これは難物。ほとんど見ないような。
bk1で1989年1月に出た角川文庫を検索してみました。
同時にリバイバル文庫とか古典の再刊もやっているみたいですね。
文庫の構成を再編していたのかな?
久米宏の金曜チェック 第3集(角川文庫)
魔宮戦場 1 超覚醒篇(角川文庫) 竹島 将
凄ノ王伝説 2 超能力の嵐(角川文庫) 永井 豪原作 ,他
宇宙皇子(うつのみこ) 天上編 7 (角川文庫) 藤川 桂介
宇宙皇子(うつのみこ) 天上編 8 (角川文庫) 藤川 桂介
青い灯の館(角川文庫) 森 真沙子
胸いっぱいの愛を(角川文庫) 神津 カンナ
レディ・アンをさがして(角川文庫) 氷室 冴子
南フランスの恋泥棒(角川文庫) 青柳 友子
彼女のライダーズ・シック(角川文庫) 香咲 弥須子
ラストシーン(角川文庫) 岸田 今日子
マドリッドの春の雨(角川文庫) 佐藤 愛子
海狼たちの夏(角川文庫) 笹沢 左保
きみを愛するトースト(角川文庫) 片岡 義男
もっとロマンティック(角川文庫) 落合 恵子
角川文庫ランド'89の表2には、「'89愛の女流フェア」の宣伝がありました。作品は氷室冴子「レディ・アンを探して」など。これのチラシが発表チラシなのかも。
情報ありがとうございます。
『野性時代』のバックナンバー調査では、1989年3月号から「スニーカー文庫」という名称が使われるようになったようです。
3月号は2月に発売かな?
1989年1月ごろに決定ということだと思うので、その頃に出た角川文庫を重点的にチェックすれば、いつかは発表チラシに出会えるかもしれません。宝探しみたい。(笑)
角川文庫ランド'89(奥づけでは89年1月15日発行)という無料小冊子で、「角川文庫の新シリーズ<青帯>のネーミング決定」という小さな言葉ともに「スニーカー・シリーズ」の見開き紹介ページがありました。
発表のチラシなのかどうかは不明ですが、参考まで。
ボスっと言われるよりはましだと思うんですが、ジャンルに
括られるのが嫌で「俺の小説をジャンルでくくるんならコレにすれ〜」
って作者さんも確かにいらっしゃるのでやんわり理解してもらうには
横文字カタカナの方が良いのかもしれませんね。
どうも私の体には馴染まないですけど。
心の中で「黄門様っっ、印籠印籠」と思うだけにしときます。
> 時代劇がらみで「水戸黄門的」あるいは紋切り型ストーリー
> の方が社会認識させやすい気がします。
社会認識はさせやすくても「ライトノベル」と同じように「紋切り型」とはけしからん!って怒る人がいそうですね。
(特に書き手側に)
何いっているかわからなくて一見かっこよさげな横文字の方がまだ受け入れられやすいかも。
時代劇がらみで「水戸黄門的」あるいは紋切り型ストーリー
の方が社会認識させやすい気がします。
隆慶一郎、確かに時代小説の名を借りた神話ファンタジー
ですね。主人公を神がかった強さにしてるからヒロイック
ファンタジーってところですか。
時代小説だと、冲方丁が隆慶一郎の作品を百回読み返して筆写までした、っていうエピソードがSFMに載ってたような。うれしかったなあ。隆慶一郎は、江戸時代を舞台にした神話ファンタジーだとも言われているので縁が近いでしょうね。
逆に井上祐美子みたいにライトノベル的なところから出発して(ちょっとライトノベルに加えていいかどうか判断が分かれるでしょうが)中国時代小説や歴史小説書いて評価の高い人もいますから類縁関係にあるんだと思います。
山田風太郎というと「魔界都市新宿」が某忍法帖とプロットがほとんど一緒だったんで驚いた記憶が蘇ってきました。舞台が茨城か新宿か、という違いがあるくらい。
そうそう、とりこさん、一歩さんのBBS(http://146.teacup.com/ippo/bbs)の
「ツヨくないけどモ読み友募集」は大笑いでした。最高!
もったいなくてあちらには書き込めないので、こっちに感想かいておきます。
もしもミキコちゃんがうちにも来たら、よろしくね。
私もそれでOKだったりして。
2月から紀伊国屋の文庫ランキングを見ているんですが、100位以内に入ってくるのは、映像化された作品、ハウツー物、ライトノベル(グインサーガ含む)、やおい、ハーレクイン、たまーにペリー・ローダンなんですよ。……面白いというかなんと言うか。
夫=男 でした。スミマセン(^_^;)
あら〜。なんか、はなしが膨らんでますね!
