神風・愛の劇場スレッド第12話(1/21付) 書いた人:佐々木英朗さん
 HOME 記事一覧 前の記事へ 次の記事へ
From: hidero@po.iijnet.or.jp
Newsgroups: japan.anime.pretty,fj.rec.animation
Subject: Re: Kamikaze Kaito Jeanne #40 (12/18)
Date: 21 Jan 2000 12:41:33 +0900
Organization: Infonex Corporation
Lines: 170
Sender: nnposting@infonex.co.jp
Message-ID: <868khd$p7j@infonex.infonex.co.jp>
References: <19991227013510keitai@fa2.so-net.ne.jp>
<8547vd$mnm$2@swapw4.swa.epson.co.jp>
<854hhv$2gk@infonex.infonex.co.jp>
<20000110215701keitai@fa2.so-net.ne.jp>
<85erhf$mvl@infonex.infonex.co.jp>
<20000114010756keitai@fa2.so-net.ne.jp>
<85mkvb$vo@infonex.infonex.co.jp>
<20000117002437keitai@fa2.so-net.ne.jp>
<85ulon$2l5@infonex.infonex.co.jp>
<20000121015250keitai@fa2.so-net.ne.jp>

佐々木@横浜市在住です。

<20000121015250keitai@fa2.so-net.ne.jp>の記事において
keitai@fa2.so-net.ne.jpさんは書きました。

>> 石崎です。

おはようございます。

>>  取りあえず改ページ。作品世界が壊されても良いという人だけ読んで下さい。


>>  某所予告通り、中世編が続いたりします。

あの召還呪文(笑)を拝見して、
また時を駆けるのかと思ったら、こう来ましたか。^^;;;

>> >■神風・愛の劇場「中世編」
>>  まさに、妄想小説ならではの展開です(笑)。
>>  まさか、まろんちゃんが裸だったとは。

宜しくやる前に服を着るのは「脱がす過程が燃える」からであるという
妄信が在るので、着たままのはずは無い!と固く信じてました。(爆)

# 自分で言っときながらなんですが、全員揃うと役割を与えるのが
# また結構大変ですね。^^;;;;;


■神風・愛の劇場「水無月暴走編」


ふと気付くと窓の外から話し声が聞こえます。ベランダに出てみると
下では、まろんちゃんと稚空が何やら話しています。傍らにはノインも。
飛び下りようとして、しかし、思いとどまります。

ミスト)「別にコイツが死んでも構わんのだが、
乗り移る身体をまた探すのは面倒だしな。」

日下部家の玄関から出ていくと、一階に降りて外に出ます。

ミスト)「おい。何をやっている。」
ノイン)「おや? 水無月くん ...では無い様ですね。」
ミスト)「お前も人間に化けてる時間が長過ぎてニブくなってるな。」
ノイン)「たまたま、力を使い過ぎたところなのですよ。」
ミスト)「何の事だ?」

かい摘んで顛末を説明するノイン。

ミスト)「ふふふ。」
ノイン)「何が可笑しいんです。」
ミスト)「お前、所詮は人間の域を出ないな。理解が間違っているぞ。」
ノイン)「ほう? ではあなたは勿論すべてお判りだと。」
ミスト)「当然だ。説明してやろう。
一度起こった事象は変化などしないのだ。お前が過去で行った行為が
現在の我々に影響する事は無い。代わりにそこから新しい
時間軸が発生するのだ。平行世界という奴だな。
その後、お前は次元因果律に引かれて元の世界に戻ったのだ。」
ノイン)「では、私が見たのは夢ではない?」
ミスト)「まぁ、そういう事だな。」
ノイン)「随分と博識なのですね、ミスト。」
ミスト)「お前とは違うさ。」(本当は委員長の知識)
ノイン)「では、時空の何処かに私とジャンヌ・ダルク様が
幸せに暮らした世界が在るのですね。」
ミスト)「まぁな。(チッ、ノインを喜ばせてどうする。)」

