音楽日々雑感バックナンバー 2月〜8月

音楽日々雑感 最新ページへ トップへ

現れては消える(8/8)
DANCE MANIAのCM見るたびに思うんですが、スタイルdk(ちょっとチャイナ系のダンスサウンド歌ってる女の子2人組)って数年前にいたシャンプーにキャラがカブってる気が。どこ行っちゃったんだろーなぁ、シャンプー。スタイルdkも一発屋っぽい匂いがして(失礼な!)今後が気になるわ・・・。


遠い青春(8/8)
ここに書こう書こうと思いつつサボっておったのですが、ラルクアンシエルが3枚同時にリリースしたシングルのうち私「侵食」と「花葬」が大変好きでして。ビジュアル系の始祖の一つである80年代アングラ系(笑)の匂いがぷんぷんするところが私のツボをつくんです。変拍子好きだし。(もう一曲の「HONEY」は・・・多分これがいちばん最近のラルクらしい曲なんでしょうが、うーん・・・とりあえずプロモビデオがGLAYとカブってるような気がする)hydeの下からしゃくるような(フッキングというんですか?80年代洋楽が青春だった私には懐かしくも嬉しいスタイルであります)歌い方もツボで。「夜もヒッパレ」を見てると痛感するんですが、ラルクのダーク系の曲は違う人が歌うと曲が原形をとどめなくなるんですね。ボーカルって上手い下手とは全く別次元でその声や歌い方の個性にハマるということがあるんだなと思ったりします。そういう意味で「ヒッパレ」は興味深い番組ですね。たまに他人が歌った方が好みなこともあって、私この曲嫌いだと思ってたけど嫌いなのはボーカルスタイルだったんだ、と気付いたりして。
そんなラルクの皆さんが出演したLOVELOVEあいしてる、hydeがLOVELOVEな曲として選んだのがワム!の「ケアレス・ウイスパー」。選んだ理由は「80年代といえば青春、青春といえば80年代」。そーなんだーやっぱりこの時代の音楽が好きでやってるんだー、と思って嬉しかったです。私とはちょっと世代が違う筈なんだけどね(笑)。で、またこの「ケアレス・ウイスパー」がとても良かったのです。すごい上手だったし(ミュージシャンに向かって「上手」とはまた失礼な(笑))、楽譜に書けないような音のしゃくり方を非常に原曲に忠実に歌っていて、かつ堂に入っていて。こういうカバーの時は自分オリジナルの歌い方にアレンジするという方法もあるとは思うんですが、でも原曲に近く歌うことで、この曲ほんとに好きなんだろうなぁ、という印象が伝わってきた気がします。うん、良かったです。録画してなくてもったいないことしたなあ。ちょっとラルクのCD買っちゃおっかなぁ?という気になっちゃったりして(思うツボ)。
そんな楽しい「LOVELOVEあいしてる」だったわけですが、トーク部分、hydeとkenちゃん以外一言も喋ってないぞ? そんなもんか?


ツラいんかい(7/1)
家の近くのファミリーマートにGLAYのライブビデオの告知ポスターが貼ってあるんですが。キャッチコピーが「史上最も苛酷なライブをの模様をいちはやくお届け」とか何とか。「苛酷」って何かのセールスポイントなのか? ライブなんて自分らが好きでスケジュール入れてやってるんちゃうーん? それとも何かしんどい趣向があったんだろうか・・・あ、HISASHIの骨折!?


連想に理屈なし(7/1)
川本真琴の「桜」を鼻歌で歌っていると途中から「1/2」になってしまうのは私だけですか?
・・・ってのは余談ですが。えらい季節外れの話題で申し訳ないんですが、「桜」ってなぜか私の中で「合唱曲」を連想させるんです。しかも中高生の学生音楽コンクールって感じ。「できないできないできない〜」って入ってくるとこあるじゃないですか、あそこなんか特に。あそこは私の中でピアノの和音が伸びてる上にソプラノパートの声が何人かで入ってくるイメージなんです。ピアノで同じメロディを単音で合わせてもいいな。何が合唱っぽいって感じさせるのかは不明。この曲川本真琴がピアノで弾き語っていたのでピアノの音との組み合わせがそう思わせるのかなあ。
私、学生の合唱が好きで、TVでコンクールとか流れてるとワクワクして見てます。しかも県大会レベル位の、微妙に粒の揃わない歌声が合わさる合唱が妙に好きなんです。放送合唱団とか、高校生のコンクールとかでも全国大会に出てくるような上手な合唱は声が綺麗に揃いすぎて興味がないという。スタンダードな合唱曲(コンクールの定番曲みたいなね)のCDなどあればいいなぁと思ってるんですが、私が好きな声の揃わないレベルの合唱団はCDなんか出さないわなぁ(笑)。
「桜」、混成4部合唱か何かに編曲したら合うと思いますよ。根拠は全然ないんですけど(笑)。高校生っぽくて良いと思うんだけど、校内合唱コンクールとかに、いかがでしょうか(誰に語りかけてんだ)。


