平成16年4月上旬の呟き
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4月中旬
■今日の出来事
昨日購入した「口内炎パッチ大正S」が効いた所為か、口内炎は回復しつつある。
新年度突入。大量に異動辞令が出る日であるので、その挨拶に次から次へと訪れる。
昼前に私の前任者が地方異動ということで挨拶にやって来たので一緒に昼食に。
表稼業は終電車にて帰宅す。
帰宅したら長野某氏から便りが。PSXユーザーとなっていたとは…。
そう言えば今年は御柱祭り。そのために会社の休みまで変わってしまうとは凄い。
■今日の出来事
表稼業は2530まで。タクシーにて帰宅。
帰宅後、RD-X1のHDD空け。
■今日の出来事
午前8時起床。プラネテスだけ観て再び就寝。
昼食後外出。所用を済ませた後、駅の向こう側にあるヤマダ電気に。
・「マリア様がみてる」1(初回版)
・「R.O.D THE TV」DISC 6(初回版)
ポイント付くし割引だし、近所でヲタ系DVDが買えるのは便利だ。
マリみての文庫新刊が出ている筈なのだが、何故か近隣の書店では無いな……。
・「日経キャラクターズ!」創刊号
・「es 〜エターナル・シスターズ」
外色々購入。
帰宅後、夕刻過ぎまで爆睡状態。夕刻より文筆活動後就寝。
上司から表稼業に関するメールが届く。そうですか。明日は私に仕事せよと言う事ですか?
2600頃就寝。
「es 〜エターナル・シスターズ」
「百合姉妹」「百合天国」などと同じように、オリジナル百合コミックアンソロジー。百合系のサイトを巡回していて、意外と良いという評判だったので購入。
「百合天国」は正直、男性から見た百合という印象が強く、求めているものと違うと感じたのだが、こちらは正真正銘百合漫画が並んでいてゴロゴロと転がってしまった。
特に宮越和草の「冬菊の夢」は外の作品とは出来が一歩抜きん出ている。アンソロジーに置いておくのでは無く、単行本で読みたい作家さんだ。
■プラネテス Phase 24『愛』
●いつもの如く、fj.rec.animation用記事の下書き流用。
●スペアの子供
クリフォード議長「くだらん報告をするな。ミディに産ませた子供だぞ。所詮は予備だ」
コリン「(こんな所で死んでたまるか。まだあいつをしゃぶり尽くしていない!)」
宇宙防衛戦線のテロリスト達とフォン・ブラウン号側で戦闘が続く中、エンジンを始動出来ないフォン・ブラウン号は、静かの海市へ向け降下を続けていた。
ハキムを待ち伏せし、ハチマキが彼に銃を突きつけていた頃、トイボックスに縛られ閉じ込められていたフィーとユーリは脱出し、トイボックスでフォン・ブラウン号を押し上げようとしていた。
チェンシンも同じ頃、船長を説得して貨物船でフォン・ブラウン号に向かおうとしていた。
●コリンがフォン・ブラウン号に乗っていたと聞いても、「下らん情報」と切ってすてたクリフォード議長。どうやら、コリンは愛人に産ませた子供だったらしい。コリンもコリンで、父親を徹底的に利用する気でいるらしい。単なるボンボンと思っていたら、案外そうでも無かったみたいで。
●自分がいればフォン・ブラウン号はまた作れるととっとと脱出しようとしていたロックスミス博士ってば…。
●ライターで戒めを焼き切ったフィー。これで煙草を吸ってて良かったろと周囲に言い出すことは確実。
●人の命の価値に差など無い
ハキム「星野。君は昨年の餓死した人数を知っているか」
ハチマキ「何を」
ハキム「500万人だ。ワクチンが無く病死していく人間は1,000万人。マナンガの紛争でも、85万人が死んだ。命にどんな違いがある。あそこにあるのは、膨大なる犠牲の上に成り立った命だ。我々の命はどうでも良くて、自分達の命だけは惜しむのか!」
ハチマキを探し、銃撃戦の繰り広げられるフォン・ブラウン号を彷徨うタナベは、足を撃たれ、倒れていたクレアを発見。何故彼女がここにいるのか疑問を抱きつつも、彼女を連れ救命ボールに向かうことにする。
