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ジョンレノンと春

18年間一緒に過ごしてきた猫が6月に逝った。キジトラの雌。名前は「はる」。由来は「2001年宇宙の旅」に登場する「HAL9000」だったが、「ずいぶん和風な名前だね。」と言われることのほうが多かった。美人だが性格は悪い。いわゆる強烈なツンデレで、気分次第でおもいきり甘えてくる。そこが猫らしくてとても可愛かった。その「はる」を見送ったあと、しばらくは再び猫を飼う気持ちになれなかったが、夏が終り涼しい風が吹いてくるようになると、家族がやっぱり猫が欲しいと言う様になった。みんな猫が好きなので、やはりペットの存在は良い鎹(かすがい)だ。前回はいわゆるタダ猫、しかし今回は18年間しっかりと育てた実績を基に有償で購入することにした。ペットというのはきちんと育てれば相応の金のかかるもの。それができない人は安易に飼わない方が良い。一方、それがなんとかなる人にとっては、飼い始めてからかかる費用を思えば、初期投資の額はそう問題ではない。カッコ付けて純血種をとも思ったが、ショウに出す訳でもなくブリーディングをする訳でもないので、家族全員が気に入った猫種を選ぶことにして探し始めた。john休日にショップを巡ったり、ネット上を探し回ったりする日が1ヶ月ほど続いたある日、ショップでスコティッシュホールド(父)とチンチラ(母)を親に持つミックスの子猫の兄弟を見つけた。どちらにしようか迷ったが、遊び相手がいた方が猫のためだろうと思い、おもいきって兄弟(雄2匹)でもらうことにした。8月3日生まれ。名前はジョンとレノン。鼻の黒いのがジョン。lennonLピンクの方がレノン。ジョンの方がスコティッシュの影響が強い。強いと言ってもしっかりとした立ち耳でかなり俊敏に走り回っているので、スコティッシュをブリーディングさせる際に用いられるアメリカンショートヘアを見ているよう。レノンの方はややチンチラ顔。毛質は両方とも同じで短毛。それらは成長の過程で変わっていく可能性もある。今は遺伝性の疾患が出ないことを願うばかり。業界のマイナス面が集約されたような猫種を選んでしまったわけだが、猫達に責任はない。様子はときどきこのブログに書いていこうかと思っている。

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