TVの虜 バックナンバー 2月〜8月

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過去の人(8/15)
土曜の夜はたいがい「夜もヒッパレ」をなんとなく見てるんですが、今日はダメだった・・・。トップに野沢直子って、あれはどうなんでしょう?あそこらへんの視聴率の推移が知りたいなぁ。私、野沢直子、時々出稼ぎに(笑)帰って来てはTVに出まくってるじゃないですか。見てて「あれ?」って思っちゃって。今の野沢直子ってまだ「お笑い」なんでしょうか?面白い? なんかアバンギャルド具合がスベってるような気がしてならないんですよね・・・。「昔面白いお笑いだった一般人」を見せられてる感じでいたたまれなくなってしまうの。だって、昔は面白かったよ、野沢。たとえ面白くなくてもTVに出る人なんて「この人は面白い人なんだ」という共通認識(共同幻想?)さえあればオッケーなのかなぁ。でも野沢直子、渡米したのはもう10年位前だよね、若者はもう昔の彼女を知らなかったりするよね? うーん、それともあれはほんとに「面白い」と認識されて出ているのかなぁ、私が面白さを理解できないだけなのかなぁ・・・って野沢直子のことをそんなに一生懸命考える必要もないっちゃないんですが(笑)。


花は野に置け(7/31)
えらく時期を外していて申し訳ないですが。見たんですよ、マリス・ミゼルご出演のいいとものビデオ。何やら・・・アルタのトーク席につく彼らは異界の生き物みたいでした・・・。羽根飾りをさわさわさせて、居たというよりなにやら不思議な植物が生えてたって感じ。いや「むじんくん」ってことじゃなく(笑)。マリスのリーダーはMANAだったのね。そして呼称は「MANA様」なのね。しかしタモリに「MANAは喋らないのか、じゃあしょうがないな」ってスルーされてましたけどそれは何!?(涙) 喋らないっていうキャラクター設定なの?・・・ってだからそれは何!? Gacktが一人で広報してましたが他は殆どしゃべらずさわさわしたままコーナー終了。あれは何だったんだろう・・・。何やらずっと「居るはずのないものがそこに・・・?」って感じの違和感漂ういいともでした。
別の意味で「あの、もし、あなたはここにいるべきではないのでは・・・?」感を感じたのがその週の「スーパージョッキー」に出てたSWEET BOX。「G線上のアリア」をフィーチャーしたラップ「EVERYTHING'S GONNA BE ALRIGHT」を歌ってる人たちなんですけどね。何もよりによって出るのが「スーパージョッキー」じゃなくったって(涙)。しかも歌ってるよ、口パクでな。メロ合間の合いの手まで自分の声なんだから歌うフリするったって物理的に無理があらぁな。こーゆーのを見るとそうか出稼ぎ系ミュージシャンかい?って思っちゃうんですが。だってスタジオで熱湯コマーシャル見てるしさ(笑)。騙されてないか?(笑)
というわけで、番組内に異次元をかいまみた2題、でございました。さっき見た地元の音楽情報番組でなぜかコメンテーターとして地元のインド料理店店員(インド人。よく駅前で店のチラシを配っている)が意味なく出演している(しかもなにげにずっと象の置物を背負っている)のもかなり異次元世界ではありましたが。世の中色々だな・・・。


洗脳されやすい(7/1)
あの、これって地方CMなんでしょうか? 西武のバーゲンのCM、絵本のような絵柄のアニメーションのうさぎが「おっかいっものっ。おっかいっものっ」ってえんえん歌ってるやつ。冬物バーゲンの時はうさぎとくまが温泉入って左右に揺れてたんですが今回は2匹の無表情なうさぎがPUFFYの「愛のしるし」のフリをやりながら(肘曲げて手を左右に振ってるヤツ)「おっかいっものっ」って歌ってるんです。しかもバックの音には「愛のしるし」の特徴的なドラムの、でん、どん、でん、どん、っていう音まで入ってるという。(・・・PUFFY公認なんだろうか?)このCMが流れはじめるとどうも私の脳裏にこのメロディが染みついてしまって困るんですよぅ。ふと気付くと「おっかいっものっ」って歌ってるし。ヤバい。というか、少なくとも私には効果的らしい、このCM(笑)。
追記:この後再びこのCMに出くわしたところ・・・うさぎじゃねーよ、クマだよどう見ても(笑)。西武に行ったらこのクマのぬいぐるみを限定販売していて、買って帰って「おっかいものっ」と踊らせたいという下らない衝動にかられました。でも思いとどまりました。


いまごろ気付く(6/18)
ずーっと見過ごしてて、いったん気がつくと気になってしょうがないものがあります。それがこれ、スイカを模したアイスキャンデー「スイカバー」のCM。スイカを切ったよーな見かけで種がチョコレートになってるんだよね。私だいぶ前からこのCMぼーっと見てたんですが、CMでなぜアニメーションのカバがアイスキャンデー食ってるか気付かなかったんですよ(バカ?)。「スイ”カバ”ー」だったんですね・・・。しかもバックに流れてる音楽がこう歌ってて。「sweet sweet come come back sweet come back〜」すいーすいーかーばーっ、スイーカバーっ。・・・確かにアイスキャンデーだからsweetだしさー。ステキだなぁ(笑)。気付いてからもう見るたび気になってしょうがないんですよー!(やっぱりバカ?)


