神風・愛の劇場スレッド 第158話『嵐の後で』のフォロー記事(1/18付) 書いた人:佐々木英朗さん
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Subject: Re: Kamikaze Kaito Jeanne #40 (12/18)
Date: 18 Jan 2002 12:12:31 +0900
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<a161f2$310$1@news01bb.so-net.ne.jp>

佐々木@横浜市在住です。

<a161f2$310$1@news01bb.so-net.ne.jp>の記事において
keitai@fa2.so-net.ne.jpさんは書きました。

>> 石崎です。

こんにちわ。

# 本スレッドは「神風怪盗ジャンヌ」のアニメ版第40話から
# 着想を得て書き連ねられているヨタ話です。
# 所謂サイドストーリー的な物に拒絶反応が無い方のみ以下をどうぞ。


>> >>> ★神風・愛の劇場 第156話『誤算』(その1)

>> は、そのことを決めた直後だったので少し驚きました)、先輩の失敗は決めてい
>> ました(鬼)。

鬼。(笑)

>>  ちなみに先輩に関してはフォローもする予定(笑)。

期待しておきます。

>> しかし、書いている内に余りにも生々しくなりすぎたので、総没にしてハードデ
>> ィスクから抹殺しました(爆)。

電子的焚書処分ですか。^^;

>>  ただ、この時のミストはジャンヌの姿を身に纏っていた筈なので、ジャンヌを
>> 連れ去るノインという光景が一同からは見えていたのではと思われますが。

この前後に関しては関係者の記憶がすっぽ抜けるのかと思っていたのですが、
どうも第158話を読んだ限りでは外野の記憶は残っている様子ですね。
# また面倒な事にならないと良いのですが。

>> >★神風・愛の劇場 第157話 『還る』(その1)

>> もりでミストに関して描写していましたので)、ノインはミストの本来の力の封
>> 印が解けてしまうことを心配していたということなのですね。

ええ。あの姿自体が封印を存続させている力の目安みたいな感じという事で。

>>  ノインの悪魔の囁きの内容は、まろんの魂とアキコの魂の交換のようで。今ま
>> での実験の成果の集大成といったところでしょうか(本当に契約を実行する積も
>> りであったのかは判らないのですが)。

多分実行したと思います。少なくともノインに損は無いはず。

>> #アキコについては、ツグミさんとの間の心残り(イカロスをずっと奪った形に
>> #なっていたこと)についても、何かあるのかなと思っていたのですが、ひょっ
>> #とするとラストにアキコ(推定)がミストの力を借りて放った羽根にその想い
>> #が込められているのでしょうか。

イカロスに関してはアキコの保護者(笑)が代理でアフターケアしていますので
あれで全部語りつくしているつもりなのですが。
# 羽根の宛先は1枚は自明でしょうから言ってしまいますが三枝親父の元へ。
# もう一枚の宛先は内証です。^^;;;
# <余談>
# 本当は第157話は発表予定時期がずっと離れた別々の2つの話が元に
# なってまして、「さよならアキコ」編と「ミスト帰還」編の間はもっと
# 時間を開けた上で1つ番外編を挟む予定だったのです。
# その2話をまとめて語った関係で第157話は微妙に謎めいた部分を残した
# 展開になってしまいました。「さよならアキコ」編を出すタイミングが
# 遅くなり過ぎたというのが最大の過ちなのですが。
# </余談>

>>  アキコが成仏した後で、ミストが何故不愉快に思ったのかは断定出来ないので
>> すが、アキコがミストに対して愛情を示したからかな?

わざわざ別れを惜しみに来た事全部に対してでしょうね。
もちろん口に出している呟きは往々にして本心とは反対なのですが。(笑)

>>  第157話ラストでミストが旅立った後で、ミストの前に現れた少女は、アキ
>> コなのですよね(「まだ不愉快にお思いですか?」と言っていたことから)。

ええ、あれはアキコです。
# 本当は第157話のこの部分は良く良く考えると変だぞ?という部分が
# あるのですが、とりあえず気にしないで下さい。
## 前述の「出し損ね番外編」の名残です。^^;;;;

>>  すると、ミストのことが好きになったアキコは、天界や魔界に転生するのでは
>> 無く、ミストと共に旅することを選んだということなのかも。
>>  それはそれで一つの愛の形(笑)。

あ〜、この視点無茶苦茶鋭いです。^^;
# 番外編が無くてもちゃんと通じてるので安心しました。

>> #インターミッションでミストが人間が魔界に転生している可能性について示唆
>> #していましたが、魔界に転生した人間は、人間の形をしているのか、それとも
>> #如何にも魔物という形なのでしょうか?