その頃、宇宙防衛戦線のリーダー白猫は、連合の最高評議会に話しかけていた。
人類にとって宇宙開発は必要だという議長に、白猫は議長案を廃案にするという条件を出す。
銃を突きつけたハチマキをあっさりと投げ飛ばしたハキム。
だが、ハキムのハチマキに対する攻撃も決定打とはならなかった。
ギガルトを裏切り、この挙に及んだハキムを狂信者と罵るハチマキ。
ハチマキこそ宇宙に魅入られた狂信者だと言うハキムは、静の海市の人口がたったの12万人で飢えや病死、紛争で死んだ人たちの方がもっと多いと言い放つのだった。
●自分たちの大儀のためなら、12万人死んでも構わないというハキム。原作ではそんな論理展開する奴じゃ無かったのに、アニメでは陳腐なテロリストに成り下がってしまった気が……。人の命にどんな違いがあると言うのなら、12万人の命を奪う大儀も無いはず。
●静の海市に住んでいるのは恵まれた国で生まれた人だけで無く、下町に住んでいる恵まれない人たちも居るはずなんですが。ハキム自身も宇宙空間ではエリート様に属する身なので、そんな現実も見えていなかったのではという気が少し。
●火事場の馬鹿力
リュシー「諦めるな馬鹿!」
コリン「あ…」
リュシー「私は、やりたいこと一杯あるのよ。欲しい服も、行きたい場所も食べたいものも一杯!」
リュシーと共に船内を逃げまどうコリン。警備兵と出会い護衛して貰おうとするも、目の前で警備兵が殺されてしまう。
コリンを連れて逃げようとするリュシーにも銃弾が掠め、腰を抜かしてしまうコリン。
もう駄目だと震えるコリン。だがリュシーはコリンに諦めるな馬鹿と一喝し、銃を拾いテロリストに反撃する。
救命ポットでクレアの手当をしていたタナベ。
爆発によりポットの周辺が急減圧したため、タナベは救命ポットでフォン・ブラウン号からの脱出を決意する。
トイボックスを動かしたフィー達、そして貨物船で現場に到着したチェンシン。
フォン・ブラウン号を押し上げるか、軌道を変えようという努力も空しく、復帰限界点に達しようとしていたフォン・ブラウン号。
ロックスミスが遂に脱出しようとし、ゴローが絶望したその時、タンデムミラーエンジンが再び起動し、フォン・ブラウン号は再び月軌道へと上昇して行くのだった。
●コリンの目の前で何発も銃弾喰らって死んで行く警備兵が嫌すぎ。
●親父をしゃぶり尽くそうという根性があると思ったら、修羅場を見た瞬間に腰を抜かしたコリン。前言撤回。やっぱりただのヘタレ。
●銃を手にしてテロリストと銃撃戦に及んだリュシー。やるな。
●みんなでフォン・ブラウン号を押し上げて奇跡が……という展開には流石になりませんでしたか。^^;;;;
●裏取引
クリフォード議長「君のスポンサーにはこちらで確認を取った。例の島の領有権は譲るとね」
白猫「タフな方だ。12万の命を前に取引とは」
クリフォード議長「立場による責任とはそう言うものだろう」
フォン・ブラウン号のエンジンが再起動したのは、連合の最高評議会が分担金に応じて宇宙資源を配分するという議長案が廃案とし、人口比を基本とした資源配分を行うという発表を行うことにより、宇宙防衛戦線と連合との間で和解が成立したからだった。
もっとも、クリフォード議長はただテロリストの要求に屈した訳ではなく、宇宙防衛戦線の黒幕と直接接触し、領土問題での譲歩を認めさせていた。
脱出を取りやめにしたロックスミスは、宇宙防衛戦線と連合との間で取引が成立したのだと悟っていて、自分達の知らない所で戦争が始まり、そして終わったと言う。
●宇宙防衛戦線のスポンサーは何と連合に対立する国家だった模様。^^;;;; 資源配分が人口比になると有利になる国というと……最近有人ロケットを打ち上げた国とか(ぉぃ
●議長はスポンサーの国と接触した上で、島一つの領有権と引き替えに議長案を廃案にしたみたいですが、今回の作戦はスポンサーの思惑を超えていたということなんでしょう。原作では宇宙関連企業がスポンサーでライバル企業を互いに叩き合うために利用していて、ステーションを衛星で破壊する作戦をきっかけに、スポンサーが去ってしまったという話だったのですが。