でも深夜2時40分からってのは勘弁して。(6/9)
爆笑大問題、と大爆笑問題。爆笑問題が仕切る、それぞれ違う番組です・・・困ったな(笑)。
テレビ東京系の「大爆笑問題」はてっきりネットされてないと思ってたらいきなり深夜に遭遇しました。別のことをやりながら見てたんですけど、2人がベタベタの漫才師(たしか「チャンスさんとピンチさん、だったか?)を演じるどこで笑っていいのか判らない人情コントドラマ、連発ショートギャグ、脱力なグッズを持ち寄ってインパクトを争う「ランバダ将棋」など、「爆笑大問題」に比べてまったりした番組で、好きなことやってるって感じで良いです。この、アバンギャルド系のお笑いの人が昔ながらのいわゆるステレオタイプな漫才師を演じるってのが私妙に好きで。けっこうよく見るんですよ。千原兄弟のネタでも見たことあるし、メンバーチェンジ前のビシバシステムがドラマで演じてたこともありました(漫才師の片割れが実はサイコ系の連続殺人犯で、犯人の動きと漫才の様子がカットバックするという大変異様な感じのドラマでした)。
爆笑問題のコントドラマは、二人とも全然素に戻らないのが良かったです。いや、ドラマだからあたりまえなんだけど、ベタな人になりきって照れがないんだもん。芸とキャラのベタさを強調するゆえにそのベタさがシュールにさえ見えて来るという気すらして面白かった。いわば漫才の既存の構造様式を面白がるお笑いということで「メタ漫才」と呼んであげよう。・・・ちょっと違うか?
ところで爆笑問題といえば、ananの「好きな男」特集でランキング入りした男性を語ってる記事がなかなか面白かったです。さすが愛ラブジュニア出てただけあってジャニーズジュニアにも強いのだった。桜井翔くんの賢さを褒めてるあたり、あまりに的確すぎるコメントが怖いくらい(笑)。


ナニワブシ(6/6)
半年ほど前に放映された「ウリナリ ポケビvsブラビ武道館決戦」の再放送をやってたんですよ。ポケットビスケッツとブラックビスケッツが競技して勝者のみが武道館で歌えるってヤツ。CDショップでCDを買い上げて街で売って売り上げで移動してゴールを目指す競争、とか、ボーカルのビビアンと千秋の綱渡り勝負とか。こういうのってあまり好きじゃないんですけど(番組の企画自体は面白いと思うんですが、ビビアンとか千秋とかが本気で泣いちゃったりするのが見ててしんどい)、なんとなく最後まで見てしまって。で、結局ポケットビスケッツが勝って武道館で歌ってるの見て、なんか涙ぐんでしまいました。
千秋は「GOLD LUSH!」っていうオーディション番組出身です。印象に残ってるのは千秋(当時まだ名字があった)が出場した時、好きな歌手に私の好きな戸川純を挙げてたからなんですが(笑)、歌手志望で、歌ってみせたのが平山みきの「真夏の出来事」というナツメロで、かなりハズレた雰囲気の不思議な子って感じでした。オーディションって与えられた課題を上手にこなすよりもそこで何をやるかを通して自分をアピールすることが大きいんだな〜と思ったのを覚えてます。与えられた役柄に合った服を選んでキャラクターをつくって登場するってのをやってたんですが千秋は大変すっ飛んだ服を選んできて、課題的には全然ダメだったんですがその変なキャラクターで勝ち残っていったんです。その後子供向けのアニメの声の出演をやるようになって主題歌も歌って、それからあまり見かけなくなりました。しばらくするとバラエティに出はじめたのを見て、あらバラエティタレントになったのねーと思ってた頃、千秋が司会をやっていたスペースシャワーの音楽番組を見てたら、彼女はエンディングのフリーの喋りの時に突然こう言ったんです。「私は歌が歌いたいんですが、歌のお仕事がありません。これを見てる音楽関係者の方、なんでもいいので歌の仕事をください。連絡下さい。」なんだかいじらしいことを言うなぁ、と思ってしまって、だからその数年後、ポケットビスケッツで歌ってるのを見た時は、妙にしみじみしてしまいました。
私は別に千秋が好きでも嫌いでもないし、はっきり言ってどうでもいいんですが(笑)、でもそういう訳で、武道館で歌ってるの見たら、ちょっとホロリとしてしまいました。あー千秋良かったねー、歌えたねー、って。そんな変なことでホロリとする自分がちょっとイヤなんですけどね(笑)。


人生って(5/27)
最近とーっても気になるCM。ドリンク剤のCMなんですが。家を出て会社に向かって走る旦那様に奥さんが「忘れ物よ〜」と走りながらドリンク剤を渡す。さながらリレーのバトンのように。気がつけばそこは陸上競技場のトラック、一線に並んで激走するスーツの男たちにエプロンしめた奥様たちが駆ける。ともに必死の形相でドリンク剤のバトンリレーのスローモーション映像・・・ナレーション「行くのよ、限界まで」
・・・行かなきゃならんのか、限界まで・・・。と見るたびにちょっと暗澹した気持ちになりつつ自虐な微笑みを浮かべてしまうスゴいCMでございます。人生って厳しいな・・・(しかし商品名は全然記憶できてない(笑))


地方都市文化を考える(嘘)(5/23)
この春から深夜に地元局の情報番組がはじまりまして。「ゾ!!!!!!!!!!」っていうんですけど。「若者的文化支援番組」だそうで若者じゃない私はターゲット外なんですけどね(笑)、これがなかなか面白いんですよ。地元のクラブのカウンターで割とローテンションなトークしてるのを変なアングルと画像処理の固定カメラ(多分)で撮ってる。オープニングや告知などの映像を地元アマチュアのCGデザイナーが作ってたり、司会者のアクセサリーやかぶってるオブジェ(かぶってるのよ)も地元の路上でアクセサリー売ってるアーティスト(っていうのか?)が担当してたり、デザインや映像関係志望の若者の「お仕事下さい」コーナーがあったり(それで実際に依頼があったらそのメイキングを見せたり)。ゲストは地元出身のカメラマンとかモデル(主にCUTIE系ですかね)とかアート系雑誌(スタジオボイスでしたが)編集者とかで。あと地元に来たミュージシャンと飲み屋でラフなトークしたりとか。地方局でもこんなCOOLな雰囲気で番組作れるんじゃん、とちょっと嬉しくなったり、やはり成功するということは「東京で」認められることであるのかなぁ、と「地方小都市」のスタンスについて思いをめぐらせたりしました。東京のちょっとコアめの文化の風を(笑)地方にもご紹介!って感じがなんとも言えません。なんだかやっぱりね、東京ってのはアコガレの地なのだろうね、色んな意味で。交通機関が発達して行き来しやすくなった分、それはなおさら、かもしれない。
番組開始いらいずっとイチオシで「代官山物語」というビデオを紹介してまして。これは信藤三雄という有名なアートディレクター(ここ見て下さってる方にはSMAPの009や010のアートディレクション&写真を担当した人、とか、ラブジェネで随所に登場した市川美和子withガラスのリンゴのポスターのデザイナーと言った方が通りがいいかもしれない)が企画してるんですが、地方の番組でいきなり信藤さんのインタビュー見られるとはラッキーって感じです。「探偵物語」のパロディというか、オマージュ、なんですよ。おまえもか、って感じですが(笑)。コーザノストラというバンドの人が主演で松田優作のコスプレ(笑)やってて。映像の感じも面白いんですが、チョイ役でUAとかテイ・トウワとか鮎川誠&シーナ夫妻とかが出てたりして楽しいです。テーマソング夏木マリで曲のプロデュースが小西康陽(ピチカートファイブ)だったりして、贅沢なお遊びっていうんでしょうか。いいトシして楽しそうね、信藤さん、って感じ(笑)。「探偵物語」にあまり興味はないんですがちょっと見てみたいかも。