天界が「天使」という形でしか住人を受け入れていない世界であるのに対して
魔界はあるがままを受け入れる世界というのが私の認識(設定)です。
ですから貴族などと呼ばれて活動しているノインの様な者の他にも、
単に暮らしているだけの元人間も少なからず居るだろうと考えています。
# 天界の認識に関しては石崎さんとズレてるかも。

>>  魔王様ったら、忠誠の証をつける場所がいちいちえっちです(違)。

起源はキスマークだったりして。(爆)

>>  ミストの少女姿は、ノインとジャンヌ・ダルクの時代に二人が出会っていた少
>> 女ですか。
>>  ミストとどう出会い、どうして契約を結ぶに至ったのかが謎ですが、それは謎
>> のままなのか、それとも本編なり番外編なりで出て来るのでしょうか。

一応どういう経緯なのかは考えてはあるのですがウラ話扱いなんです。
# 非道ぃ話なんで。

>> #番外編希望

# 考えてみます。ちょっと真面目な時代考証が必要かも。

>>  実はセルシアがまろんちゃんの家にお泊まりというのは予定していなかったの
>> ですが、在る意味稚空の家に泊まるよりも危険かもしれないという気が(笑)。

遠来の客人が野宿ってのもマズいでしょうし、女性が稚空の家に泊まる
なんて話はまろんちゃんが認めないだろうと。^^;;;
危険度に関しては、まろんちゃんにとっての重大事が他にある間は
相対的に低くなっているのではないでしょうか。(笑)

>>  パジャマ前後逆(翼があるからですよね)の寝ぼけ姿でボケをかますセルシア
>> に激萌えです。背中が開いたネグリジェを使わないのは、それがフィンちゃん専
>> 用だからですか(笑)? ベッドを貸してあげないのもそれでか(笑)。

流石にフィンの留守中に他の女の子をフィンと同じ様に扱うのは
デリカシーに欠ける行為だと思ったから…でしょう、多分。(笑)
# セルシアが可愛く見えれば取りあえず成功。

>> #セルシアを地上界にもっと早く降ろしておくべきだったかも(笑)。

# 混乱に拍車が掛かる気が。^^;;;;;

>>  ミストがフィンに遠視可能な羽根を渡したのはやはり直接対決に備えてでした
>> か。

# 元々の素案ではフィンVSミストで話を終結させる可能性を考えてまして、
# その場合はフィンの翼は根元から壊死して落ちてしまう予定でした。(ぉぃ)

>>  ノインの作戦をそのまま遂行していれば、目的を果たすことが出来た可能性が
>> 高いにも関わらず、ミストがそれを阻止したのはアキコへの愛情故かもしれませ

あれに関してはノインがミストの事を良く理解出来ていなかった部分なのです。
ノインはミストが邪魔したと感じたのですが、元々ミストはアキコを縛った事は
ありません。何時でも離れる事が出来ました。離れようとしなかったのはアキコの方
で、今回は珍しく(何か感じる物があったのでしょう)アキコが自ら行動した為に
放っておいただけなのです。ノインの追及に敢えて答えなかった(責任を否定
しなかった)のは、まさにアキコの事を庇った(多分愛情から)という事です。

>>  ミストが言っていた「先に行っております」と言うのは、そういう意味なのだ
>> ろうか …などと、色々と妄想が膨らむ話でした。

膨らませて下さい、後の話に都合の良い様に。(笑)
# ちなみに「先"へ"行っております」にしてあったと思いますが。
## ココ、1字の違いを随分悩んで決めたので。^^;;;

>> #ディプスの恋人」だったりして(かなり異なりますが)。まるでラストのミス
>> #トが神様に等しい存在に見えてしまったもので。

# そう見えたのでしたら、これも表現としては成功したのでしょう。

>>  封印が解けた後、一瞬ミストが自分を失ったように見えた時に呟いていた言葉

この辺りに関してはミストにも油断があったという事なのです。
そもそもミストとしては自分の封印が天使ごときに破られるという意識は
ありませんでした。普通にフィンに勝てると踏んでいた。ところがまろんちゃんの
乱入で戦力バランスが崩れてしまっていた訳です。ノインはまろんちゃんが
合流するとフィンに加勢するのは当然の事として判っていましたから、それを
阻止したかった。ノインとしてはフィンとミストの勝負はフィンの勝利(ミストの
封印解除)以外の結果が理想だったはずです。結果はまろんちゃんの阻止に失敗、
ミストは(ミストの想像以上に実力のあった)フィンに止めを刺されてしまいます。