●修羅に落ちるが良い
ハキム「ああ。そうだ。その目だ。ハエを潰すのと同じ感覚で自らの邪魔をするものを排除出来る。その引き金を引けば君は完全に生まれ変わる。先へ進むことしか知らないブレーキの壊れた生き物に」
その頃、ハキムとハチマキは未だ戦いを続けていた。
全てを征服しないと気が済まないのかというハキム。
ハチマキはハキムの分相応という言葉に、その言葉が一番嫌いだと言う。
格闘の末、再び銃をハキムに突きつけたハチマキ。
ハキムは、自分を撃って修羅に落ちるが良いと言うのだが。
●今回のハチマキの出番は事実上ここまで。主人公なのに。^^;;;; ギガルトが死んだとは言え、ハチマキも完全に壊れちゃってますな。で、原作だと(状況は違いますが)ハチマキとハキムの間にタナベが割って入るのですが、アニメではどう収拾をつけるのでしょうか。
●修羅に落ちるが良いって、多分イスラム教徒なのに良く知ってますね。その言葉。
●1/6の重力でも足にかかる衝撃は同じ@クレア
タナベ「クレアさんって軽いですよね。今度ダイエットの秘訣教えて下さいね」
クレア「…」
タナベ「大丈夫。先輩にみっちりしごかれましたから。地球にいた時に比べて私、体力レベル上がったんですよ。宇宙だと落ちる人が多いのに。フフ…自慢なんです」
宇宙防衛戦線との間で取引が成立した結果、フォン・ブラウン号の墜落は回避された。
ドルフ達は解放されガリレオ開発を襲撃したコートの男たちテロリストは見捨てられた形になって逮捕。しかし、肝心のリーダー、白猫たちの姿は何処かへと消えていた。
救命ボールで月面に降下したタナベ。SOSは発信したものの遠距離通信は未だ通じず、酸素残量も限られていることから、40キロ離れた場所にあるケプラークレーターの有人通信施設へと向かうことにする。
1/6の重力とは言え、宇宙服を着たクレアを担いで歩くのに苦労していたタナベ。
意識を回復したクレアは、タナベからその話を聞かされて無茶だと言うのだが、タナベはクレアのことを軽いと言うのだった。
●通信障害はクリアとなったのにタナベの通信が回復しなかった理由ですが、宇宙防衛戦線に通信回線を使われる恐れがあったために、通常通信帯域を意図的にクローズにしていたからみたいです。適当に観ていると聞き流してしまいそうですが。^^;;;;
●置き去りにしたんじゃないわ@リュシー
クレア「フィーさんもユーリさんもハチもあそこに居たわ。何人死んだかしらね。月もテクノーラもざまーみろ! みんな私を置き去りにして、さぁ、あなたも私を置いて行きなさい。私は、あなたの大事な人たちを殺したんだから、私は、生きる価値の無い人間なんだから」
フォン・ブラウン号の中でタナベとハチマキを探すフィーとユーリ。
フィーはリュシーとコリンが居るのを見つけて、タナベの消息を聞くが、リュシーは判らないという。そして、置き去りにしたのでは無いと喚くのだった。
8時間歩き続けてもケプラークレーターは見えず。
それでも歩き続けていたタナベに、クレアは自分を置いて行くように言う。
自分は宇宙防衛戦線の手引をして、トイボックスを奪ったと告白するクレア。
ハチマキ、フィー、ユーリが乗っていたフォン・ブラウン号を静の海市に落とすことで、タナベの大事な人たちを殺したのだから、置いて行くように言う。
タナベはクレアのその言葉を信じず、仮にその言葉が事実であったとしても、生きて罪を償うように言う。
だが、クレアに愛を説いていたタナベはこれまでの経験からやがて気づく。
自分は愛で誰かを、ハチマキを救ったことは無く、ハチマキを救ったのは宇宙であったということに。ハチマキは自分のことなど愛していなかったことに。
タナベの宇宙服に酸素残量が突然残り5分しか無いという警告が出る。
予定より2時間も早く出た警告に動揺するタナベ。
パニックに陥ったタナベは、クレアが自分を置いていけと言ったことを思い出し、タナベは未だ酸素が残っているクレアの酸素タンクに手を伸ばすのだが……。