オリコカードのCMとは無関係(多分)。(5/9)
今期私の毎週心待ち番組その2。月曜日の深夜にやってる「拝啓刑事プリ夫様」。山田まりや、岩崎ひろみ、佐藤康恵の3人が番組で借りたマンションで共同生活?する様子をお送りする30分番組。ここで飼われている犬の名前が「刑事プリ夫」なんですね。3人が一緒に大騒ぎしながら家具選んだり健康器具を試したりお菓子食べながらFAX読んだりというだーらだーらした番組なんですが、なんかいいんだ・・・。元々特に友達でもなかったらしい3人ですが、お店行ったり買ってきた家具組み立てたりしてると、バラエティ番組のスタジオでお仕事してるのと違って、それぞれの性格とかグループ内でのポジションとか出るじゃないですか。それがリアル。女の子の友達同志の日常ってこういう感じだよなーって昔を思い出して楽しくなってしまいます(年寄りでごめん)。
またこのキャラクターの組み合わせが絶妙でいいんだ。家計を支えるために芸能界入りしたハイティーンにして姉御肌というよりオヤジ感さえ感じるセクシータレント・山田まりや、子役からたたき上げでハタチ過ぎたばかりの割には風格ただよう元NHK朝ドラの顔・岩崎ひろみ、モデル出身で無邪気で奥手でひたすらテンション高い天然少女・佐藤康恵。岩崎ひろみが特に、ああこういう友達いたよ!って感じで。優等生っぽく地味で落ち着いてるんだけど山田まりやの下ネタをひそかに拾ったり流したりしてていい感じ。佐藤康恵は下ネタに全く反応できない天使のような少女で(笑)常に幸せそうでやかましい役たたず、でも見てるとあまりの無邪気さとボケに心なごむというオアシス系のキャラで、山田まりやはテンション高い時と低い時の差が極端で、疲れてるのか時々たそがれてたりして。「バラエティ」番組ではテンション上げっぱなしの山田まりやの、素っぽいところ、時に不機嫌っぽかったりだるそうだったりする顔を見られるのも興味深いです(実は山田まりや好きな私)。で、山田まりやがノッてこない時には岩崎ひろみが変に構わず淡々と進行してるのもなんか良い。
若い子特有の箸がころんでも可笑しいテンション高さに加えて、友達同志でツルんでても「うわぁ楽しいっ」って時も「いいよもぉだりぃよー」って時も「ちょっとムカツク」って時もあるじゃないですか、そんな微妙な雰囲気のリアルさ。そういうのにちょっとノスタルジーって感じ?自分でもなんでこんなの見てて楽しいんだろ?って思うんだけど・・・なんか幸せになっちゃうんだなー。


あの制服もいいやね。(5/1)
ごひいきのSMAPがあれだけドラマをやってるというのにアレなんですが、私の今クール一番のごひいきドラマは実は「ショムニ」なんです。「まだ恋ははじまらない」「いいひと。」「成田離婚」の演出家鈴木雅之さんが噛んでるんですが、予想にたがわずこの方特有のちょっと舞台劇っぽい戯画的なカット割といーカンジのツクリゴト感がかっこいーです。会社の掃き溜め部署っていう設定は「いいひと。」のハンパ課を思わせるんですが、「いいひと。」のハンパ課の描写より数段洗練されてるというか。(私「いいひと。」はどうも苦手でした。)庶務二課の課員たちのキャラクターの個性がしっかり確立してるのと、みんな「自分の幸せ」のみの為に生きる乱暴者なのがいさぎよくて気持ちいい。江角マキコ、なんて脚立が似合う人なんだろう・・・(笑)。脚線美を活かした足の間からのショットもいーです。それから戸田奈穂、上品な役が多かったんですが、このプライド高い秘書課のボス役で私ちょっと見直しました。
この先も変にナニワブシになったりしないで非現実感溢れたままカッコ良く突っ走って欲しいドラマです。期待。


記号としての加賀まりこ(4/28)
「なっちゃん」という新発売のジュースのCM。舞台が終わって役者たちが礼をしているところにカーテンが降り、客席から「なっちゃん」のCALLがわき起こる。主人公の「なっちゃん」に加賀まりこが「あなたの名前でしょ」と耳打ちして彼女以外の役者が舞台からハケていく。再びカーテンが上がって「なっちゃん」ひとりが、彼女の名を呼ぶ満場の客の歓声を受ける・・・という筋立てなんですが。
「なっちゃん」にキャスティングされた女性タレントの感じから、まっすぐで一生懸命そうな子、という印象がまずあります。そしてたぶん設定としてはこの舞台が初めての主役だろうと。そして加賀まりこ。すごいよ加賀まりこ。たった一言の台詞を「なっちゃん」の耳元で囁いて去っていくだけで、見てる側(私だ)がそれまでのなりゆきを想像できるもん。たぶん彼女はベテラン女優で言葉もキツく、未熟な「なっちゃん」に意地悪も言っただろうし、初舞台に自信を失う彼女をなじったりしたかもしれない。でも彼女は「なっちゃん」が力を発揮するのを望んでいる真摯な演劇人で、「よくやったじゃない?」という気持ちが「あなたの名前でしょ」という一言にこめられている。ほら、力を出すのは気持ちいいでしょ?お客さんにこんなに反応してもらえる、舞台っていいものでしょ?・・・みたいな。(←私「ガラスの仮面」見過ぎか?(笑))この「意地悪で厳しくてでもほんとは主人公を後押しして」っていうようなことは、もちろんこのCMでは全く語られていないです。全て「加賀まりこ」から私が想起したイメージ。私が妄想過多なのかもしれないけど(笑)、このCM見るたびに、これキャスティングした人と台本書いた人はすごいなぁ、と感心してしまうのです。
あ、ジュースのCMでしたね、これ。ジュースそのものは・・・普通においしいです(笑)。


