ヒラマド プリンセスチュチュ 2003年10月10日(金)14時09分40秒
わーい、有里さんが見てくれている〜!!
再放送とか、ストリームで、今結構見られている方が増えてきたので、嬉しいです。
19話からというと、最終回までの怒涛の盛り上がりがちょうど始まったところですね。
私は猫先生のキャラに惹かれて見始めた口なのですが、知らない人にはバレエの踊りで対決?
とか、ロリアニメ?とか、少女漫画系?という印象を持たれているようです。実際、そういう
要素があっても、それ以上の大きな物語なので、色々な人に見てもらいたいのですが、
放送枠に恵まれなかったのも不幸でした。絵も話もすごく丁寧に作られた逸品なのに。
もし、DVDを買われるようでしたら、なんとかしてサントラ付きの初回限定を手に入れて
ください。単独でサントラを出して欲しいんですけど(T-T)。音楽のまとめサイトに
インデックスはありますから、その気になって大枚はたけば、手に入らないことはないことは
ないんですが……。勿体無い〜。
#あと、こちらのFAQもよく作られています。
最終回も、卵の章も、是非ご覧になってください!(言われるまでもないでしょうが(^^;)。
有里 ジュヴナイルSFとかWikiとか 2003年10月06日(月)08時27分46秒
大橋さん:
>これは高千穂さんのジュヴナイルSFへの決別ではないかと思っています。
なるほど。ジュヴナイルSFとそれ以後の若者向けSFの違いは、
漫画やアニメとの関係にありそうですね。
URLや書籍のご紹介ありがとうございます。
一応私もチェックはしているのですが、ブックマークが混沌としていて、なかなか該当のURLが取り出せなくてGoogleで検索したりしているので、具体的にアドレスを示していただけると、とても助かります。
Stellaさん:
FreeStyleWikiのご紹介ありがとうございます。
Perlベースだと思わなかったので検討対象外だったのですが、Perlで動くんですね。
サイドバーが出せたりするのがカッコイイので、使ってみたくなりました。
FSWikiLiteは機能に制限がありますが、インストールはしやすそうなので、これを試してみることにします。
Stella 有里さんの条件にあったWiki 2003年10月04日(土)15時12分24秒
Wikiも種類が豊富で、それぞれの特徴が把握できていません。
有里さんの条件だと、FreeStyleWiki(http://fswiki.poi.jp/wiki.cgi)がいいと思います。
使ったことはないので細かいところはわかりません(汗)
>Perlベースで動く
Perlが入っていれば動きます。
>なるべく導入が楽なもの
そんなに面倒ではなさそうです。@niftyにインストールするのは難しいみたい。
>日本語を明示的にWikinameにするのは、Hatenaと同じく[[]]を使う
BracketName([[]]で囲う)は使えます。
その他の整形方法(見出しや項目リストなど)はHatenaとは違います。
>バックアップ機能(データをダウンロードできるだけでも可)
普通にFTPでログインしてデータをダウンロードしないといけないみたい。
>どっちかというと自分のための情報とりまとめ用なので、できれば書き込みを
>禁止できるしかけがついていたほうがいい
管理画面に入りページ凍結すると、ユーザログインしていない人は編集不可能になります。
>できれば、アクセスログ/逆リンクの表示あり
todayslinkプラグインを使うと記録、表示できるようになります。
参考にしてください。
大橋 「スター・ウォーズ」と「宇宙戦艦ヤマト」の影響 2003年10月04日(土)10時54分00秒
> ところで【ジュヴナイルSF叢書 リスト】を見て思うんですが、1977年
> の映画「スター・ウォーズ」公開と(リストには載ってないけど)「宇
> 宙戦艦ヤマト」ブームは、なにやら影響が大きそうな気がします。
これに対してコメントを書き出すと、とても長くなるのと、いろいろ調べな
くてはならなくなるので今回はパスです(笑)。
> 追記:というような話は、三村美衣「「表現とリアリズムの変遷 ラ
> イトノベル25年史」でちゃんと触れられてました。
こちらは未読ですが、「鳩よ」マガジンハウスで斎藤美奈子さんが、
「文芸批判 L文学宣言!」(単行本化されています。)と題した特集
を組まれていて、コバルト文庫を解説しています。
ご存知だとは思いますが・・・。
大橋 異世界の勇士 2003年10月04日(土)10時32分32秒
> 私の感覚だと「ジュヴナイル」と呼べるのは〈SFベストセラーズ〉
> までで、『クラッシャー・ジョウ』も〈グイン・サーガ〉も『ダーテ
> ィペア』も「ジュヴナイル」ではない。
同感です。
だから私は高千穂さんが最後のジュヴナイルSF作家だと思っています。
で、面白いのは、「SFペストセラーズ」の『異世界の勇士』は、武部
画伯に挿絵を依頼しているのに、のちに徳間書店から出た文庫では安彦
さんに変えている。
これは高千穂さんのジュヴナイルSFへの決別ではないかと思っています。
大橋 秋元文庫 2003年10月04日(土)10時28分51秒
> ところで、もしや「空想少年」の方ですか?
