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次は中古盤規制

知財族の暴走は止まらない。謎工氏が、5月27日日に首相官邸で行われた「第8回知的財産戦略本部」の会合で、金子一義(行政改革・構造改革特区担当)大臣
(自民党:堀内派/比例・東海/当選6回)が、「コンテンツ産業について、今、法律を議論してもらっているんですけれども、この中で、やはりゲームソフトの問題で、中古流通市場がいびつな形なので、産業としてなかなか育っていかないと。これは既存の法律の枠組みでは難しいと思いますので、是非枠を越えて。経産省もこれ受けてくださいよ。経済産業省、おられるかと思いますけれども、是非お願いします。 」と発言している点にチェックを入れている。

http://blog.melma.com/00089025/20040607

法の枠を超えてとはどういうことなのか? それは以下の判例を読めばわかる。

http://civilpro.law.kansai-u.ac.jp/kurita/casebook/heisei/14/h140425supreme2.html

これは、家庭用テレビゲーム機用ソフトの中古品販売業者による中古品の公衆への譲渡が著作権侵害に当たらないとされた判例だが、要はこの判例を無視しろと金子大臣は云っているのだ。知財族が中古規制を狙っているのがよく判る。輸入盤規制の後は中古盤規制なのか。やりきれない。中古盤屋のオヤジに知らせねば・・・。

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