すっきりさわやか(6/18)
ちょっと遅い話題なんですが。ペニシリンの「make love」のプロモ。ファンの方ごめんなさい、見るたびに笑ってしまうんです。何がこんなに私の笑いのツボにハマるのか?とつらつら考えるに・・・「さわやかすぎる」。あの光降り注ぐリゾートっぽい海辺でさわやかなポップソングを演奏する面々の絵面が。いえ、普通のバンドならいっこうに構わないというか。これが例えばCURIOとかだったら特にひっかからないと思うんですよ。何が私の中でしっくりこないのかっていうと、彼らが「ビジュアルバンド」だから。昔、化粧やハードな格好が何かに対するアンチテーゼだった頃、いわゆるお化粧バンドはどこか不健康で退廃的なムードを漂わせたがっていて、何となくアンダーグラウンドな匂いがしました。その系譜をひきつぐ格好をしてる今のビジュアル系の人たちが妙にポップな曲で誰にでも共感できる歌詞のラブソングを歌うのは、「ふうん」ぐらいに思ってるんですけど、映像までさわやかな海辺の風景ってのがどうもおかしくてたまんないんですわ。特にニュアンス込めて撮ってる風ってわけでもなくてANAのCMもかくや!って位全てがさわやかで。揃っちゃってビンゴ!って感じ。というわけで、クリップを見てくらくらしたあとでBUCK-TICKのダークな曲聞いて心を落ち着けたりしてる私です。そんなもので心が落ち着くあたり、古い女と呼んでください(笑)。


ツッコミ(6/6)
TMレボレボ!その新曲プロモの衣装はどーなってんねん!
以上!
むかし細川ふみえがやってたエステのCM思い出したわ・・・


遠距離ファン(6/6)
CMソングの歌声聴いてびっくりして振り返ってしまいました。フォードのCM。戸川純ちゃんが歌ってます。ファンなんです私。なんだかメディアで彼女の歌声聞くのはすっごい久しぶり。今日あたりから集中オンエアになったと思うんですが、流れる度に体が反応してしまいます。で、ちょっと嬉しい気持ちになります。今年は久しぶりにCD出そうなので嬉しいんだけどライブ行けなくて残念。東京で平日夜って地方在住社会人にはツラい。とぶーぶー言ってたら友人に一言「SMAPだったら行くくせに」と言われました。ごめんよ・・・。ああ、愛が足りないのかなぁ。


ディスカバー・ニッポン(6/4)
飲んだ帰りに夜の街中をたらたら歩いておりましたら何やらアーケードに響き渡る音楽が。夜中のストリートミュージシャンギター弾き語り小僧は珍しくもないのですが(どうかすると50mおき位にいて驚く)、今日のはちょっと変わってました。私、初めて見ました。
・・・津軽三味線。
やってるのは男性2人組で二棹で合わせたり曲の途中からアンサンブル(というのか?)になったり。すごい目立ってて(音がまたすごい響く音なんだ)人が集まってました。しかもけっこう若い。多分20代前半ぐらい。で、服装がごくふつーにオシャレさんな渋谷系若者、なのがなんだか良かったです。津軽三味線の生音って初めて聞いたんですが、凄いんですね。迫力あって圧迫感のある音。圧倒されるっていうか、三味線って打楽器なんだな〜と感心。同じ音でも弦で音を出すのと弦と同時に皮を叩いて打つ音を出すのとでは違う所を弾くのね、とかいろいろ新たな発見をしたりして。なんかくすぐられてしまいましたよ、日本人の琴線(笑)。「情念」ってカンジ? 津軽三味線ってなんだか血のどっかが反応する気がする。日本人の血か、もしくは吹きすさぶ雪を背負った雪国の血?(笑) うーむこんな音色に反応する私は間違ってもラテンの血は流れてないと思われる(笑)。なんかラッキーでした。いいもの聞いちゃった。
あと、三味線って基本的にバンジョーに似た音がするってのも判りました。それは三味線弾きのにーちゃんが調律の合間に「草競馬」など弾いてたから(笑)。「わったっしゃおっんっが〜くか、やっまっのっこっとっり〜」ってのも弾いてた。なんだかな。
しかし彼らはいったいどういう経緯であそこでストリート三味線を弾いていたのか?それがすっごい気になってます。今だに(笑)。ちなみに結構稼いでました。私がそこで見物してた30分弱の間に2万円位入ってたな〜。


そしてこの曲のCMにはダンカンが出演している。なぜだろう。(6/4)
初のドラマ主題歌、スポットCM流れまくり、TVのミニ番組にも出っぱなし、しかも今まで英語詞でしか歌ってなかったのを初めて日本語詞で歌うという勝負作、the brilliant greenの「there will be love in there 愛のある場所」。とにかくTVでさんざん流れてるので、結構いいかも?って洗脳されかけてたんですが「うたばん」ではじめてプロモ以外で歌ってるのを見てボーカルが予想外に下手でびっくりしてしまいました。こういう展開でプロモーションするバンドって「知られざる実力者」とかさ、そういうイメージで来てるんじゃないの? 今は別に歌下手でも曲(と録音技術?)さえokなら全然売れるし問題ないんだけど(マイラバとか下手だよね・・・)でも私は彼らの芸風を誤って予想していて(笑)意表をつかれたのでびっくりした。ほら、ポリバケツを中にゴミが入ってると思って持ち上げたら実は空で、それで変な力が入ってぎっくり腰になっちゃう人っているでしょう、あんな感じです(なんだそりゃ)。


