PCサルベージ
使用しなくなったHDDの山。
270MB〜30GB、ATA/66とかATA/100とか
ULTRA-SCSIとか、いろいろ。
大きさ比較のために よみ を置いてみたw
PC自作をしていると、使わなくなったHDDやM/Bやらのパーツがそこらに山積みになってしまう。
まぁそれだけならば良いのだが、PC自作では往々にして昔のデータや設定などが必要になってしまう場合も出てくる。
ところが、目の前には
無造作にゴロンと転がるベアHDD だけという状況も良くあることなのだ。
必要なファイルがこの中に入ってるはずだが、かといってメインマシンに組み込むのも躊躇してしまう・・・
そんな時、そこらに転がっている余剰パーツを総動員してこれらのデータサルベージを行おうというのが今回の試みである。
用意するものなどなどだが・・・あり?
- ダンボール、両面テープ
- カッター、ガムテ、接着材
ただし、ハード改造等は個人の責任に於いて実施のこと。
Try your own risk!
あれ?あのデータはどこに
日夜HDDの完全バックアップと履歴を取っておられる御仁なら何も問題ないのであるが、得てして我々は必要な場面でそういうデータを紛失しているものである。
ただ、そのデータサーチのためだけに
折角安定化したマシンに壊れているかもしれないHDDを繋ぐのは、いかがなものかと思ってしまうのである。
ではサルベージ専用マシンを作ればいいじゃん? そうなのだ。PC自作していると、M/Bとか結構あまってしまうことが多い。
通常こういうM/Bは知人に譲ったりオークションに出したりして処分してしまうのだが、緊急時バックアップとか考えると そう簡単にも手放せない。
そこで今回は、このようにあまったM/Bを活用して、過去のHDDをサルベージするマシンを作ってみることにした。
・CPU : Celeron(370) 800MHz(FSB100MHz)
・Memory : SDRAM DIMM256M
・HDD : IBM DTLA307030(8Gクラッシュもの)
・M/B : AOpen MX36LE-UN
ATA/100対応
オンボードVGA
オンボードAUDIO
オンボードNIC
バラックで組んだ状態。
とりあえずこの状態でサルベージをやってみた。
サルベージ対象のHDDにはSCSIやMOなどもあるので、これも余っているSCSI-2/Ultra SCSIアダプタも装着した。
で、まぁこれで当初の目的は果たしたのであるが、
やっぱりこれじゃ使いにくい普段は押入れの中においといて必要な場合にだけ取り出して作業するものなのだが、実験ベンチでの作業と同じく
バラックなままでは付け外し時のコネクタの損耗とか静電気とか気になってしまう。
そこで、簡易型PCケースを作ることにした。
PCケースに使用した
ダンボール箱
内部にM/Bホルダとか
作って・・・
HDDホルダの様子
こんな風に詰め込んだ
これが完成したジャンクマシンだ! というわけで、OSをインストールして出来上がったのがこのマシンだ!← 研究室へ戻る
(筐体製作:4時間)なにしろ、筐体がダンボールだから必要な部分にカッターナイフ一つで穴をあけられるし、接着剤や両面テープ、ガムテで 物を取り付けられるのがいい。
完成したマシン
"JUNK"
稼動中のようす
これでも、昨年までサブマシンとして
使っていた実力に匹敵。
しかも、このマシンはネットワークにも繋がるので、メインマシンのデータをこのマシンに繋いだ「保存用HDD」にセーブする ことも簡単だ。
それに、なんといっても
ダンボールってのが実験ぽくてイイ!