トシのせいか涙もろい。(4/19)
毎年夏に全国で上演されるミュージカル「アニー」。主役アニーを含め、5才から15才までの子役の少女は毎年オーディションで選ばれ(アニー役をやった子がその後女優になるパターンも多い)、宣伝を兼ねた稽古風景などのメイキング番組が毎年放映されるんです。「アニー」のミュージカル自体は見に行ったことないんですけど(だって地方に来る時には平日上演だったりするんだもん)、メイキング番組は毎年のひそかな楽しみなんです。そして例外なく泣く(笑)。バカでしょ?
演出の方が割と厳しい方なんですね。少女たちを子供あつかいしないというか、5才の子供でも5才なりにきちんと演じることを求められる。嬉しくてとびまわるシーンがうまくできなかったお姉さん格の役の子に「自分がそこで楽しい嬉しいんじゃなくて、その役の子の楽しさを表わせた嬉しさがなきゃダメなんだ」って言ってたのが印象的でした。毎年キャストも違えば彼女たちが乗越えなきゃならない関門も違って、たとえばそれは「役の感情になりきってない」ことだったり「ラクしようとする」ことだったり。しかられて泣き出しちゃったりもするけど、みんな真剣で。自分の弱い部分を乗り越えようとがんばるチカラってのがね、泣きのポイントなんですよ。ああ私もがんばらなくちゃって思ったりして。
演じる女の子の普段の生活も取材してて、学校との両立が大変だという子の、「なぜそんなにがんばるの?」という質問の答え。ちょっと間があって、笑って、「・・・がんばらなきゃ、できない」・・・・だーっ(涙している(笑))


わらわらわらわら(4/19)
「8時だJ」とうとうゴールデンでジャニーズジュニアの番組。「愛ラブジュニア」の立場は?と思えるぐらい内容的にカブってて(笑)しかも「愛ラブ」よりお金かかってそう・・・。しかしちっこいのが沢山いるのには閉口(笑)。さすがに小学生以下のジュニアなんて全然判らんよ。この中に次代のスターがいるんでしょうか?ジュニアに興味のない視聴者の「何だよこれはよ〜」って声が聞こえてきそうだ。ジュニアのファン以外に見る楽しみはあるんだろうか?この番組でエポックメイキング(笑)なのはジャニーズ以外の歌い手さんの後でジュニアが踊ることでしょう!先週は華原朋美でしたが演出はかなりナゾです。子供らの中でひとり犬と一緒に座ってる斗真くんとか。ジャニーズ伝統のミュージカルダンスをやってくれる三浦くんとか。翼くん上手になったねぇ・・・ジュニアの集団ダンスはワタシ的にはとても嬉しい。最近気になるのは屋良くんなのだ。
ハワイで20人以上にハーフマラソンやらせといてオンエアは10分ぐらい、ほとんど画面に出ない子なんかもいて、シビアだなジャニーズ。「HOTEL」でハワイに行きっぱなしの秋山くんが給水係やっててなごみましたわ。秋山優しい子だね。しかしジュニアの番組見ててすがすがしいのはみんなが一生懸命だってことです。この年頃の子の「本気」ってなかなか見る機会がないもんね。台本が寒かろうと、その寒いギャグをちゃんとやってるの見てるとがんばれーって思っちゃうんだな。カンタンですか、私?(笑)
しかしいちばんの疑問は司会がヒロミってことです。こぶ平もでてて「モグモグゴンボ」状態。なぜ常にセットなの?


今日はダメでもいいともろぅ(4/3)
「笑っていいとも」の青年隊をつとめているwith Tの小笠原くんが「れいかんやまかんとんちんかん」のメンバーだったという噂を聞いてびっくり!・・・ええと、「れいかんやまかんとんちんかん」ってーのは昔「たけしの元気が出るTV」っていう番組があったんですが、その中の「ダンス甲子園」という、高校生のストリートダンスコンテストに出てて全国大会まで勝ち抜いてきたチームなんですよ。確か。・・・私の記憶が確かならば。私このコーナー好きでして。なんか、私の知らないところでスゴいカルチャーが育っているんだわ、と頭をなぐられたような衝撃を覚えた記憶が。そんなんあたりまえのことなんですけどね、なんか見せつけられたというか。うぉぉぉ気になるぅ〜。ダンス甲子園、番組開始当時と終了当時と10年近く間をおいて2回やったんだけどどっちだったかなぁ。ああでも全国大会だけは両方ビデオにとった筈!この家のどこかにある筈!でもSMAPビデオの山に埋もれて判らない!(トホホ)今ちょっと忙しくてそんなもん捜してる暇はない!でも気になる〜。確認したい〜。ううううう(苦悶)。