彼らはいつの間に現れるのか(5/13)
今日の衝動買いCD、GREAT3の「カリギュラ」。一曲しか入ってないから安かった。良いです〜。クリップ見るとモッズさんたちって感じでポップでサイケなんだけど(メンバーがアップで鼻血出しながら遠くを見てたりするのよ)曲全編に流れる憂愁というか、気怠さがたまんないです。ギターがまた懐かしい感じの音なんですわ。
私には最近急に耳につきだしたようになったように感じられるんだけど、今までもCDけっこう出してるわけで。でも今回急に「出てきたぞ〜」っていう感じがする、これは何なんだろう。ブレイクしてしかるべき名曲ってことなのか、レコード会社が勝負に出たのか。今回バックコーラスにCHARAが参加してるというということで話題になってるんですがやっぱりそれを期に勝負に打って出てるのかなぁ?それとも単にいい曲が出来たってことでスタッフの「売ろうぜ!」という気合が入るのか。 フィッシュマンズが2年位前「空中キャンプ」で出てきた時の感じとなんとなく似てるんですよね。まだどことタイアップしてる訳でもCMいっぱいうってるわけでもないのになんだかオンエアが増えだしたぞという。でもその時もあとからつらつら考えるに創設メンバー脱退直後の勝負のかけどきだったわけで、売り出すべき時に実際売れるのって送り出し側の画策もあるのかなと。
・・・なんてそんなこと考えながら曲を聞いてるのもなんか可愛くないですけど(笑)。でもいい曲ですよ「カリギュラ」。


鼻歌では歌えるんだけど。(5/12)
ふっと耳に入ってきてひっかかる曲というのがあります。あ、この曲私のツボかも、っていう音楽に偶然に出会ったりすると嬉しいものですが、いかんせんミュージックシーンに疎いもので曲名と演奏者名が判らない。TVやラジオで流れてるのなら大抵曲目も紹介されるのでメモをとったりしますが(年寄りなのでソラで覚えられない(笑))、たまたま入った店の店内放送で流れてたりすると、メロディは覚えてしまったのに誰の曲か判らなくてなんだかすっきりしない、ということがよくあります。チャートの上位に上がってくるようなグループならいずれ判るんですが、そうとも限らないし。みんなこういう時どうやってるんだろう?CDショップで店員に歌ってみせたら正しいCDが買えるか?という実験を昔誰かが雑誌でやってましたが、私にはそんな勇気はないわ(笑)。
実はいまそうやって気になってる曲が2曲ほどあるんです。一曲は本屋で立ち読みしてる時に流れたので歌詞のサビだけ一生懸命覚えて「歌謡曲」とか「ソングコング」とかの雑誌で調べたんですが(本屋さんごめん)、これじゃないかな?止まりで確証なし。なんか私が昔好きだったUP-BEATというバンドの「DEAR VENUS」って曲に似てるんですよ。声もメロディも。80年代ヨーロッパニューウエーブ系バンド、もしくはその影響を受けたバンド、に影響受けてませんか?って感じでなつかしい感じのする曲。あーなんか似てるなぁと思うから、ますます頭の中では2つの曲がごちゃまぜになって判らなくなってきている(笑)。しかも私の推理があたってたらファナティック・クライシスの曲なんですが、そんなただいま売出し中バンドの曲にハートをつかまれたなんていいトシしてちょっと恥ずかしい、という屈折したオトメ心もあったりして。でもこうやって推理してる自分は結構面白いので(笑)試しにCD買ってみるのも一興かな?
もう一曲はビデオ屋の店内放送で流れてた曲。ボーカルが割と暗黒系で流行りのドラムンベースで、さらにその上に布袋寅泰っぽい系のギターがずーっとかぶってるんです。気になるなぁ・・・。ああでも布袋の新曲とかだったらやっぱりちょっと恥ずかしいなぁ(熱いアーティストのCDを買うのは私の中ではこれまたなんだか恥ずかしいのだ)。まったくもって複雑なオトメ心よ。



かっこつけがかっこいー音楽。(5/8)
LOVELOVEあいしてるに陣内孝則が。いつのまにか俳優になってた彼ですが、「歌でメシ食えりゃやっていきたかった」ってコメントが泣けますわ。セッションの「ジョニー・B・グッド」いいなぁ。セッションではいやでも盛り上がるこの曲!しかもギターは大御所鮎川誠。いくつになってもかっこいーよ(涙)。ロックンロールってただひたすらシンプルにかっこいーと思える。バカならバカほどかっこいー感じ、って暴言?ベースの吉田健氏がまたアツい演奏ぶりで素敵でしたぁ。ほんっとにぜーたくですこの番組。


どうして?(5/2)
元XJAPANのhideが死んでしまいました。今朝の早朝。自殺の可能性が高いそうです。オールナイトニッポンのパーソナリティやった後で飲んで帰ってきて、そのまま自宅で。
今日外出してて、深夜に帰ってから訃報を聞きました。ぼーっとしてます。なんだかよくわかりません。私そんな、ファンという程でもなかったです。いささかごひいきで曲カッコいいなと思っててこのページで触れたぐらいで、でもなんかショックでぼーっとしてます。
だって判らないんだもの。なんで?どうして?新曲出たばっかりじゃない?着々とレコーディングしてたじゃない?オールナイトニッポンだってはじめたばっかりでライブも控えてて。なぜだよぉ!?
今NHKのXJAPANの解散ライブ見てます。一月末に放映したやつの再放送。特別番組じゃなくて前々から予定されてた放送です。hideは画面の中で今後の活動について語ってました。ほんとになんでこんなことになったんだろう。
メンバー脱退の時も解散の時も悲しかったけどメンバーの死なんてこんな悲しいことはありません(当たり前だよ・・・何言ってんだ私・・・)。
ずーっとつながらなかったオフィシャルページにやっと今つながりました。TOPのページには、真っ白な画面の中央に「ever free」って書いてありました。ちょっと涙出そうです。
ご冥福をお祈りします。彼のこれから作る曲をもっと聞きたかった。残念です。

