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What a Wonderful World

60f662a7.jpg米国同時多発テロからはや6年。今年も9月11日がやってくる。その日に合わせたかのようにビンラディンの声明がビデオで公開。なんとも胡散臭い。この事件、発生直後から陰謀説が飛び交っていた。今じゃ丁寧な人々がそれらをまとめでネットで公開したり、映画にまでしてくれたりもする。その中には演出過剰でいい加減なものもあるにはある。しかし、同時多発テロに関する公式発表や報道を額面通り受け入れられるかといえば、私の場合はまったくもって「否」だ。発生当日から疑問に思っていたことがある。それは、衝撃的なニューヨークからの映像に比して、ピツバーグ郊外の現場映像やペンタゴンの現場映像が貧弱なこと。旧ソ連を彷彿とさせるような限定的な映像。テレビ報道が世界一進んだ国のものとはとても思えないシロモノだった。自由の国アメリカも、有事となると完璧なメディア規制が行われるらしい。実際、このピッツバーグ郊外とペンタゴンでの出来事は陰謀説を唱える人々の格好の餌食になっている。発生当時は見逃してたが、近年になって最も疑問に思えてきたのがWTC7崩壊の謎。WTC1、WTC2(ツインタワービル)のパンケーキ崩壊の真偽はともかくとして、道路を挟んだ場所に建つ47階建てのWTC7が、航空機が突っ込んだ訳でもないのに、最初の衝突から約8時間後、見事に崩壊している。長時間にわたる火災の放置が原因で崩壊したとされているが、ネットで見ることのできる崩壊の映像は、どう見ても芸術的な制御崩壊だ。つまり、解体業者による爆破解体そのものだということ。放任火災であのように綺麗にビルが崩れ落ちるのなら解体業者など不要だ。これは公式見解を信じろと云うほうが無理。さて、世界を襲うテロの恐怖はその後も止まることが無かった。911から2年後の2004年3月11日、今度はマドリードで列車爆破テロ事件が発生し、200人以上が死亡、1000人以上が怪我をした。しかしこれもかなり胡散臭い。直近に迫った選挙で敗色濃厚だった政権は、当初国内反政府勢力の犯行だと大騒ぎするのだが、ほどなく郊外で発見された盗難車の中からコーランのテープと7つ起爆装置がみつかり、今度はアルカイーダ犯行説に変わっていく。誰が盗難車を置いたんだろうね。低予算のサスペンスドラマじゃあないのだから、諜報機関はもっとリアリティのある仕掛けを施したほうが良かったのではないか。さらに翌年、2005年の7月7日には、ロンドンで同時爆破事件が発生し56人が亡くなった。アルカイダ系の実行犯4人による自爆テロということになっているが、これも怪しい。これら3つの事件に共通してるのは、誰が何の目的で・・・て部分が、実は案外希薄な点だ。マドリードやロンドンの事件に関していえば、今じゃ捜査当局もアルカイダ犯行説を否定している。結局、なんなのだろう。何故、世界一対米追従で危機管理もグタグタな日本ではテロが発生しないのか。今日(2007.9.9)のニュースによると日本の首相は「海自の給油活動継続できねば退陣」とまで言ってるのだ。アルカイダさん、アベちゃんはどう考えても標的だよん。まあ、スペインやイギリスのお粗末さからすると、日本でなんかやったら裏台本が全部バレちゃうから危なっかしくてテロも出来ネエのかも知れない。ついでに今日のニュースをもうひとつ、「ビンラーディン装う芸能人ら、APEC検問を素通り」なのそうだ。オーストラリアのテレビ局のコメディ番組が、ウサマ・ビンラディン容疑者に扮した1人を含む芸能人らが車列をつくって要人に成り済まし、2つの検問所を素通りしていたというのだ。3千人近い人々が911で亡くなっていることを考えると、「アラファト私が夢の国」の松本明子より不謹慎にも思えるのだが、ネット上に公開されるホンモノのビンラディン映像もマッチポンプだと考えればそれも半分コメディのようなもの。そんなペテン、茶番で多くの人々が死んでいく。What a Wonderful World.

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