あなたは自分の姿を鏡で見たことはありますか。 好きとか嫌いとかは別にして、鏡を見たことがない・・・という人はいないと思うんで すけど、たぶん。 鏡に映っている自分の姿を見て「こいつは何者?」なんて思う方もいるかもしれませ んが、どっからどう見ても自分自身にしか見えませんよね。 もちろん鏡の中にいるのはあなた自身であることは間違いはないのですが、それっ て本当のあなたですか? 好きな自分、嫌いな自分、いろんな自分を鏡は映してくれますが、その中にいるのは 本当の自分でしょうか。 ■ 奴隷の鏡 本当のあなたってなんなのでしょうか。 いろんな自分がいるからどれが本当のといわれてもねぇ・・・ もちろんそれは当然 かもしれません。 でも、いろんな自分を全部含めてみんなご主人様のものであるはずですよね。 部分的にここからここまでがご主人様のものというのではないんですから。 よく、「ご主人様の前では本当の自分でいなければならない」といいますが、そうす ると自分自身はご主人様の前にいるわけで、でも自分はご主人様のものであるわ けで・・・ あぁ ややこしい(笑) あなたはご主人様にすべてを捧げたはず。 けしてMの部分のあなただけを捧げたわけではないはずですよね。 自分の好きなところ嫌いなところ、いろんな自分、みんなみんなご主人様のもの。 本当のあなたはみんなご主人様の中にあるのです。 奴隷として服従を誓ったあなたの姿を映し出せる鏡はただひとつ。 たったひとつだけの鏡の前で自分を偽ることはできないのです。 ■ ご主人様の鏡 本当のあなたってなんなのでしょうか。 もちろんいろんな自分がいるわけですが、奴隷を飼うご主人様としてのあなたもあな た自身であることに間違いはないはずです。 奴隷は俺のすべてだぁ〜 はぁと (^^) それはそれでいいんですけどね ^^; あなたにすべてを捧げた奴隷はあなたが思った通りに育てられるわけですから、あ なたの一部としてあなたの中にいるといえませんか。 そうであるならば、奴隷をあなたの一部としてあなたの意に反することのないように 育てなければなりません。 あなたの思う通りに育てられるということは、あなた自身を映していくということにな るわけです。 あなたの考え、あなたの思い、あなたの好み、あなたそのものを映しこんでいくので すから。 あなたが支配する奴隷はあなた自身を映し出す鏡なのです。 本当のあなたを鏡に映し出せるようにする、それはあなたにしかできないことなので す。 本当のあなたがなんなのか、それほど思い悩む必要はありません。 あなたを映す鏡には本当のあなたしか映らないのですから。 |