追記:こんな勢いで書いた文章に訂正入れるのも何なんですが。新曲は「これから出る」のでしたね。「ever free」のプロモビデオが流れてるの見たのでなんかもう出たような気になってました。今日の「大爆笑問題」のエンディングで流れてる「ピンク・スパイダー」のプロモVにも「ご冥福をお祈りします」のテロップ出てました・・・。
今日はいくつかワイドショー見ることができました。今のところあまり興味本位でないとりあげ方をされててよかった・・・。でもファンの子たちの痛みが伝わってくるようで、ね・・・(涙)。


ところで歌担当は一茶くんだけなんだろうか(4/28)
最近TVでDA PUMPが歌い踊っているのに遭遇することが多いです。新曲「ごきげんだぜっ!」は歌いだしが印象的なダンスナンバーですが、どっから聞いてもM.C.A.T(富樫明生)。今回気付いたんですが、DA PUMPで主に歌ってる一茶くんの声質ってM.C.A.Tと似てる。実はTVの音だけ聞いてた時、てっきりM.C.A.Tの新曲だと思って反応するのが遅れてしまったのでした。はじめてまじまじと歌い踊ってるのを見ましたが、さすがに訓練されてる感じ。ブラック系ダンスのお手本ビデオのようなダンスをしますね。ダンサー系というか。スーツだしね。もうちょっと泥臭いダンスが見てみたいなぁ。以前デビュー前に沖縄アクターズスクールの密着番組で、HIP HOP系のラフな服着てるとこ見たことあるんですけど、そういう系の曲が見てみたい。DA PUMPは綺麗なんですよ。曲も綺麗だしボーカルも正統シャウトで(ばきゅーんずきゅーん、っていうとこの発声、ものすごく上手いと思う)。ダンスも綺麗。この綺麗さにハマる人はハマるのかなぁ。ああいうカッコの男の子、街にけっこういるしね。でもワタシ的には、綺麗なダンスならMAX位のレベルまで極めて欲しいし、男の子的な荒さが入るなら、もうちょっと毒というか、彼ら独自のアクが見えて欲しいような気がするんです。なんかひっかかりがないんだよね・・・うーんやっぱり好みの問題かなぁ。でもこの曲カラオケ需要はありそう。一度聞くと鼻歌で歌っちゃうし(笑)。


こっそり楽しい(4/21)
JUDY AND MARYの新曲「MUSIC FIGHTER」。CMでよく流れてるサビはメロディアスなんですが、それに至るまでのイントロがパンク臭くて好きです(って私が思ってるだけかなぁ?パンク詳しい方、どうです?)。サビへ行く落差も好き。ジュディマリってポップな曲でブレイクして、いかにもポップスっぽい曲も多いんですが、ときどき思い出したように眠れるパンクス魂(笑)が伺えるような曲(「ラブリーベイベー」もそうでしたね)を出して心憎いです。でもやっぱり大売れするのはポップス系の曲なのかな?それはそれで、正しい(笑)。パンクはひそかな楽しみでいいです(笑)。
ところで今ジュディマリの公式ホームページに行ってみたらドラムの五十嵐氏が出しているドラムのレクチャービデオのタイトルは「ジュディマリのドラムの人。」というらしい。素敵だ。


劇場型ミュージシャン(4/19)
少年隊の後ろでJ-FRIENDSが踊ったミュージックステーションのビデオを見返してたら(2月のだ・・・古い話ですいません)、HIDEの「ROCKET DIVE」に見入ってしまいました。バンドの方々が荒くれ系なんですが(笑)演奏中に楽器持ったまま吊られて逆バンジー状態でびよんびよんしててすごかった。いや、シャ乱Qもおととしの紅白でやってましたが、コワモテの方々がやってらっしゃるとインパクトが大だよね。演奏後J-FRIENDSの方々がスタンディングオベーションしてましたから(笑)。やはり「エンターテインメント性」ってとこで感じるとこがあるんでしょうか。後のびよんびよん(笑)にも関わらず、ボーカルのHIDEがロボットみたいな無表情をアピールしつつレーザーふりまわしてるのが良かったです。こういう「演劇クサさ」って見てて痛快です。やってる人が状況に笑っちゃったりすると興醒めしてしまうんで。あの壊れててCOOLなカッコ良さは何かに似ているぞ、と記憶を辿ってみたら昔夜のヒットスタジオに出てた「有頂天」でした(と書いて知ってる人がいるんだろうか・・・なんかココのページによるとケラとミューはまた一緒にバンドやってんのね?)。HIDEは「演者」に徹してる感じで頼もしいな。10年位前の「音楽と人」のインタビューで、HIDEがレインボー(大昔のメタル系外国バンド)のコンサートでケレン味あふれる演出にカルチャーショックを覚えたって言ってたのを思い出しました。それ以来見てる人に「何だこれはー!?」って思わせたいっていう気持ちがあるって言ってたんです。
この曲自体も好きなんです。気持ち良い。「ロック」でなく「ロックをベースにしたポップチューン」として完璧な出来だと個人的に思っております。
追加:ジュディマリのページが面白かったのでHIDEのオフィシャルページ(というか、本人のページ)に行ってみたら面白かった・・・。表紙でいきなりムービーがロードされてめちゃめちゃ重いんだけどかっこいーです。さすがX JAPAN(いや当時はXですか)のビジュアルデザイン関係を一手に引き受けてた男、HIDE(笑)。本人のコメントページにある、いろんな映画ポスターを演じてるやつもいい感じ。上記出演時に歌詞を間違えてたことも告白されておりましたわ(笑)。御本人様のコメントたのしすぎ。


