写真の中から一枚を手にしたミスト。
フィンに写真を投げてよこします。

ミスト)「ほら、コイツにしなさい」
フィン)「う、ん〜、まあいいわ。で何処にいるか知ってる?」
ミスト)「そこまでは知らん。と言いたいところだが、
下を見てみろ。丁度来たぞ」(お約束)
フィン)「ちょっと待ちなさいよ。犬はマズいでしょ、犬は」
ミスト)「何故だ?」
フィン)「動物は私達の気配に敏感じゃない。吠えられては近付けないわよ」
ミスト)「心配無用。あの犬は吠えんさ」
フィン)「どうしてよ?」
ミスト)「そういう訓練を受けた犬だ」

半信半疑ながら地上に降り立つフィン。
歩いてくる女の子に近づいて行きます。
と、犬が歩くのを止めてこちらを見ています。
吠えませんが唸っている様子です。

フィン)「(確かに吠えないのね)」
ツグミ)「どうしたの?イカロス?」
フィン)「(ちっ、やはり気付かれるじゃない)」
ツグミ)「変ね、急に立ち止まったりして」

ハーネスにそって手を下ろしイカロスに触れるツグミ。
イカロスの緊張が伝わってきます。

ツグミ)「誰、誰か居るのね?」
フィン)「(ったく。姿を隠してる意味がないわ)」
ツグミ)「どなたですか?」
フィン)「こんにちは」
ツグミ)「あ、こんにちは」
フィン)「あなたにお話しがあって来たの」
ツグミ)「どんな事でしょうか?」
フィン)「あなた、目が見えないのよね」
ツグミ)「ええ」
フィン)「でも私なら治す事が出来ると思うの」
ツグミ)「本当ですか?」
フィン)「ええ、もちろん」
ツグミ)「お医者様ですか?」
フィン)「いいえ。でも治せるのよ」

フィンが近寄ってきてツグミの頬に触れます。
はっきりと敵意剥き出しのイカロス。
しかしツグミが手を離さないので、その場でじっとしています。
頬に触れる手に自分の手を重ねるツグミ。

ツグミ)「あなた、人間じゃないのね」

ちょっと狼狽えるフィン。

フィン)「判るのなら話は早いわ。私は天使よ。私のお願いを聞いてくれたら
あなたの目を治してあげる」
ツグミ)「お願いって ...」
フィン)「簡単よ。私の言うとおりにすればいいの」

耳元で囁くフィン。
顔を赤らめるツグミ。

ツグミ)「そんな事、私には出来ません」
フィン)「大丈夫よ、あなたの繊細な手なら絶対大丈夫。
それに、途中まで手伝ってあげるし」
ツグミ)「でも、その、相手の方だって驚かれるでしょうから」
フィン)「平気平気、まろんは全然気にしないわ」
ツグミ)「え、日下部さん?」
フィン)「そうよ。日下部まろんを喜ばせて欲しいの」
ツグミ)「そんな、変だわ、天使がそんなこと言うはず無い。
あなた誰なの?天使って嘘なんでしょ?」
フィン)「嘘じゃないわよ。でもまぁいいわ。別にあなたの同意なんて
いらないんだから。」

頬に触れていたフィンの手がずぶずぶとツグミのこめかみに
潜っていきます。ツグミが手で払い除けようと暴れますが
もはやフィンの身体に触れることが出来ません。

ツグミ)「嫌っ!」

遂にハーネスからも手を離してしまうツグミ。
その時を待っていたかの様にイカロスがフィンに飛び掛かります。

イカロス)「ガゥッ!」
フィン) 「うわっ、何すんのよ、このクソ犬!」

フィンの手に噛み付いているイカロス。
人間以外の動物はその血に秘めた力によって邪悪な存在に
ダメージを与えることが出来るのです。
耐えきれずにツグミから手を離すフィンは退散するしかありませんでした。

ミスト)「ふふん。バカ天使にいっぱい食わせてやったわ」

フィンに背中を向けてペロっと舌を出しているミスト。
犬連れの人間は手強いと知っていたのでした。
大人しくなったイカロスをなでてやるツグミ。

ツグミ)「ありがとう、イカロス。でも」

不安げな顔を空に向けるツグミ。

ツグミ)「日下部さんの身に何か起こってるみたい」

でもそれが何なのか知る由もないツグミだった。


# ツグミは結構お気に入りキャラなので汚さない。(笑)


■楽屋オチ

ミスト)「おい、それどういう意味だ?
お前私を気に入ってると言わなかったか?」
佐々木)「言ったけど、君、悪魔なんだし汚れ役じゃん」
ミスト)「非道い、化けて出てやる!」
佐々木)「もう化けて出てるし」
ミスト)「 ...」


■神風・その他劇場

ノイン)「日下部まろんを私のものにするのはいいとして、
差し当たり邪魔者の名古屋稚空と日下部まろんの間に溝を
作らなければならんが。しかし彼と東大寺都がイチャつく
以上のインパクトが無ければ溝にはならぬだろうな。
返す返すも守備範囲の広い女に衝撃を与えるのは難問だな」

と、ちっとも要領を得ないノインだった。

水無月)「な、名古屋く〜ん、何周しましたっけ〜」
稚空) 「気にするな委員長〜」(既に現状把握が出来てない)

パキャ)「日が落ちて来たので放っておいて帰るざます」(ぉぃ)

# 青春とは体力の無駄使いの事を言う。^^;;;

では、また。

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■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
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