奴隷初級講座

§3 心の痛み



 よく、ご主人様は絶対的な存在なのだから奴隷のことはなんでもお見通しでいて欲し

いという方がいらっしゃいます。

もちろん、ご主人様はそうなることを目指しているわけですが、だからといって最初から

そんな訳にはいかないんですって (^^;

ご主人様になっていただいたばかりなんですから、あなたのすべてを知っているはず

がありません。

奴隷のすべてを知り抜くことが「支配」なら、ご主人様にすべてを知っていただくことが

「服従」なのです。

すべてお見通しになっていただくには長い時間とあなたの奴隷としての努力が必要な

のです。

わかっていただくための努力が・・・。

あなたのことを知ってもらうためには、何も隠し事をしないで何でもお話しし、何でも

お見せするのは当たり前のことです

が、ごく自然に素直にそうできるようになることも肝心です。


 しかし、もっと大切な努力があるんです。

ご主人様が何もおっしゃらなくても、いま何を求めていらっしゃるかわかるようになる

ことの方がずっと大切ではありませんか。

ご主人様に本当に気に入っていただくためには、ご主人様が何を望んでいらっしゃる

のかを感じ取れるようにならなければいけませんね。

そのためには、いろいろなことをお話しさせていただき、いろいろなことを経験させて

いただきながら、長い時間をかけてはじめてご主人様が何をお考えになっているか

わかるようになれるのですから、けして焦る必要はありません。

ご主人様への「服従」はただ従順に受け入れるのではなくいろいろな意味でどれだ

け尽くせるかですから、「ご主人様が出来たぁ〜(*^^*)」なんて喜んでるだけじゃダメ

ですよ。


 さて、ご主人様に気に入っていただける奴隷になるために頑張らなくちゃ・・・と思って

いると、胸にチクッと痛みの走ることがあります。


    自分にとってはかけがえのない大切なご主人様。

    でも、ご主人様は本当にこんな私でいいのかしら・・・

    私はご主人様に相応しい奴隷になれるんだろうか・・・


もし、ご主人様にお尋ねしても、お前じゃダメだとはいわないでしょうから(笑)、その時

は納得できます。

だからといって、「ご主人様はこんな私でいいと言ってくださったの〜(^^)」ってニコニコし

てちゃいけませんよ。

そのうちにまた、チクッと心に痛みが・・・(わかりますか? 無意識に出てくるMの自虐

本能が(^^; )

しかし、ただ「支配」を受け入れることだけが「服従」ではないことが理解できれば何も

悩むことはありません。

いまの自分に満足することなく、もっともっとご主人様のことを大切に想わなくちゃという

気持ちを忘れずに、

ご主人様に気に入っていただける奴隷になるように努力することが、心の痛みを解消

する方法なのです。


そうしてあなたが奴隷として成長していくことが、ご主人様の悦びだということをお忘れ

なく。