ネタが見たいの(4/1)
ココリコが気になっています。なんかいつのまにか一杯レギュラー持ってますよね。その半分も見てるわけじゃないんですが、たまたま彼らの出ているバラエティを見てると、その「脇」ぶりが気持ちいいんです。いいともや僕生きでの他レギュラーとのカラミや目配り、ウンナンやダウンタウンの番組に子分待遇で出る時の的確な「子分」ぶり。バラエティの「脇」をつとめる時に出過ぎもせず引き過ぎもせず立場を「わきまえてる」人、期待されてる役割をきちんと果たす人が私は大好きなんですが、ココリコってそういう点ですごくクレバーな印象があります。「ガキの使いやあらへんで」で自宅にクーラーつけられたときの遠藤のマジギレっぽいコント演技は見てて感心しました。この上はネタが見たい!単に脇が上手なのかほんとに面白い芸人なのか確かめたい〜。「少年サトル」こっちでは放映されてないんですよぅ。ビデオにならんかなぁ。ならないか・・・。
ところで、私がココリコの顔と名前がはじめて認識したのは「笑っていいとも」でSMAP中居くんと同じ曜日に出ていたためです。その後中居くんの出てる「僕らはみんな生きている」にも出てて、こないだ知ったんですが「少年サトル」もこの2番組と同じ荒井P(「SMAP×SMAP」のプロデューサーでもあります)の番組なんだそうですね。荒井P、ココリコ売り出し中なんでしょうか?そういや「僕生き」には「少年サトル」に出てる(らしい)つぶやきシローも出てるな。あれ、いつのまにかココリコが気になってる私は思うツボなのかしら?


あなたを追いかけどこまでも。(3/22)
「スーパーナイト」で若手お笑いの追っかけの女の子たちをレポしてました。どうなんでしょうね、こういう追っかけを煽るととれなくもないスタンスは。追っかけられる側のコメントももう少し欲しかったし、危険な側面もとりあげるべきだったんじゃないかなぁ。いきなり東京から大阪まで行って映画ロケ現場をつきとめようとする少女たち、口をきいてくれる人は、キャスター森本氏の言う通りいい人ばかりじゃないんだからさ。それにしても映画原作者の中場利一に直接電話とかしてるよ・・・いいのか? そして関係ないが中場作品の映画に出るのはお笑い芸人のお決まりコースなのか?(以前、ナイナイ・千原兄弟・猿岩石がそれぞれ出演しておりますな)
アイドルに対するようにネプチューンが好きな子たち。昔からダウンタウンやナイナイもアイドル人気みたいなのがありましたが、舞台に彼らが登場しただけで大騒ぎの客って、お笑いの人にとってどうなんでしょう?以前千原兄弟のライブを見に行った時、前から10列めあたりまでそういう客で、なんだかなぁ、と思ったんですが。何やっても笑うんだもん。ダウンタウンはそういう状態を打破するためにも東京進出したという噂もありますが。
追っかけの子たちの好きな気持ちは本物なんでしょうけど、自分が何かにのめりこんでるという「感じ」に憑かれてるってのはあるんじゃないかなぁ。日常を例えばネプチューンで埋めつくすってことは、自分のすごす日々への疑問が入り込む余地がない、言ってみれば人為的な充実感を自分で偽装してることでもあるような気がするんだ。・・・と、追っかけではないが自分の生活がSMAPで埋めつくされている感のある私(トホホ)は自戒を込めて思ったりするのでした。


いい感じ。(3/21)
「パパパパPUFFY 激レア限定盤」を見ました。そもそもの目当てはSMAP香取くんだったんですけどね(笑)。面白かったです。もともと深夜にやってる番組なんですが、「中居くん温泉H」の裏であまり見てなかったんで総集編は嬉しい。「温泉」番組終了したから4月から心おきなく見るわ。
PUFFYいいなぁ。面白いよー。デビューの頃トーク番組にもガチガチに緊張してたのが嘘みたい。お茶の間すぎもせずカルトすぎもせずってキャラクターがいい感じです。バラエティタレントがテンション上げて盛り上げてる番組を見ると照れてしまうことが多いのでこのダラダラ感はらくちんでした。タレントに「バラエティ芸」見せてもらうより、こーゆー「愉快な友達」が何かやってるっぽいダルいテンションがいいって人はけっこういるんじゃないでしょうか。あと、ゲストの人選がすごい良いと思うです。テレ朝なのに(失礼)。今回の奥田民生、トータス松本、華原朋美というスタジオゲストのとりあわせも良いな。朋ちゃんめちゃくちゃ挙動不審・・・。ああいうのが座に一人いると楽しそう。特に友達にはなりたくないけど(笑)。ウサギのかぶりもの姿がこれまたびっくりするほど可愛くてめまいがしそうでした。関係ないんだけど朋ちゃんって学生時代の友人に顔もキャラクターも言動もすっごい似てる奴がいて、見るたびにそいつのことを思い出してしまいます。まゆみ〜、元気かぁ?(笑)


虎の穴。(3/18)
「愛LOVEジュニア」をひさびさにちゃんと見ました。東京では平日の夕方にやってるらしいジャニーズジュニア満載のこの番組、うちの地方では1ヶ月以上遅れて深夜にやってます。カットされてるみたいだしすぐ放映飛ばされるし、ジュニアファンはお怒りのことでしょう。
この番組、まぁいかにもローティーン向けな内容なんですが、大変面白いです。ジャニーズ事務所所属のデビューしてない子供たちが何十人も出てるわけですが、大勢出てるだけに、ダンスやドラマや各種企画コーナーやらで、それぞれのバラエティへの適性やダンスの上達ぶり、芝居の上手下手、アピール力や仕切り能力なんかが見えてきてしまう。コーナー持たせてもらえるか、ダンスコーナーで目立つ位置で踊らせてもらえるかで、誰が事務所(もしくは番組)の「押し」なのかも判ってしまうという。思えばシビアな生存競争がそこにあります。いつのまにか前で踊るようになる子あり、姿を見かけなくなる子あり。ダンスがいまいちなのにセンターで踊り続けた滝沢秀明くんや今井翼くんが、いつのまにか見劣りしないとこまで上達しているのなんて感動的です。
今回は「男だらけの水中競技会」がありまして、優勝したのは運動神経抜群の米花剛史くんでしたが、バラエティで水を得たような(水中競技だけにな(笑))たっきーこと滝沢秀明くんはやはりカマしてくれました。息とめ競争では水中で「へんなおじさん」を踊り、水泳自由形では一瞬シンクロナイズドスイマーと化し、「さすが芸人滝沢」とナレーションを入れられる男、たっきー。やっぱり君の本質は芸人なのか。「ニュースの女」で世間にクールな美少年デビューした彼がいつその芸人体質を世にあきらかにするのか楽しみに見守りたいと思います。