(^o^)丿
「フォーミュラ・フィクション」=ライトノベル、わたしは納得できます。その分類だとハーレクインもライトノベルってことになりますけど、でも、それでOKと思います(笑)。
「読者が一定の効能を求めて消費する定型のもの」というくくりでみて、両者は同じと思うのです。
わたしもイケショーは大好きで、(というか、そもそもウチの父が好きで)剣客と鬼平はいちおうぜんぶ読んだのですが、カタルシスの安定供給の確立って点から見て、やっぱイケショーは娯楽本位だと思います。
で、それらをある種のファンタジー世界で成立させてるって点で、やっぱライトノベルと似てるなあ、って思います。
ところで、わたしも「フォーミュラ」なんたらは初耳でした。「お約束」とか「定番」「典型」とかの言葉でずっと言われてきてるのと同じかな、という気もしますが。 ちがうのでしょうか?
あと「ドン=キホーテ」ですが、わたしの中では古川日出夫とデュマってすごく似た位置付けにあります。
デュマの「三銃士」なんて、もろライトノベルっぽいですよ(ありゃどうみてもキャラクター小説ですよ〜)。
一方、古川「アラビアの夜の種族」なんて、特に後半、ホントライトノベルっぽいですし。
あと、何かを「ライトノベルっぽい」と指摘することは別に悪口目的とか作品を軽く扱うことを意図してるわけじゃないやい! そんくらい楽しーんだぞ、って言いたいんだい!
(りきせつ)
>「フォーミュラ・フィクション」って一般的な言葉なのでしょうか? 意味は?
普通に使う集団にいたんで気づきませんでしたが、確かに一般的でないかも。たぶん、英語直輸入で、まだ日本語になってないんだと思います。
というわけで調べてみると、こんな
http://encyclopedia.thefreedictionary.com/formula%20fiction
解説がありました。「毎度、同じプロット、同じストーリーの小説(創作)」という感じでしょうか。
あー、ものすごい勢いであちこちからツッコミが(笑)
>英雄系フォーミュラ・フィクション全体がそもそも似通っているという話
んー、大塚英志が『物語の体操』でいっていたような話になるんでしょうかね。
ところで、「フォーミュラ・フィクション」って一般的な言葉なのでしょうか? 意味は? なんとなくわかるけど。
検索しても大森望さん周辺の日記しか上がってこないんですが。
>ライトノベルの独自性はそれらとの差異の部分
それは何なのだろうって話ですね。
大森さんが書いていたように参照先が違うってことでしょうか?
時代劇は歴史や先行する時代劇を参照し、漫画やアニメやゲームを参照するということかな。
>時代劇と時代小説。
>全然別物のような気がします。
やっぱりそうですね。「時代劇」のほうが考証がユルいというかなんでもありというか。
>スペシャリストの帽子リンク
読書会面白そうです。出られないけど。いいなぁ。
>『ドン・キホーテ』がラノベっぽいと思ったのも、さもありなんという
>気がしてきました。『スレイヤーズ』とか『東京忍者』(古!)みたいな。
ライトノベル読者を『ドン・キホーテ』まで連れて行くことは無理かもしれないけど、
ライトノベル作者は『ドン・キホーテ』あたりまで戻らないと、あっという間に縮小再生産の罠に陥る気がしますね。
読書部のページで、感想リンク集を作るにあたり、有里さんのリンク集を勝手に参考にさせていただきましたm(__)m。
ライトノベルにはとんとご無沙汰なのですが、
>時代劇だけではなく、西部劇、ヒロイック・ファンタジー、スペース・オペラなども含め、
>英雄系フォーミュラ・フィクション全体がそもそも似通っているという話なのだと思います。
『ドン・キホーテ』がラノベっぽいと思ったのも、さもありなんという
気がしてきました。『スレイヤーズ』とか『東京忍者』(古!)みたいな。
#タグ使えなかったのですね且つ、削除キー入力忘れでお手数をおかけしますが、
#↓記事は削除していただけるとありがたいです。すみません。http://uporeke.com/pukiwiki.php?%C6%C9%BD%F1%C9%F4%C2%E8%A3%B1%B2%F3%B3%E8%C6%B0
全然別物のような気がします。
特にTV時代劇は言葉遣いや設定、小物などの道具類に
対する考察が全然なっていないので(時代小説が原作
の場合軽減されていますが)同列に語られるとちょっ
と…
まあ、時代小説でもレベルの低いのはあると思うんで
すけれども。
ご無沙汰しています。
> ええと、ところで、標題のライトノベルと時代劇についてですが、つまり山田風太郎ですよね、それ。。。
山田風太郎だと、
山田風太郎/半村良→菊地秀行・夢枕獏→
で、ライトノベル直径の系譜(のひとつ)ですね。
時代劇だけではなく、西部劇、ヒロイック・ファンタジー、スペース・オペラなども含め、英雄系フォーミュラ・フィクション全体がそもそも似通っているという話なのだと思います。時代劇と類似する部分は、娯楽小説の本質であり、ライトノベルの独自性はそれらとの差異の部分にあるのではなかろうかと。
この辺、秀さんの指摘(下記URL)も興味深いです。
掲示板ログ#1〜#30までは、
http://www2r.biglobe.ne.jp/~alisato/bbs/erebbs1.htmlに格納しました。
掲示板ログ#31〜 は、
http://www2r.biglobe.ne.jp/~alisato/bbs/erebbs31.htmlに格納します。
あ、とりこさん、お久しぶりでーす。
ネットでお見かけしないので、どうしたんだろうと思ってました。お元気そうでなによりです。
>ええと、ところで、標題のライトノベルと時代劇についてですが、つまり山田風太郎ですよね、それ。。。
そうですね。(^_^)
> ライノベと時代劇の相似性って、こう、本読みには自明すぎるかんじもするのですが、いままであまり言われてなかったのでしょうか?