ありりゃ、ばれちゃいました。別に隠していたわけではないけど。
> 秋元文庫! なつかしい! 私はユーモア少女小説が好きでした。
> いつのまにか書店でみかけなくなっていましたが、ソノラマ文庫と
> コバルト文庫にシェアを食われちゃったんですね。
当時の秋元文庫の編集長に言わせれば、「ソノラマ文庫はライバルで
はなかった」そうですよ(笑)。
ご存知だとは思いますが、秋元文庫は「miya-bon 趣味の本棚」が詳し
いです。
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Kaede/8456/
> じゃあなんて呼べばいいのかというと、答えに詰まる。「ヤングアダ
> ルト」もやっぱり違う気がするし。
> ともかく適当な呼び名がないことが、問題です。
ご存知だとは思いますが、早見さんが「ジュニア文庫博物館」でコメント
されています。
http://www.hayami.net/
有里 ジュニア小説の源流 2003年10月03日(金)08時42分32秒
大橋さん:
秋元文庫! なつかしい! 私はユーモア少女小説が好きでした。
「マリコ」とか「どっちがどっち」とか。
いつのまにか書店でみかけなくなっていましたが、ソノラマ文庫とコバルト文庫にシェアを食われちゃったんですね。もっとも、1970年後半からは、ジュニア小説やジュヴナイルのジャンルそのものが低迷化してきたというもあるのかもしれませんが。
貴重な情報をありがとうございます。
ところで、もしや「空想少年:http://www.kuusoushounenn.jp.org/」(ブックマークしてます)の方ですか?
たなかさん:
>『クラッシャージョウ』、旧丘ミキとも本文イラストありでした。
ありがとうございます!
実物が手元にないので、確認したくても出来なくて。
『クラッシャージョウ』がアニメ絵の本文イラスト、旧丘ミキが少女漫画絵の本文イラストの元祖ではないかという気がしています。
イラスト入りの登場人物紹介は、じつは秋元文庫の『マリコ』にもありましたが。
※今日の作業予定は、「小説花丸」対談の紹介ページ作成と昔のジュニア小説のイラストがいかに「萌えない」ものであったかを証明するページ作成。1日でできるだろうか……。
たなか 本文イラスト 2003年10月03日(金)01時21分05秒
はじめまして。本文イラストを確認したのでご報告にあがりました。
『クラッシャージョウ』、旧丘ミキとも本文イラストありでした。
ジュニア小説の変遷って、さかのぼってみるとおもしろいですね。
大橋 またまた、乱入 2003年10月02日(木)22時33分09秒
私もジュニア小説の源流を追いかけています。
文庫に限って言えば、子供向けの文庫がはじめて出たのは、1973年の秋元文庫
です。その当時の編集長にお会いしてお聞きした話では、まず、秋元文庫を書
店と読者に認知させる必要があった。そのため、SFの表紙は全て依光隆さん、
そして、ユーモアものはみつはしちかこさんで統一させたそうです。
そして、本棚に並んだときに目立つように黄色に赤のタイトルにした。
そして、1975年にソノラマ文庫(背は緑)が誕生し、1976年にコバルト文庫
(背は著者ごとに色分け)が誕生します。
そこからだんだん秋元文庫は苦しくなっていくのですが、それは別の話。
秋元文庫にせよ、ソノラマ文庫、コバルト文庫とも、表紙やデザインはイラスト
で内容を伝えるというより、まずは、ブラントイメージの浸透させるという使命
があったようです。
有里 RE:高千穂遥の『クラッシャージョウ』 2003年10月02日(木)19時40分49秒
>表紙も作品の一部としてプロデュースし始めたのは、1977年の高千穂遥さんの
『クラッシャージョウ』からかなと思います。高千穂さんが安彦良和さんを指
名し、これがヒットするわけです。
私も高千穂遥の『クラッシャージョウ』が、重要な作品なのは間違いないと思います。
はっきりと小説の登場人物の「キャラクターデザイン」をやったのは、あの作品が最初ですよね。本文イラストもあったと記憶しているのですが、どうでしたけ?
有里 コバルトのイラスト 2003年10月02日(木)19時35分02秒
JUMAさん:
>78年春版のコバルトカタログを持っているのですが、それは全187冊中112冊の表紙がカラーで紹介されています。
>ただ、イラストレーターの名前はありません。
貴重な情報をありがとうございます。表紙をカラーで紹介するカタログもあったんですね。
そうなると、たしかに「昔のコバルトもそれなりにイラストに力を入れていたかもしれない」ですね。日記に追記しておきますね。
ただ、今のように小説のキャラクターイメージを固定するような形ではないと思います。今は、人物紹介のところにどーんとキャラクターの絵が載ってますからねぇ。本文イラストの有無が重要なのかも。(旧「丘ミキ」は、本文イラストあったかな?)