終わっちゃった(3/18)
「ニュースの女」が最終回を迎えました。アンカーに再度招かれたのを蹴ってケーブルテレビに戻っていく麻生環。たいへん判り易い、まぁそうだろうなという結末ですが、それでいいんかい?という気もしますな。ALLorNOTHINGの土壇場ひっくり返し女である環らしいっちゃそうかな。
環をめぐる男たちのお話にも決着はつかず。環が久保田と龍をはじめて「家族」と表現するに至ったことが唯一の変化なんですが、最後まで変に恋愛がらみにせず微妙な感情のままで押し通したのはかえって爽快だったようにも思います。
うん、面白かったです。途中、環が汚職を暴くあたりはなんか急(せ)いた感じで、おやぁ?と思ったり、ドラマ全体としてはいまいち中途半端?と思ったりしながらも、とても楽しんで見ました。鈴木保奈美も良かったし脇役も良かった。野村宏伸演じるプロデューサーにも色々ドラマ感じちゃったりして。そういやケーブルテレビでの上司役の人が気になるなぁ。どっかで見た顔なんだよなぁ・・・。フジ水9は最近(ワタシ的に)面白いドラマが続いて嬉しいですわ。次のドラマ「恋はあせらず」もコメディテイストっぽいし楽しみにしてます。
ところでラストのノベライズ本プレゼント。(アンカー席で)環「私の激動の半生を綴った小説本を○名様にプレゼントします。」最後の最後まで「麻生環」で嬉しいわ。


我が身をふりかえる(3/17)
NHKの「オモシロ学問人生」で岡田斗司夫がオタク学を語ってました。岡田氏のオタク論はあまり好きではないんですが(ちょっとオタク持ち上げすぎって感じが・・・)、面白かったです。対象を好き好き〜、な主観性と好きであることに対する客観性の並列がオタクの必須条件なんだとか。作品に対する時に作り手の意図や努力を重要視してしまう「分析性」のあたりはちょっとオイラ耳が痛かったです(笑)


10才若く見えるらしいが(3/16)
スーパーマイルドシャンプーのCMが大量に流れてます。キョンキョンから明石屋さんまっていうキャラクター交代はどうなんだろう・・・。なんか、店頭で実物を見たときさんまの顔が浮かんじゃったらちょっと買い控えてしまうかもしれん、私(笑)。


奥田・・・。(3/14)
ゲストその1。FOLDER。こんどの曲はRAPも入ってますが、やっぱりそのRAPも大地くんがやります!すごいなこの子。怖い位上手い。なんというか、「WOW〜」みたいなとこのシャウトというか、唸りというか、がこの歳でちゃんと出来るのって怖いわ。声変わりしたらどうなっちゃうんだろうって気になりますが。
ゲストその2。奥田民生。「こんばんは、立川談志です」がツボ入りました。ほんとに大変似てて笑います。アルバム完全紹介のためにビデオまでとってくれました!しかもワンカットで全曲です!アルバム曲の歌詞に合わせて控え室みたいなとこで次々と木の影で泣いてたり手紙書いたりしてます!バカです!良いです!(笑)「さ〜すらおう〜(「ラ王」をつき出す)こ〜の〜せかいじゅう(「怪獣」の人形を出す)〜を〜」・・・バカすぎです!ステキだわ奥田!。ちなみに「ラ王」はちゃんとメーカー名にテープ貼って隠してあります!


シャランラ。(3/14)
LOVELOVEあいしてるは「LOVELOVEな歌」総集編です。そういやKINKI KIDS堂本光一くんの髪は直毛に戻ってちょい短くなってます。おお。パーマヘア姿を「ピエール」とか「エセ外人」とか呼んで嘆いていた(?)友人のコメントが聞きたいものです。そのかわり堂本剛くんの髪がすごいことになってます・・・。あれの深緑色の物は何?エクステンション?地毛?
相川七瀬の「魔女っ子メグちゃん」がまた聞けてすっげー嬉しいです。いやぁ今までの人生で私が聞いた中でいちばんカッコいい「魔女っ子メグちゃん」だわ(そうそう聞く機会はないが(笑))。それから少年隊による振り付け完全コピーのキャンディーズは、その振りを練習してる風景を想像すると心あたたまりますね・・・。スーパーテンションズの「RADIO MAGIC」サビをTVの前で歌ってしまう私の懐古度といったら(笑)。なつかしいぞアースシェイカー。でも私は「MORE」の方が好きなんだけど(誰も知らねぇよ・・・)。
ラスト、KINKI KIDSによる「HAPPY HAPPY GREETING」、前に何かの番組で見た感想は「つまんない歌」だったのですが、今回のバンドバージョン、なかなか良かったです。コーラスの入れ方だけでずいぶん印象が変わるもんなんだなぁ。ギターの入れ方も好き。アレンジってすごいことなんだねぇ。


すぱすぱしおしお。の声もやってるよ。(3/10)
今頃先週の「いろもん」などを見たんですが。爆笑問題が出てました。「笑いの殿堂」でウッチャンナンチャンと共演してたんですね。普段バラエティで、お笑いキャラで完全武装してる姿しか見たことなかったので、ちょっと素っぽくトークしてるのが新鮮でした。私、爆笑問題の漫才は実はあんまり得意じゃなくて(田中氏のツッコミのタイミングが生理的に合わないみたい(涙))、ボキャブラみたいなコントっぽい奴とかバラエティとか見てる方が好きです。彼らが凄いと思うのは、すっごいサービス精神があるというか、与えられた役をやりきるところ。昔、愛ラブジュニアというジャニーズジュニアの番組に出てて運動会の応援団長とかいう、お笑い的に見て本意なのかなぁ?という役回りの時、会場にはジャニーズジュニアファンしかいない中、役を投げず手を抜かず、すごいきっちりやってて感動したことがあります。
「いちばん最初に作ったコント」をやってましたが・・・いやぁたとえ爆笑問題といえどやっぱり最初は寒いのかぁ。太田さんツッコミなんだもん。その時点で何か間違ってるよな(笑)。田中さんが「太田が面白いと言われなけりゃだめだ」って言ってるのがなんか良かった。
ところで爆笑問題、昔「撮りっきりコニカ」のCMに西田ひかると一緒に出てましたが、その頃から今でもCMに出てくるスズメのイラスト、太田さんに激似じゃないですか? あれは太田スズメだとずーっと思ってた私(笑)
ちなみに彼らの個人事務所「タイタン」は、太田氏が信奉するカート・ヴォネガットJrの「タイタンの妖女」から来てるらしいです。ヴォネガットかぁ・・・かっくいい(笑)。ヴォネガット自体には特に感想はないのにヴォネガット信奉者ってなんかかっこいーなと思ってしまう私はちょっとお安いかもしれん(笑)
追記:これを書いた次の日に買ったテレビジョンの爆笑問題インタビューのページに唐突に愛ラブジュニアの番組紹介写真が紛れこんでるのはナゼ!? すごい謎・・・。