ジャンルミックスにかなり本を読んでいる人じゃないと、あんまり気が付かないんじゃないでしょうか。逆に気づいている人はあたりまえだと思っているから、わざわざ口にしないし。
特に「ライトノベル」はSFとファンタジーの観点からしか評論されたことがないので、「時代劇」との関連性はあまり言う人がいないような。歌舞伎との関連は大塚英志がなんかいってましたが。
お久しぶりです。ネット浦島のとりこです。
(生活に負けててすっかり放置プレイになってます。>自サイト)
ええと、ところで、標題のライトノベルと時代劇についてですが、つまり山田風太郎ですよね、それ。。。
エンタメ至上ってとこからしてまんまだと思います。
ライノベと時代劇の相似性って、こう、本読みには自明すぎるかんじもするのですが、いままであまり言われてなかったのでしょうか? 個人的には、宮部みゆきが江戸ものを書くのもそういうノリってかんじがします。
KUMIさん、情報をありがとうございます。
ホワイトハートはたまに昔の応募作が出版されたりますが、
今年からシステムが変わったので、さらに出版されやすくなたのかもしれませんね。
本が出たら、新人賞ページにも情報を追記することにしますね。
ホワイトハートの新人賞で、最終まで残っていて落ちた西門佳里さん。六月に応募作でデビューするみたいですよ。いちおう情報です〜(^^)
標準偏差の算出をありがとうございます。
統計は「平均値」ぐらいしか知らなくて、偏差値の求め方を検索してみましたが、ちんぷんかんぷんでした。_| ̄|○
5/13〜5/17の既読数分布図は、以下のようになります。
http://www2r.biglobe.ne.jp/~alisato/enqLN/item_graph0518.txt
ええと、小熊さんの表と照らし合わせると、183冊中61冊以上(要するにアンケートリストの1/3以上)を読んでいる人は、550人中102人(投票者のうちの20%)ということですね。
既読数0件の場合はカウントできないし、二重投票や分割投票はチェックできないので、あくまでも参考値ですけどね。
> http://www2r.biglobe.ne.jp/~alisato/enqLN/votesort_20040518.txt
このデータを元に集計し直してみました。
http://www.millionmeans.net/ranosugo.html
こんな感じです。
http://www2r.biglobe.ne.jp/~alisato/enqLN/votesort_20040518.txt
件数:550
項目数合計:19823
項目数最高:154
項目数最低: 1
項目数平均:36.0
になるみたいです。
あ、すみません、1行目に余計なものが入っていたのと、154冊読んだ人(最高値)のデータが2重登録されていたようなので、入れ替えました。
550回分です。
http://www2r.biglobe.ne.jp/~alisato/enqLN/votedata_20040518.txt
> 2004/05/18-00:00:00時点のデータ
上を元にちょっとやってみました。
552回分のデータで、平均冊数は36.3冊。標準偏差は28.5。これで自分の偏差値が計算で出せるようになります……が、間違ってるかも(^^;。
チェック数‐人数‐積算順位の表も作ったんですが、100行以上になるのでupできません(^^;。←アホ
2004/05/18-00:00:00時点のデータ
http://www2r.biglobe.ne.jp/~alisato/enqLN/votedata_20040518.txt
550回分の投票データです。
小熊善之 (mail) さま:
> 全回答者の平均冊数と標準偏差が統計に表示されたら面白いかと思いました。
一回の投票で何冊投票されたかはログをとっているので、全回答者の平均冊数は、
手作業で出せると思います。(CGI改造はちと難しい)
標準偏差の出し方は私にはよくわからないので、どなたかにお願いしようと思います。
キリのいいところで、個人情報を特定できない形で投票データを公表しようかと思っています。
「ラノすご どれだけ読んだかにゃ?」をやってみて116冊チェックしたのですが、私の読んだ数が多いのか周りの人が少ないのか知りたくなってきてしまいました(^^;
全回答者の平均冊数と標準偏差が統計に表示されたら面白いかと思いました。