私のもっている91年版の目録には残念ながら佐伯千秋「青い太陽」は載っていませんでしたが、さがしたら富島健夫「かりそめの恋」がおおやちきだったので、目録からスキャンしてサイトに載せておきます。
大橋 高千穂遥の『クラッシャージョウ』 2003年10月02日(木)07時59分57秒
はじめまして。ちょっと乱入です。
表紙も作品の一部としてプロデュースし始めたのは、1977年の高千穂遥さんの
『クラッシャージョウ』からかなと思います。高千穂さんが安彦良和さんを指
名し、これがヒットするわけです。
朝日ソノラマのイベントで石井編集長も『クラッシャージョウ』がひとつの転機
になったと話されていました。
もっと、ソノラマ文庫 初期170冊 を見てみると、すぐに、マンガ家やアニメ
ーターが起用されるようになった訳ではないようですが・・・・。
JUMA コバルトのカタログ 2003年10月02日(木)03時25分28秒
こんにちは。過去に一度書き込んだきりでほとんど初めまして同然の者です。
昔のコバルトもそれなりにイラストに力を入れていたかもしれないという気がしてやって来ました。
78年春版のコバルトカタログを持っているのですが、それは全187冊中112冊の表紙がカラーで紹介されています。
ただ、イラストレーターの名前はありません。
その中で佐伯千秋「青い太陽」の表紙がどう見ても大矢ちき、という少女のバストアップなんですがググってみるとどうも本当にそうみたいです。
でもこれは唯一の例外かもしれません。他はキャラ絵が多いとはいえ少女マンガ的なものはないです。
そういえばまだこのカタログに載ってない本で柳川創造「北国の空は涙色」は中一コースか中二コースで連載されていた時は高橋亮子の挿し絵でした。「坂道のぼれ!」で絶好調の頃。文庫化された時挿し絵は変わっちゃったんでしょうか。今なら表紙だけでも高橋亮子のまま、ってなりそうですが。
この記事にコメント、この記事自身、スレッド、電子メール、ウェブサイト
有里 おお、生き証人(!)がっ! 2003年10月02日(木)01時01分31秒
うさぎ屋さま、コメントありがとうございます。
なるほど、やっぱり「あまり漫画漫画した絵」は、出版社の意向でダメだったんですね。
読者のニーズはあったんだけど、それが売上に結びつくと理解されるまでには何年もかかったんですね。
うさぎ屋 コバルト初漫画表紙のような気がすることの傍証。 2003年10月01日(水)19時43分42秒
ご無沙汰しております。
『丘の家のミッキー』カバー打ち合わせのとき同席しました。
編集長らしきおかた(担当編集者にあらず)が、
「あまり漫画漫画した絵にされると困る」
というようなことを、おっしゃっていました。
そういう時代でした(笑)
麻弥 乙女むけ萌えの系譜は 2003年09月25日(木)23時16分26秒
活字倶楽部の特集記事あたりを参考にすればわかるかな?
…と思って本棚みたのですが、第四号(私が持っている一番古いもの。小野冬美のインタビューがあった号)で
1996年ですから、活字倶楽部でわかるデータはせいぜい95年以降ですね。
コミケットカタログの古いものを全て保存している人がいれば、そのスペース数の変遷を調べれば
実質的な流れはわかるかも?