自動変換(3/6)
今更先週の「LOVELOVEあいしてる」の話題なんですが。・・・陣内大蔵って中村勘九郎に似過ぎてないか? いやーゲストが松本明子で、コーラス隊3人(カジヒデキ含む(笑))が後でスタンドマイクに振り付きでコーラスしてたんですが、いったん中村勘九郎に見えてしまうともうダメ!もう私の頭の中では勘九郎が振りつきで踊ってしまってるんです。ダメ、面白すぎる。
昔、布袋寅泰が「サーカス」のプロモでレザーのコート着て鞭ふるってたのを見てて、ある日突然「石橋貴明がカブってる」と思ってしまい、それ以降プロモを見るたびに私の中で全ての動きが石橋に変換されて笑いのツボにハマるという状態になってたこともあります。ごめんね布袋。
最近は渡部篤郎。セルラーのCM見るたびに私はいつも「take2の田中美佐子の夫の方って名前なんだっけ」といつも考えてしまうのでした。特にそんなに知りたいわけじゃないんですが(笑)。あ、思い出した。深沢邦之だ。・・・だからどうした(笑)。


意味とか意図とか(2/28)
最近番組を見逃しまくりの私である。今日見逃したのはNHK教育「ダンスの世紀」第5回。先週見て「おお、受信料を払ってる甲斐があるってもんだわ!」とか思っていたのに、トリ頭の私はすぐ忘れてしまうのだ(涙)。
そこで意地になって先週の内容について書いてみるのですが(なぜ(笑))、先週は「モダンからポストモダンへ」、ダンスの歴史の変遷を、当時のアートや風俗を交えて描き出すたいへん興味深い番組でした。バレエのような様式によらず内容をあらわすモダンダンスですが、60年代頃隆盛したミニマリズムに影響をうけ、ダンスから「意味」を排除し、「動き」のみを提供する、「偶然性」をダンスに導入する、などの動きが出てきた、そうな。
ミニマリズム。よく聞く言葉ですがそれが示すところは今までよく判ってなかったです。どうも「作者が作品に意味をもたせず、作品は意図を持たない「存在」で、見る者がその対象の意味を決める」といったようなもののようなんですが。
たまーにこういう系統のダンスの公演を見て私が感じていた「苦手な部分」の正体が何か判った気がしました。この番組で放映されたような1、2分のダイジェストならいざしらず、公演だと30分、1時間といった間ダンスを見続けるわけです。ストーリーやモチーフが明らかにされないダンスでも、私はどうしても見ている対象に何かのイメージを重ねずにはいられないのです。ただの「動き」として見続けることができない。(ダンスをやっている知人は「動きを味わう」ような見方ができるらしい。)自分の中で何かを想起しながら見ているのですが、でもそこには正解がなくて、自分の受け取ったイメージが正しいのか判らず、これは演者が表わしたかったものなんだろうか?私が勘違いし続けているだけなんじゃないだろうか?と不安になってくる。たぶん見る者の解釈はそれぞれでいいんだろうし、それも含めての作品なんだけれどそれを私はどこか楽しみきれない部分がある。なんか、大海に投げ出されたような不安を感じるんですな。
たぶん私は、何かに何かの象徴を見たり、何かに意味付けする習性があって、そうすることが好きなタイプの人間なんだと思います。ちなみにミニマリズムの美術作品というのも苦手です。超抽象的というか、たとえば幾何学的なオブジェがひとつ置かれているだけ、とか。なにかを想起するとっかかりがあると安心するんです。
うーん想像力がないっていうか、私って受動的というか答を与えて欲しがるタイプの人間なのかなぁ、などとなんとなく自己分析してしまうのでありました。
ところでミニマリズムについては私の説明だけでは訳わからんので(笑)「ICUメディア研究会」で見つけたテキスト、ミニマリズムの起源と現在的解釈などどうぞ。(なんでもネット上で調べようとする悪い癖がついてきたぞ(笑)でもけっこう収穫があるんだもんな)


ドラマ二つ(2/25)
「亀中教師ご一行様」が終わってしまった・・・。がーん。本当に本当に楽しくて見てる間中幸せで「ずーっと続けばいいのに!」と本気で思ってた大好きなドラマでした。程よいギャグ、程よい脚本(最終回は美術教師を演じる中島誠之助に「いい仕事するね〜」とか鑑定団ネタの台詞をふるお楽しみつき。)技アリのキャスト。ああ面白かった〜。そして、しみじみ寂しい・・・。
今クール個人的に2押しドラマ「ニュースの女」もだんだん局面が動いてきました。出てる人みんな良いけど今回特に滝沢秀明くんが良かったです。はじめは彼の地の性格(オチャメで元気でお笑い好き)と役とのギャップを面白がっていたんですが、ここに来て、無口な「龍」のニュアンスを含んだ表情(無表情、というべきか)を演じられて、ちょっと感心しちゃってます。・・・なんてのはまたジャニタレファンのひいき目でしょうか。