道は別れる(3/22)
2月に解散したフライングキッズのベスト盤を聞きました。私が買ってきた訳じゃないんですけど。昔、彼らの曲がとても好きでした。でもアルバム3枚目ぐらいからなんとなく買わなくなってライブにも行かなくなって、久しぶりにTVの歌番組に出てる彼らの曲を聞いた時に、曲の系統が私のツボに全然入らなくなってるのにすごくびっくりした覚えがあります。「人の音楽嗜好は思春期にのめり込んだものに一生影響を受けていく」という、以前どっかで読んで至極納得した言葉があって、私が彼らの曲を好きだったのはそれが思春期に聞いた曲だからで、変わったのは彼らの音楽じゃなくて私なのかな?とか思ってたんです。でも、知らない曲が殆どのこのアルバムのうち私が好きな曲に印を付けてからリリース年度を調べてみたら(収録順序はリリース順ではなかったので)、私が彼らのアルバムを買わなくなって1年後の1993年を境に彼らの曲の方向が私のツボと逸れていったのがはっきり判って、それはそれで何か切ないことだなぁと思ってしまいました。好きだったバンドの解散も悲しいことだけど、好きだったバンドの音楽の方向が自分の興味のない方向に行ってしまうのも悲しいことです。私は彼らの初期の頃の曲の、ゴリゴリのファンク色が好きだったみたいです。下世話で生命力旺盛でなにか強いチカラを感じさせて。このアルバムにも収録されているメジャーデビュー曲「幸せであるように」久しぶりに聴いて、そんな感慨もあいまってじーんとしてしまいました。この曲はほんとに良いです。泣きたくなるくらいに名曲です。


また気になってる(3/21)
どうしてL'Arc〜en〜Cielが気になるのか。どうも彼らが今後どこに行くのか興味があるらしいです私。CDTVで新曲「DIVE TO BLUE」が披露されてました。第一印象「アニメのエンディングテーマのよーだ」ほら「るろうに剣心」とかの、って見たことないんですけど。さわやかですな。でもなんだか雑多な感じがする曲でよく判らんです。転調あり泣きのギターありで。やっぱこのストリングスの入れ方がポップス臭さというか非「ロック」感を醸し出してると思うなぁ。イントロのめっちゃディレイかけたギターの音(個人的に「U2ギター」と呼んでるんですが)も気になる。この音には大変弱いんだけど。
あ、歌詞もけっこう気になってる。「閉塞を脱する少年」系の(笑)歌詞はhydeの声にすごく合ってると思うです。


ブランキージェットシティ!(3/20)
そう言えばBLANKEY JET CITYのライブに行ってきました。曲はあまり知らないんですが、唐突に思い立って(笑)。いやぁ良かったです。スリーピース(3人組)なのにこの威圧感は何だろう。パンクから重めのロックンロールからロカビリーから、曲ごとに色々な要素が出てくるんですが(でも不思議に統一感はあるのね)、それぞれの楽器の音の絡み合いのバランスが絶妙で感嘆。生音でこれを味わわせてくれるバンドに出会うと感動してしまいます。言葉悪いですがCDではなんとでもなるじゃないですか。 Vo.のベンジーがこんなにいいギタリストだと思ってませんでした。達也のドラムもすごい良かった。彼らに限ったことじゃないんですが、いいグループに出会うと、このメンバーが出会ったことって奇跡だなぁと思ってしまうんです(おセンチさん(笑))。特にブランキーの場合、95年の日比谷ライブの後で達也が脱退考えてたってことをあとから知ったので(しかもたまたま立ち読みしたプチセブンなんぞで読んだ)、今ここに在る彼らに余計しみじみしてしまいます。
先月ここにちょっと書いていた「赤いタンバリン」もやったのですが、演奏の激しさに曲のメロウさが相殺されてイイ感じになってました。これもちょっと驚き。痛めの曲はほんとに突き刺さるように痛かった。ブランキーの曲はハードなのにすごく情緒的です。
客もなんだか熱狂的で良かったです。若いな!大体20才前後ぐらい?男女比は6:4ぐらいで予想以上に女性が多かったんですが、聞こえるのはヤローの怒号ばかり。歌ってる時以外、常に聞こえてますから。「ウォォォォ」ってのが(笑)。暴れてるし。革パン・革ジャン率高し。ついでに刺青率も高し(笑)。地元のハーレーダビットソンのグッズの店の前を通るたびに「誰が買うんだろう?」と常々疑問が心をよぎってた私ですが、判りました。ハーレーさんたちはこういうとこに山のようにいたんですね(笑)。
それにしても我ながらタテノリが辛いお年頃になってしまいましたわ。2時間跳躍し続けるのはやっぱもう無理(笑)。でもいいの、幸せだったから。アルバム欲しくなっちゃったなぁ・・・。


シンクロナイズ(3/19)
特にファンという訳でもないのにこのページに頻出してしまってる奥田民生ですが(笑)。私はこの先「さすらい」を聞くと、きっとこれが主題歌になってるTVドラマ「DAYS」のことを思い出すような気がします。ドラマの世界にぴったり寄り添ってて気持ちいい。なんか、ドラマ見て曲を聞いた時に世界が通底しててカタルシスがある感じ。でも自分が何をもって「合ってる」と思ってるのかが謎なんですよ〜。歌詞、でもないみたいだし。「ニュースの女」の主題歌「散歩道」は歌詞もドラマの内容と合ってると思うのに、そんなにシンクロ感は感じないんです。不思議ナリ。最近の主題歌で合ってるなぁと思ったのはユーミンの「SUNNYDAY HOLIDAY」(「成田離婚」)とかイエモンの「BURN」(「職員室」)とかMOON CHILDの「ESCAPE」(「FIVE」)とか。うーん、タイトルバックのせいとかもあるかもしれない。
でもこれって主題歌になってる歌にとって幸せなことなのかな、どうかな?ドラマにとっては幸せなことだと思うんですが。