幸せな世界が何処かにあると聞いて喜びをかみしめて
惚けてるノイン。ミストは放って置く事にします。

稚空) 「お、委員長、どうした?」
ミスト)「やぁ。(ヤバイ。作戦を立てんと)」
まろん)「いいわ。稚空が都とそういうコトしたんなら私だって。」

まろんちゃん、委員長にギュッと抱き着きます。

稚空) 「あぁっ!」
ミスト)「(よし!自制心解除だ)」
稚空) 「離れろ、まろん。」
まろん)「あっかんベ〜っ。」
委員長)「日下部さん、実は僕、ずっと日下部さんの事が好きだったんです。」
まろん)「はへっ?」
委員長)「名古屋くんへの当てこすりでも何でも構いません。
僕の思いが叶うなら。」

と言ってまろんちゃんを抱きかかえて走り出す委員長。

稚空) 「あ、コラ、待て。」

稚空はその後を追うのでした。
一方、まだ惚けてるノイン。

通りすがりのガキ)「ママ、変な人が居る。」
通りすがりの主婦)「見ちゃいけません。」

フィン)「くそっ! ミストめ、また余計な事を。」

フィンもまた(都ちゃんを抱えたまま)彼等を追っていきます。
さて、舞台変わって。学校の体育館の用具倉庫。

委員長)「やっと二人きりになれましたね。」

まろんちゃんをそっと下ろす委員長。
悪魔憑きなので無茶苦茶足が速いのです。

まろん)「あはは。冗談よね。委員長?」
委員長)「冗談なんかじゃありません。僕の気持ちはずっと同じです。」
まろん)「でも、私は ...」
委員長)「判ってます。名古屋くんが好きなんですよね。」
まろん)「 ...」
委員長)「それでも僕は日下部さんの事がっ!」

体操用マットに押し倒されるまろんちゃん。危うし!

まろん)「嫌っ!やめてっ」
委員長)「どうしてですか、名古屋くんだって
東大寺さんと楽しんだんですよ。」
まろん)「ちょっと待って。何でそのこと知ってるの?」
委員長)「さっきの話が聞こえたんですよ。」
まろん)「嘘、あなた誰なの?」
委員長)「何を言ってるんですか。」
稚空) 「だまされるな、まろん!」
まろん)「稚空!」
稚空) 「そいつはミストに操られているんだ。」
まろん)「そうだったのね。」

神のバリアーが少し復活するまろんちゃん。
でも間一髪でミストは抜けてしまっています。
そして委員長の自制心は依然、オフのまま。

委員長)「僕なら日下部さんを見捨てたりしません。」
まろん)「どうして?バリアーを嫌がらない?」
稚空) 「逃げたんだ。」
都) 「そうじゃないわ。」
稚空) 「都、どうしてここに。」
都) 「稚空を追ってきたの。委員長と同じよ。
もう自分を押さえるのは止め。」
稚空) 「ちょっと待て。もう正気のはずだぞ。」
都) 「だから、これが本心なんだってば。」

稚空のくびに手を回してしまう都ちゃん。

稚空) 「まろん、救けてくれ!」
まろん)「それはこっちの台詞よ〜」

すこし離れたところから見下ろしているミスト。
仰向けにひっくり返っています。

ミスト)「ギャははははっ。アンタ達にはそういうのがお似合いよ。
肉欲の海に溺れるがいいさ。」
フィン)「中々、順調なようね。」
ミスト)「言っとくが、お前の為にやってる訳では無いぞ。」
フィン)「判っているわ。それにしても、あの娘、よくやるわ。」
ミスト)「ふふん、あのガキも意外にテクニシャンだな。」

暫く見とれている二人?

フィン)「 ....ああ、魔王様の許に帰りたい。」
ミスト)「 ....何処かに悪魔でも幽霊でもオッケーな男はおらんかな。」

溜息をつく堕天使と悪魔だった。


# 収拾がつかない。^^;;;;;


では、また。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
■■■■ hidero@po.iijnet.or.jp ■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 HOME 記事一覧 前の記事へ 次の記事へ

 記事に対するご意見・ ご感想などがありましたら書いてやって下さい
 名前: (ハンドル可)
 E-Mail: (書かなくても良いです)

 ご意見・ご感想記入欄