喧嘩上等。(2/24)
暴走族の特攻服に刺繍を入れた73才の刺繍職人が「暴走行為幇助」で逮捕されたそうです。
・・・それちょっと違うんちゃう?暴走するのに着ると判ってたって特攻服で暴走する訳じゃないでしょう。明らかな見せしめでちょっと嫌な感じですね〜。初日の出暴走(全国から集まる)を強行する暴走族、もちろんそれを取り締まる警察、の攻防の図が毎年あるわけですが、それを機に外堀から攻めてく警察の策にまきこまれちゃったって感じですよね(正月暴走の逮捕者から話が行ったらしい)。そりゃ今年はPAでバイクに放火する奴とかいて(ラリってたんでしょうか)警察にしたらフザけんなって感じにはなるとは思うんですが、でも刺繍職人までねぇ。
だいたい機械刺繍が主流になっちゃって(スカジャンさえそうなわけだし)刺繍の職人さんは仕事がなくなっちゃって、やっとそこらへんに活路を見出してるところなのに。なーんか後味悪い事件です。


インターナショナル橇(2/22)
冬季オリンピックも最終日。なんだかんだ言って見始めると止まらない(笑)。カーリングとかボブスレーとか普段見ることのない競技が意外に面白くてなんだか嬉しかったっすね。で、ボブスレー。スタートダッシュで全員橇押して全力疾走してる姿がいいんだ。北欧の村の冬、力自慢の男たちが村対抗で橇レースしてる姿とか想像してしまう。いや、そんなとこから始まったのかどうか知らないけど。あと個人的に橇が面白かったですね。各国の橇のデザイン。ヴァージン諸島チームのイグアナ橇(全身緑色で先頭に目鼻がついてる(笑))も良かったけど、カナダの橇。左サイド前方に日本語(カタカナ)で「カナダ」って書いてあってオヤ?と思ったんですが、よく見るとサイドに色々な言語で「カナダ」を表記してある。なんか心暖まりました。


とか言ってると(2/21)
LOVELOVEあいしてるにもカジヒデキが〜。でもいいの、ギター弾いてるぶんには全然いいの(笑)。それにしてもこの番組は楽しそう〜。バンドセッションの楽しさが伝わる感じ。LOVELOVEオールスターズおよびゲストプレイヤーのメンツに時々倒れる楽しみもあり。(最近倒れたのは花田裕之(笑)。去年のクリスマスの麗蘭を見損ねたのが返す返すも悔しいなり!蘭丸が剛くんと会話までしたらしいのに!)
ところでフミヤの声ってやっぱちょっと奇跡を感じるなぁ。年取っても酒飲んでも煙草吸っても艶が枯れないし。近田春夫はCOOLSの曲なんて書いてたんですね・・・。


生。(2/20)
SMAP目当てに「ミュージックステーション」を見る。SMAPはちょい寒いトークと聴くたびに「ああ、CDがいちばんイケてるわ…」と思わせる歌といういつもの通りの状況でしたが(でも所詮ファンだから色々とヨロコビがあるのさ(笑)。それにしてもこの番組見るとタモリに司会の才能があるのかないのかよく判らなくなるわ)、他のメンツもなかなか面白かった。少年隊、なんかずっと出てますけど・・・今回のが一番魅力的でした。J-FRIENDSが踊ったのもインパクトあったんですけどね(あの時は「メインで踊る」と「バックで踊る」って違う技術なんだなーと考えさせられたりして興味深かった。トニセンの「バックダンサー」技能はやっぱりすごかったし)。今回少年隊も「エンタテイメントの魅力」みたいなのをいかんなく発揮してた感じだし、バックのジャニーズJrのダンスの出来もとても良くって(ついでに言えば衣装も許容範囲で(笑))壮観でした。個人的に大坂くんと斗真くんに見とれてしまったワタクシです。←ジャニーズファンな発言失礼。しょせんジャニオタ。
さて、この番組は生放送なのですが。生は怖い。録りなおしがきかない、という事実以上に、出演者の「生」に対する意識が演奏や歌にバリバリに出たりする。特にバンド形態の出演者はがスタジオ演奏するのって大変だと思います。PAのバランスがどう見ても悪かったりするし、緊張もするだろうし、なにかライブ形態とは違う空気が流れてしまう感じ。ライブでカッコイイ姿に接してたり、CDやプロモビデオを見て期待しているアーティストの曲を聞いて「あれ?」と思うことがこの番組ではものすごく多いです(個人的に最近ではSHAZNAやSOPHIAを見た時そんな感想を抱きました。ファンの人ごめん)。この番組でバンド系の人たちが真価を発揮することはすごく難しいんじゃないでしょうか。だからこそ生の一発勝負で曲や本人の魅力、オーラを見せつけることができる人を見ると感心します。場慣れの問題なのかもしれないですけど。今回その点については奥田民生が圧巻でした。カッコ良かったです、奥田。私の中ではこの日の放送で一人勝ちだわ。あの歳で既にご隠居的ポジションを確立しているくせに(笑)、なんだか内なるポテンシャルを感じた「さすらい」でした。
ところで、カジヒデキ・・・。駄目だ私には彼の魅力が理解できないの。ファンの方見てたらごめんなさいね。だいたい渋谷系全般がいまいち苦手なんですけどそれにしても・・・「良さが判らない」通りこして怖かったよぅ・・・。見ていて「コカマのせいちゃん」がカブってしまうのは私だけでしょうか?うぅ・・・。


上原さくら(2/18)
今いちばんハマってるドラマがテレ朝 Shin-Dの「亀中教師ご一行様」なんである。個性あふれる中学教師たちの職員室でのドタバタを描くお気楽なコメディなんですが、押しすぎず引きすぎずイイ感じなんである。役者さんも個性派が集まっているのだが、その一人が社会科教師のピンクハウス女、上原さくら。バラエティでの彼女はただただうるさい印象しかなかったのに、このドラマ見て株が上がりました。上手だし。・・・でもこの人いくつだっけ?まだ教師やるような年じゃないよねぇ?
しかし新曲のプロモーションにバラエティに出てきた彼女はやはりうるさい女なのだった・・・。歌はシーナ&ロケッツのカバーで、この曲のカバーとしては近来稀に見るほど大変ハマってていい出来だとは思うんですが。



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