あんなにゴツいものを全部保管している人はなかなかいそうにありませんが。
有里 興味深いですね 2003年09月25日(木)20時24分43秒
たかはしさん、麻弥さん、コメントありがとうございます。
>どんどん本来の話からズレていってて、すみません。
いえいえ、とても面白いです。
どこかにミステリの「萌え」年表なんてないですかね。見てみたい。
御手洗潔は、パロディ漫画も出てましたね。
女子向け「萌え」文化は同人文化と切り離せないんだろうなという気がします。
一方、男子向けは既に「同人」の域を超えて、大人の商売になってしまった感じが……。
麻弥 乙女むけ萌えの系譜でいうと 2003年09月24日(水)23時41分38秒
おぼろげな記憶&思い込みだけでいうと、ライトノベルの読者が講談社ノベルスをはじめとした ミステリ方面に流れ出したのは、森博嗣以降ではないかと思います。 乙女むけ萌え小説でいうと、本当にライトなものしか読まない人と、文学でも歴史でも なんでもその中に萌えを見つけられる人との二通りがありますが、森博嗣のファンは前者、 京極夏彦は後者に近いのではないかと。(根拠なし) ミステリでの乙女向け萌えでは現在の最大勢力は作家アリス(有栖川有栖)となりますが、 源流は御手洗潔(島田荘司)ではないでしょうか。 どんどん本来の話からズレていってて、すみません。
たかはし ミステリ 2003年09月23日(火)13時52分32秒
80年代以降のミステリ内でのキャラ萌えの系譜で言うと、有栖川有栖が
筆頭に来ます(京極とどっちが? というのは私には判断つきません……
つうか七沢さんに任せたいところ)。あと、篠田真由美さんにも言及する
必要があるかもしれません。
というか、ミステリ界のそっちの系譜って基本的に女の子向けで、
ここで言う「ライトノベル(化)」には女の子向け路線が直接
関わってこないのでは? 関連はしているけれど、ちょっと別の
流れのように思います。
「ミステリかどうか」で言うなら、森も京極も麻耶もミステリでしょう。
「本格かどうか」という問いでは、答えはひとそれぞれです(第一作だけ
で判断するなら森が一番本格としての評価が高かったかも?)。
流水については麻弥さんの書かれた通りかと。
有里 森博嗣 2003年09月23日(火)00時46分02秒
麻弥さん、コメントありがとうございます。
>ミステリのライトノベル化については、森博嗣がポイントなんじゃないかと思うのですが。
え? そうなんですか?
「キャラ萌え」の系譜からいくと、森博嗣より京極夏彦のほうが強いかなという気がしてたんですが。
森博嗣はライトノベルなのかなぁ……。うーん。
個人的に、森博嗣のキャラには萌えを感じないので、「萌えの系譜」にいれるのには違和感があります。
でも森博嗣がいたから西尾維新が出てきたのかもという気がしないでもないです。
(西尾維新は読んでいないから、ただのカンに過ぎませんが)
ミステリの人達からすると、麻耶雄嵩はミステリ、京極夏彦もミステリ、森博嗣はミステリかどうか怪しい(ミステリじゃなくてミステリィ?)、清涼院流水は、「悪い冗談」という評価だったんですね。
麻弥 ライトノベル年表 2003年09月22日(月)21時27分06秒
ミステリのライトノベル化については、森博嗣がポイントなんじゃないかと思うのですが。
当時のNIFTYのミステリフォーラムでは、京極夏彦が出てきたときは、第一作のトリックの是非が話題の中心だったような記憶があります。
森博嗣のときは、トリック自体よりも、作品のあり方の是非で激論になっていた記憶が(あやふやですが)
清涼院流水は、「悪い冗談」扱いされていたように思います。
管理人 掲示板不調? 2003年09月22日(月)00時54分46秒
サーバーが妙に重い(広告が出てないしー)ので、もしうまく投稿できなかったら、予備掲示板(http://6507.teacup.com/alisato/bbs)をお使いください。
有里 RE:ライトノベル年表に関して 2003年09月22日(月)00時50分44秒
瑶さん、コメントありがとうございます。
>96年デビューの誰かと言うよりは、97年デビューの上遠野浩平が
>大きいと思ったからです。
なるほど、上遠野浩平がキーパーソンでしたか。納得。
清涼院流水は、96年のリストを見ていて目についたので、挙げてみただけです。
ミステリの何かを変えてしまった人だとは思いますが、ライトノベルに直接影響を与えたわけではなさそうですね。
瑶 ライトノベル年表に関して 2003年09月21日(日)11時19分20秒
こんにちは、瑶です。
サイトにてご紹介していただきありがとうございます。
ヤングアダルトとライトノベルの境界年を96〜97としたのは、
96年デビューの誰かと言うよりは、97年デビューの上遠野浩平が
大きいと思ったからです。
清涼院流水をその原因の一端と挙げていますが、ライトノベルのあれこれに
ミステリを持ち出すのは物凄く難しく。ライトノベル的か否かで言えば、
92年デビューの麻耶雄嵩や、94年デビューの京極夏彦が『エヴァ』に
先駆けて萌えを狙っています。或いはミステリというジャンルは歴史が
あるからこそ、西尾維新のような新しいライトノベルを生み出すことが
できるのかもしれません。
有里 RE:ブライアリー英文学集成 2003年09月21日(日)01時00分17秒
detonさん:
「ブライアリー英文学集成」をみていただけて嬉しいです。
いったい誰がこんなの読むんだろうと思いながら、作っていたので。
自分自身を含めて3人ぐらいの人が興味をもってくれたし、マロリーやシェイクスピアを調べている人が活用してくれてるようなので、一応モトはとれているんですけど(笑)
貴重な情報をありがとうございます。あとで追加しておきます。
こういうのは、教養がないとモトネタわかんないですね。
私は訳注がないと、ほとんどお手上げです。