そして図らずも封印が解けてしまったミストは一時的に混乱していて本体の記憶と
封印の外皮の記憶の融合に少し時間が掛かってしまいます。
それが件の妙な呟きのシーンです。
自分が何処に居るのか探る(思い出す)為に周囲を観察したといった感じ。

>>  ミストがノインに「二人とも持っていけば」と言ったのは、一人は桐嶋先輩で
>> しょうけど、もう一人はひょっとするとまろんちゃん自身なのかな。

そういう事です。ミストが"起動"すると生まれ変わりどころでは無くなって
しまいますし、そもそもミストはミストでノインの本気加減を疑っていたと。
だから殺せないなら入れ物ごとお持ち帰り(笑)しとけと助言したのです。

>>  だとすると、ミストにとってはジャンヌを倒すことすら、本当はどうでも良い
>> ことであったのかも。

何しろジャンヌを倒すというのはミストの"皮"の使命であって"実"の使命では
無かったのですから。

>> #………そう言えば、弥白様はミストに思い出して貰えなかったのでしょうか
>> #(笑)。
>> #せっかく助けて貰ったのに(いや、本人は助けられたとも思っていなさそうで
>> #すが)。

思ってないでしょう、全然。(笑)
ここは書き込みが足らなかったなと後で後悔した部分なのですが、ミスト本体の
メンタリティは今までのミストとかなり違います。人間の生き死にには全く興味が
無く、完全に見下ろした("みくだした"ではなく"みおろした")視点で見ています。
つまり「神」の視点。積極的傍観者と言っても良いでしょうか。ですから何も
しません。邪魔も救けも何も無し。人間界を消去するのは純粋に仕事だからで、
人間の事を嫌ってもいませんし、勿論好きでもありません。(例外1名)
それも契約元が「もういい」と言えば「そうですか」と言って止めるだけ。
それはミスト本体の心はずっと昔の魔王様(と神)の様に純粋であった頃の
物を多く残しているから…とそんな感じでしょうか。
# 以前のままのミストなら魔王様が「もういい」と言ったら置き土産に
# 地球の1個や2個ぐらいぶっ飛ばしてから帰ったはずです。(笑)

>> ★神風・愛の劇場 第158話『嵐の後で』

忘れられた皆さんへのフォローですね。
そういえばパッキャラマオ先生"本人"という存在をすっかり忘れ去ってました。^^;

弥白様も一般大衆と同じ扱いで入院してしまわれたのですか。;_;
とっとと帰宅/自宅療養という形にならなかったのは恐らく医者が「ちょっと待て」
と言いたくなる様な痣やら見えない所の傷(後頭部とか)があって検査メニュー
フルコースご案内って感じなのでしょう。おいたわしい。
# 神楽、ここで男を上げとけ。(爆)

この事件以前から大分自分の置かれた情況、もっと具体的には悪魔の暗躍を
感じていただけの事はあって弥白様の記憶はかなり確かな模様です。
その事がどう今後に影響しますか。決して良い影響では無いでしょうけど。

さて我らが(笑)佳奈子ちゃんは重要参考人(違)扱いです。
彼女の場合、いまだにウラの保護者が健在ですので証言に関しても
本人の意識とは別にフィルタが掛かっている可能性が大きそう。
# 大体、体育館事件の最初から暗躍していたくらいですし。^^;

まろんちゃんとフィンって図らずも敵味方に別れてしまった恋人同士みたいな。^^;
# ありがちな展開だと、両方お亡くなりになって終わるんですが。(ぉぃ)
フィンにはそんな意識は無いでしょうし単に正直に言っているだけなのでしょう
けれど、フィンの本音(の一部)を知ってしまってはまろんちゃんは非常に
戦いにくいでしょうね。元々気楽に戦っている訳では無いですが、余計にって事で。

少なくとも魔界の戦闘要員の方々(笑)は互いの本心を知りつつ共闘していると
そんな印象が強いです。疑似仲間ですがそれなりに理解して付き合っているという
意味では深い関係かも。それに対する側としては、まろんちゃん側は
大義では無くて目先の事の処理で精一杯って感じがします。
魔界側にチームワークがあったら流れが違っていたでしょうね、間違いなく。

# 桐嶋センパイは御休憩で無くお泊まりだったのですね。(爆)
# ノインの最後の呟きは浮気の言い訳みたいに聞こえますが。(笑)
## フィンの語った内容はフィンが魔界に来た際の経緯を伺わせる部分が
## ありますが、何となく別経路で聞いた石崎さん素案よりも佐々木素案っぽい
## ニュアンスがある様な無い様な話を振られている様な。(謎)

# 長くなったので次のエピソードは別記事にします。

では、また。

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■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
■■■■ hidero@po.iijnet.or.jp ■■■■
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