ひきつづき赤頭巾ちゃん御用心。(3/17)
レイジー再結成はほんとらしい・・・。なんかのアニメのエンディングテーマらしい。オリコン雑誌「ICHIBAN」にインタビューが出てました。その後ハードロックの重鎮になったりしてる人たちもやっぱりまた「ポッキー」とか「スージー」とか名乗るんでしょうか?(笑)
ところでBOWWOWがオリジナルメンバーで再始動と聞きましたが2年おきぐらいに再始動してないすかこの人たち。


エンドレス(3/17)
何かのきっかけで頭の中を一日中同じ曲が回ってることありませんか?気が付くと口ずさんでたりして。昨日BOΦWYのことを書いて寝たせいか、今日一日自分の中で「マリオネット」がぐるぐるして困りました。・・・昨日は「もののけ姫」のテーマだったんですけどね(笑)。以前、バーゲン時期に流れてた西武かどっかのCMの「おっ買いっ物〜、おっ買いっ物〜」ってのが頭から離れなかったときは自分でもおかしかったっす。ふと歌っちゃったりするとすごい怪しい奴なんだこれが(笑)。


暴威。(3/16)
きのうのサンデージャングルでBOΦWYの特集がありました。ベストアルバム2位にランクインしたそうで。昔の映像も流れて面白かったです。番組中でいろいろな人からコメントありましたが、「はっぴいえんどに続き第二期「日本語でロック」を確立したグループ」ってのはどうかなぁ? 個人的には、「ロックのお茶の間的なヒット」をはじめてなした人たち、それまでなら「歌謡曲的」と片づけられてたような曲を「ロック」と呼ばせることに成功して、「ロック」という分野がよりわやくちゃになったきっかけとなった人たちって感じがしてます。功罪含めて。だから、佐久間正英のコメント「彼ら以降日本のロックはよりドメスティックになったが日本のマーケットは拡大した」っていうのはとても納得。日本特有の、言ってみれば日本にしか通用しない分野としての「日本のロック」が定着したって感じですか。なんていうんだろう、外国のロックの強い影響が感じられない人たちがこれ以降増えていったような気がするし。
でももちろん彼らの影響力は、彼らがカッコ良かったという証明みたいなもんじゃないでしょうか。彼らがいなかったらBUCK-TICKも出てこなかっただろうし(BUCK-TICKの初期の曲ってめちゃめちゃポップだったよな)、GRAYも出てこなかっただろうし。
デビュー直後は苦労したんですね。「JUST A HERO」に至るまでの、ちょっと模索してる感じの曲もけっこう好きです。パンク色強い曲なんかもあったりして。ベストアルバムちょっと欲しいかも。「わがままジュリエット」がもう一度聞きたい気がするんだ。(これのビデオも好きでした。ちょいお耽美で。当時「金子国義ビデオ」って呼んでました(笑))


ダンス・ダンス・ダンス(3/11)
安室奈美恵のシングルコレクションCDが出てます。なんか彼女すごいたくさんベストが出てませんか?次々にお買い得物件が出てくる感じ(笑)。
私は安室ちゃんの歌とSUPER MONKEYSのダンスという組み合わせがすごく好きだったので、MAXがデビューして別々に活動するようになったのが妙に寂しかったです。MAXのダンスってすごく好き。基本的に全員が同じ振り付けの部分が多いんですが、4人のダンスの質がとても均質で見とれてしまう。すごい上手で、いいチームだと思う。「トラトラトラ」の時はどうなることかと思ったけど(笑)。途中でメンバーチェンジがあったにしろ、子供の頃から同じメンバーでやってて、体格もあれだけ揃って育ったのは奇跡のよーだ。歌番組でのやりとり見てると、喋ってる時はかーなりおバカキャラなのに、ダンスになると人が変わったようにCOOLだし。
SPEEDはダンスの個性はバラバラ。仁絵ちゃんって飛び抜けて上手いよな。同じ振り付けなのに彼女が踊るとストリートの匂いがしてかっこいー。寛子ちゃん以外のメンバーの区別がつかなかった時、彼女を判別したい一心で全員の名前を覚えた私でありました。もっとバリバリにストリート系のダンスやってるとこが見たいなぁ。沖縄アクターズの人って、デビューするとあまりHIP HOPくさい曲ってやらないよねぇ。DA PUMPも富樫明生で妙にさわやかだし、やっぱ一般には受けないんでしょうか。DEEPな曲でストリート系のダンスをバリバリにカマすグループがメジャーシーンに出てこないかなぁ。そんなのもう流行りじゃないの?(オバサンよくわかってない?)・・・って全然音楽の話じゃなかった(笑)。


