日本初登場、セバタンビヘラコウモリ

埼玉県こども動物自然公園では2000年7月16日〜10月30日まで、「かわいい動物展」をやっていました。ここでオオコウモリと平行進化したアメリカ大陸の植物食ヘラコウモリが見られると聞いて駆けつけました。

 かわいい小動物展のメイン会場は入口を入ってすぐ右手の建物の二階なのですが、ここはハムスターやスナネズミやガラゴがいます。動物切手の展示もちょっとあって、コスタリカのシロヘラコウモリやパラスシタナガコウモリの切手がありました。

 肝心のセバタンビヘラコウモリはなかよしコーナーのそばの小さな小屋にいます。この入口に掛かっている、のれんが手作りっぽくてほほえましいです。全部で30頭、その後子供が産まれて31頭になったとのことです。結構活発に動くのと中にバットハウスがいくつかあってその中に出入りしているので、数えるのは難しいですが。活発に飛びまわり、水や果物の容器にバサッと降りては身軽に飛び立つ動作は、ルーセットオオコウモリに似てます。大きさもエジプトルーセットくらいです。手前に水飲みと止まり木があって時々近くへ止まってくれるので、ヘラコウモリの象徴、あの顔の真ん中のしゃもじのような鼻葉がはっきり見えましたが、暗くて画像ではわかりません。右の写真は、一応手前に一頭いるのですが。

 なおその後もこども動物自然公園ではセバタンビへラコウモリを飼育して、順調に増えているようです。上野にも一部いったようです。

埼玉県こども動物自然公園(TEL 0493-35-1234) セバタンビヘラコウモリの画像があります
東武東上線高坂駅下車,鳩山ニュータウン行きバスで動物公園下車
関越東松山インターから10分くらい。駐車場あり 

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