ネオパークおきなわ(インドオオコウモリ/クビワオオコウモリ)

インドオオコウモリネオパークおきなわ、別名名護自然動植物公園は、大きなネットで囲まれた区画に、世界の熱帯動物が放し飼いにされていて、お客はそのなかの通路を歩いて回るようになっている。オーストラリアのポートダグラスに、大きなテントの中に鳥やオオコウモリを放し飼いにしたThe Rain Forest Habitatというのがあったがそれと似ている。

中はアフリカのサバンナ、マダガスカルの入り江、アマゾンのジャングル、オセアニアの花・植物、サイチョウの森、リャマの丘、パンパスの草原、サボテンの渓谷、フラミンゴの湖などの区画にわかれていて、フェンスのドアで各区画は仕切られている。入り口のフラミンゴの湖は、クロトキが増えすぎて悪臭が充満しているのと、歩道に張り出した木にもいっぱい止まっていてフンを落とされる可能性があるので、通り抜けるときは要注意である。

ここのオセアニアの花・鳥の区画になぜかインドオオコウモリが十数頭放し飼いにされている。フェンスにとまって寝ていることもあるが、昼間区画内を飛び回る様子も見られる。インドオオコウモリは世界のオオコウモリの中でも最大級なので、近くを飛ぶとなかなか迫力がある。以前ここに一頭だけ日本のクビワオオコウモリが入っていて何となく居心地悪そうにしていたのだが、今回は見かけなかった。

なおネオパークおきなわにはやんばる野生生物鳥獣保護センターというのがあって、怪我をしたヤンバルクイナやクビワオオコウモリが保護されている。

動物園のコウモリ一覧へ