気が弱い(3/3)
中古CD屋に行ったら吉川晃司の「MODERN TIME」と「GRAMOROUS JUMP」のCDが壁に吊ってあって3万5千円の値札がついていた。・・・さんまんごせんえん!? そんなに貴重なんですか!?私持ってるよ!売らないけど!(笑)
店内に流れてたちょっとジャマイカ系?の日本語RAPの曲がすごーく気になったので店員に「今流れてるのなんですか?」ときいてみる。「ソウルセットです」「え?」「ソウルセット」店のにーちゃんが大変面倒くさそうに教えてくれたので「それは東京No.1ソウルセットのことを言うんでしょうか」と重ねて訊くことができなかった気の弱い私である。だって知らないもん・・・。ELTが何の略かだって長らく知らなかったしさ(笑)
でもこういう時にやたら親切に回答してくれて「これですよー」と棚まで行って教えてもらったりすると買わざるを得ないような気になってきて困るのだった。特に小さいCD屋だと、油断しているとマンツーマン状態になってしまって危険である。気が付くと地元のバンドの自主製作テープを買わされてたこととかある。だいたいCD屋の店内スピーカーはたいてい大変良い物なので(笑)、そこで「おお!」と思っても自分の家の貧弱な音響で聴くのとは訳が違うんである。
何年か前、やはり店内でかかってた曲が気になってCD買うついでに訊いたことがある。レジにいた店員は地味でおとなしそーなメガネくんだったのだが、「あ、これなんですけど実はXTCの変名バンドなんですよ〜」と突然嬉しそうに喋り出し、私がメトロトロン系のCDを束で持ってるのを見て(それ買いにきたのだ)「鈴木慶一とかもXTCには影響うけてますよねー。いやこれはなかなか面白いですよぅ!」とウキウキとXTC好き好きトークを続け、つい流れにまきこまれて買ってしまった。
なかなか面白いCDで今でも時々聞くんだけれど(ちなみにタイトルは"CHIPS FROM THE CHOCOLATE FIREBALL")、そのたびにかの店員の楽しそうに語りまくってた様子を思い出してちょっと心あたたまる私なんである。

で、とある中古シングルCDを探しに行った筈の私はなぜか結局バウハウスの18年も前のアルバム「MASK」を買ってしまったので、(暗黒系(?)の好きな方にはいまでもおすすめします〜)ピーター・マーフィーのめちゃめちゃ非生産的な気分になる歌声を聴きながら寝ようと思います。おやすみなさい(笑)。


ぅああ。(3/3)
「ワンダフル」でビジュアルバンドの歴史みたいな特集をやってたんですが、それによると全てのはじまりはX(エックス)・・・そうなの?BUCK-TICKとかはその系譜にはないのぉ?不思議・・・。BOφWYと言われた方がまだ納得なんですけど(デビュー当時全員髪染めて立ててたよね)。
それはそうと最近のビジュアル系の人はなんでみんな歌い方が西城秀樹のよーなのでしょう。なんとゆーかオクターブ下からグラインドしてくような歌いだしの発声。「ぅあ愛にー気づいてくだーさーいー」(これはペニシリン)の「ぅあ」のとこね。ラルクもそうだし、ビジュアル系の決まり事なの?創始者は誰なの?と大変不思議に思っているワタクシです。家人に訴えたら「ボウイじゃねぇの?」と片づけられたんですが氷室京介はそんな歌い方をしてたっけか?そーいや昔氷室が「声が西城秀樹に似てる」と自認してたのは覚えてるけど(笑)←西城秀樹か結局?


これが噂の(2/27)
「歌の大辞テン!」でマリス・ミゼルの演奏シーンをはじめて目撃。・・・すげぇ(笑)。なんかボーカル以外のメンバー(たぶん楽器担当の人・・・なんだと思う・・・)が金髪縦カール&白塗りメイク&中世風デコラティヴなドレスで(注:男性)オルゴール人形のようにくるくる回っていらっしゃる・・・。思わず「踊ってるよ・・・」とスタミナハンディカム♪な呟きを漏らしてしまう私でありました。いや、昔からこういう世紀末な人たち(笑)はいたと思うんだけど、なんとなくそういう人たちって目黒鹿鳴館あたりにのみ生息しているという先入観があって(それって太古の話なの?)なにがすごいってあんなお茶の間番組のランキングに登場してくるという事実が凄いよー。
と、とりあえず音は思っていたよりアングラ臭くてけっこう好きかも?と思いましたことです。ああでもビジュアルのインパクトが強すぎてよく覚えていない・・・。


赤頭巾ちゃんご用心。(2/25)
ところで「レイジー再結成」ってホントなんでしょうか!?どきどき。


Love Song(2/25)
深夜のTVで突然BLANKEY JET CITYの演奏シーンに遭遇。「日刊ひっと」でした。今発売している「赤いタンバリン」はTVへの露出度が大変多いような気がする。「サンデージャングル」のオープニングテーマなので毎週見ている私の脳に刷り込まれてるだけ?・・・いや、でも多いよね?曲そのもののCMもよく見るし、なによりブランキー自身がTVに出演しているのだ(いきなり「サンデージャングル」に出てきて演奏した時はびっくりした)。最近CMに曲がけっこう使われてるなぁと思っていたんだけど、そろそろ売りにきたのかなぁ?いつのまにか10年選手だもんね。
さて、「赤いタンバリン」歌詞テロップも出てました。ストレートな「愛」の力を歌った曲、って感じがします。私は彼らの曲をそう多く聞いている訳ではないんですが、彼らの曲にはなんとなく「悲しみ」みたいなイメージがありました。無骨なスリーピースの激しいロックンロールの中に潜む、稚い生きにくい悲しみみたいな叫びみたいなもの。初期の曲の、どこかに剥き出しの痛みを感じるような歌詞が印象深かったので。(まぁ詩的だこと、私(笑))だから、同じく疾走感のあるロックながら、愛する喜びを歌うこの歌がなんか感慨深くもあり。あと、個人的にメンバーがそれぞれのソロ活動からバンドに戻って来てくれたことへの嬉しさもあり。
それはそうと長髪・TATTO・アメリカン(笑)だったドラムの達也がしばらく見ないうちに金髪・短髪・タータンチェックスーツのロンドンパンクくんになっているのに愕然。いや、その前の坊主頭の時よりは心安らかなんだけど・・・。
CM曲にも採用されている「ガソリンの揺れ方」が大好きで。この「赤いタンバリン」と一緒に最近出たベストアルバムに入ってるんだけど、アルバムのイラストが凄すぎて買えないんだよぅ。どうにかならんもんだろうか?
追記:ライブに行って気付いたんですが、CMに使われてるのは「ロメオ」でした。いいかげんな私・・・。でもどっちも好きよ。



