SM公開講座 「壁の向こう側」

§3  窓



窓から眺める景色っていつも同じですか?


たとえ窓の外が壁だったとしてもお天気くらいはわかりますよね。


晴れた日ならなんとなく うきうき♪

雨の日だとなんだか どんより ;;


自分はなんにも変わりがないのに窓の外の景色で気分が変わっちゃうこと

も時にはありますよね

というように、変わることもあるのですから、変えることだってできるわけです。


どかぁ〜ん と落ち込んでいる奴隷の気持ちを引き上げてあげるためにはきちん

と原因を把握してしっかりと対処してあげなければならないことはもちろんなので

すが、してあげることはそれだけではないのです。


ご主人様たるもの窓の外の天気を変えられるくらいじゃなきゃいけません。

「俺はドラえもんじゃない!」 あぁ 失礼しました ^^;


でも、そんな風に奴隷の気分を変えてあげることができればいいですよね。

いくらご主人様といえども泣き崩れている奴隷に「笑いなさい」と命令しても

それは無理なことでしょう。


「泣かせるのは得意なんだけどなぁ・・・」

う〜ん それは良くわかります(笑)


ただ、奴隷が落ち込んでしまうのはそのすべてに本質的な原因がある時ばかり

ではありません。

時には理由がなんにもないのに何かに引き込まれてしまうようなことだってある

のです。

理論や理屈で納得させることが必要な時もありますが、ご主人様としての大きな

心で接してあげることで土砂降りの雨をいいお天気に変えることだってできるの

です。


ここで覚えておいていただきたいことは、力業で心を振り回さないということです。

気持ちが落ち込んでいるのは窓の外が雨だからとは限りません。

でも、窓の外をお天気にしてあげることで落ち着いて考えられる余裕が出せるよう

にしてあげることだってできるのです。

無理は禁物、そのくらいのことはわかっておられるでしょうけど・・・

ご主人様のお天気がクルクル変わってしまうようではいけませんよ ^^;


ただし、一言ご忠告しておきますが・・・

カーテンを閉めてると窓の外は見えませんから開けとくように躾ておいてくださいね。







窓を開けてちょっと空気の入れ換えをしてみませんか。


知らず知らずのうちに部屋の中の空気がよどんでいることに気がつかないことも

あるのです。

自分では気がつかないうちに何かが変わっていっていることだってあるのです。


自分が? お相手が? それとも周りが?

いえ、部屋の中の空気がです。


いつも見慣れた部屋、そしていつも見慣れた窓の外の景色。

何も変わっていないように見えますが、見慣れているからこそ気がつかなくなって

しまうことだってあるのです。

ほんのちょっとした変化、ほんのちょっとだけがほんのちょっとでなくなる前に窓を

開けて空気を入れ換えないといけません。


「いつも換気扇つけっぱなしだから大丈夫〜!」 おっと、それは失礼しました ^^;


すれ違い、聞き違い、勘違い、そんなことなら誰にでも気がつくでしょう。

でも、慣れてしまってそれが当たり前になってしまうと感じなければならない事を

感じられなくなってしまうのも事実なのです。


奴隷でいるのではなく奴隷でいられるということ。

それは奴隷でいられるかどうかへの不安ではなく、奴隷であることが当たり前の

ことになってしまわないようにということです。

窓の外がたとえ台風であっても大雪が降っていてもご主人様というお部屋の中に

守られているからこそ安心していられるんだということを忘れてしまってはいけま

せん。

忘れてしまわないうちに窓をちょっとだけ開けて心の換気をしてください (^^)


ただし、一言ご忠告しておきますが・・・

窓を開けたまま寝ると風邪をひきますからちゃんと閉めなきゃいけませんよ。