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日本初のノンステップ連接バス「ツインライナー」
3/14から、神奈川県の[湘25]湘南台駅〜(急行)〜慶応大学線で連接バスの運行が開始されました。関東近辺では既に幕張地区で連接バスが活躍していますが、今回導入された連接バスは日本初のノンステップ連接バスです。
早速乗りに行ってみましたが、後車体の車輪にステアリング機構がないのに驚きました。幕張の連接バスがボルボ製で、そちらは後車体の車輪にステアリング機構があるのですが、こちらはネオプラン製で、メーカーによる仕様の違いのようです。ほとんどトレーラーと同じようですが、これでもけん引二種免許は必要ないのだそうです。そうなると後車体はぶら下がっているだけなのでは…と思いますが、実はエンジンも後車体にあるのでした。ボルボ製だと前車体にエンジンが装備されていますが、やはりメーカーによる個性なのでしょうか。
運転手さんに運転操作について質問してみたら、通常の路線運行ではあまり気を使わないけれど、車庫でのバックが一番大変らしいです。連接バスにバックさせるのは日本特有の事情らしいですが…。
肝心の乗り心地ですが、ネオプラン純正シートの座り心地は悪くなく、それなりに安定していましたが、それでも揺れるのは日本の道路がつぎはぎだらけででこぼこだから…?わずか10分程度で到着してしまうので、多少物足りない感じはありました。
とりあえず2台だけですが、来年度中にはもう2台増えるそうで、既に慶応高校の生徒には「ツインライナー」という愛称は定着しているようです。さらに厚木市での導入も検討中との事で、さらに乗るチャンスが増えそうですね。
ツインライナーの映像(QuickTime Playerが必要です。ダウンロード・インストールはこちらから) (1) (2)
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HTML Written by Yoshihisa Tobisawa