イエモンふたたび(2/24)
うたばんのゲストがイエモン。しかもこれがまたなごやかなトークで(嬉)。↓でふてくされてた私、菊池兄弟話にちょっと機嫌を直す(笑)。ああやっぱり歌は収録が良うございましてよ。ツアーもバリバリにはじまるんですね。でもうちの地方でも体育館クラスだと思うとちょっと二の足を踏む私でした。ライブハウスで聞きたいなぁ・・・(無理だって)。


見逃した!(2/20)
THE YELLOW MONKEYSの「FAN」。もお〜。オリンピックダイジェスト見てる場合じゃないでしょう私(涙)。予告で「BURN」を歌ってたから(この曲がえっらい好きなんです私)見なくちゃと思ってたのに・・・。くすん。
ところで新曲「球根」はオリコン1位だったんですよね。この曲でかあ、と多少意外。「BURN」でいい具合に滲んでいた「往年の歌謡曲」臭さがちょっと過剰に出てる感じがして、はじめて聞いたとき「・・・うーんそっち行っちゃうかぁ」とコントの稽古をつける欽ちゃんのよーな反応をしてしまった私でした。
私がはじめてイエモンを意識したのは「jaguar hard pain」の頃で、この「ジャガー」があがた森魚の「バンドネオンの豹」を意識したネーミングだと吉井さんがインタビューで語ったのを読んだのがきっかけです。当時吉井さんは金髪短髪で、いかにもデヴィッド・ボウイのフォロワーね!って感じでしたし、バンドの音も、どうかすると狙い過ぎの歌詞ともあいまって、あからさまにグラムくさくて好きでした。その後「追憶のマーメイド」あたりから屈託ない曲調へとシフトしていってしまったようで多少興味を失っていたのですが、「楽園」「BURN」でまた曲に屈託が戻った感じで(思い込み?)気になってきたのです。ビジュアルがまた、年とともになんかいい具合に枯れてきて(笑)。
というところの「球根」なんですけどね。情念っ、て感じで嫌いではないんですが・・・。日本のグラムはつきつめるとグループサウンズに帰着してしまうものなのかしら?とふとあどけなく思ったりする曲であります。まぁこのバンドの根がグラム、ってこと自体そもそも私の勝手な思い入れなんですけどね。元々はハードロッカーさんたちなんだし。あ、あとグラムには要「屈折」と思ってるのも私の思い込みなのかな・・・。よく分類範囲が判ってないので誰か正してやって下さい。
それにしても「FAN」。返すがえすも悔しいのでもう寝ます(涙)。


テッチーな匂い(2/17)
最近「女性ボーカルにバック男性2人のユニット」がえっらい沢山いるような気がする。興味がないせいか、全然見分けつきません。ババアになった証拠でしょうか。
この構成のユニットで唯一耳にひっかかるのがD-LOOPの「love me tender」なんですが、理由はひとつ、妙に「キーボーディストが書いたっぽい」曲だから。なんだか80年代後半のインディーズに片足つっこんだ浮遊系マイナー女性ボーカルっぽい匂いがして郷愁を感じる。なんと申しましょうか、「歌う」には不自然なカンジがするんですよ。ボーカルを一種の「音」とみなして作ってる感じ。そこらへんが、ちょっとテクノな匂い(笑)。とゆうことで、作曲者は元テッチー小僧ではないかと勝手に類推しております。なんだか気になるので彼の経歴ご存じのかたぜひご一報を(笑)。★テッチー:当時そういうテクノ系のキーボード雑誌があったのです(今もあるのかは知らない・・・)
あと広瀬香美の「promice」も妙に気になります。あのサビ、人間が歌うのを前提として作ってない感じがする。まず音階があって、それを「ボーカル」で出す、っていうか。「歌」が占める位置がたとえばバックのフラメンコギターと同等な「音」のひとつって気がしてしょうがないんですわ。ちょっとカラオケで歌ってみたいなぁ。


結局気になってしょうがないでやんの(2/15)
もう旧聞に属しますか、先週 L'Arc〜en〜Cielの「WINTER FALL」がオリコン1位でした。
・・・が。このアレンジって・・・どうなんでしょうか、イケてるんでしょうか?私はどっちかというとラルク好きなんですけど、あの高校生のアマバンみたいなぺらぺらのシンセアレンジはOKなんでしょーか?FM音源で作りましたぁって感じの擬似ブラス音がサビと共に朗々と流れるたびに凶悪な気持ちになるんですが、私がアレンジの深い意図を読みとれないだけなんでしょうか?(とほほ)

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