●今回の事件でリュシーは本当に良くやったと思います。コリンを連れて逃げ回り、銃撃戦まで繰り広げて、終わった後でコリンに上着までかけてやっている気配りまで見せている。明後日の方向に走り出してしまったタナベを置き去りにしたからと言って、どうして彼女を責められようか。
●みんな私を置き去りにしてというクレア。両親にも置き去りにされたのかなぁ。ハチマキにも置き去りにされたような気がしていたんでしょうね。でも、そうなったのはクレアの自業自得な気もするんですが。
●クレアに愛を説いていくうちに、ハチマキを愛で救えず、ハチマキが自分を愛してすらいないのではという疑惑を思い出してしまったタナベ。今回当たりに愛でハチマキとハキムを救うという原作同様の展開を予想していたのですが、あっさり裏切られたばかりか鬱展開になってしまいました。
●人間死に直面した時に本性が現れると言いますが、タナベも酸素切れのピンチにパニックに陥ってしまいました。クレアの酸素ボンベに手をかけたタナベ。二人は助かるのか? ハキムとハチマキの対決の決着は? と無茶苦茶気になるところで次回へと続きます。
●けが人を抱えて月面を宇宙服で歩いて行くという展開は、原作のPhase10『惑う人たち』が元になっています(次回のタイトルの元ですね)。ただ、運んでいるのはハチマキで、けが人がレオーノフでした。まさか、タナベとクレアでその話をするとは思いもしませんでした。まてよ、するとこの展開だとオチは……。ひょっとして、原作の逆パターンかなぁ。
■今日の出来事
午前8時起床。
日中を表稼業に費やす。夜に入ってより、文筆活動等。
■ふたりはプリキュア第10話『ほのか炸裂! 素敵な誕生日』
●ほのかの誕生日話。ほのかの両親はアートディーラーで世界中を仕事で飛び回っているらしい。一年分のを持って来ましたという感じのプレゼントの山。普段からプレゼントを便りと一緒に送っていれば済む話なのに。それとも、それはそれで別にあるのだろうか。
●なぎさの貯金は18円! しかも半年先まで前借りしているとな。しっかりしてそうで、お金の使い方はルーズなんだろうか。
●家族水入らずの筈が、仕事が入ってしまったほのかの両親と入った宝石店。この両親は二人揃って居ないと仕事が出来ないのだろうか?
●宝石店に入った武器さえも持っていない強盗三人組に「お座りなさい!」と一喝してしまうほのか。相変わらずの気の強さが素敵。
●強盗達は、会社が倒産して社長の借金を背負わされたと言っていたが、普通、社員の彼らに払う義務は無いはず……。
●宝石店に侵入したゲキドラーゴ。「開けたら閉める」と相変わらず律儀。最後には改心したりとかは…無い無い。
●「色々あったけど、今までで一番素敵な誕生日だった」ほのか。これまで、本当の友達がいなかったのかなぁ。
■今日の出来事
表稼業は2530頃まで。
■
もうモバイルギアは復活しないのか
結局、キーボード付PDAというのは中途半端に値段が高くて、性能も中途半端。それであまり売れていなかったところで、シグマリオンが止めを刺してしまったような。
■今日の出来事
表稼業は2630頃まで。帰宅したら、忘却の旋律を放映している真っ最中。
RD-X1の残量が0になっていたので、録画出来なかったけど、来週はBSデジタルで放映されるので、観ることは出来るだろう。
■今日の出来事
表稼業。ないむね。
終電車にて帰宅する。
■マリア様がみてる(小説)『チャオ ソレッラ!』
●マリみて原作最新刊読了。次回は学園祭ではありませんと原作者が後書きで記していたとおり、今回はリリアンの修学旅行。行き先はイタリア。ミッション系の高校だからイタリアなのは納得だが、この場所ということにはもう一つの意味がありましたか。相変わらず、意地悪なお姉さま。
●お姉さまと言えば、お土産に饅頭や煎餅をご所望の祥子さま。あんた、海外経験は豊富だろう…と思ったら、もちろんオチがついてました。でも祥子さまにあんなことを真面目顔で言われたら、祐巳ちゃんで無くとも判断に困ってしまいます。
●祐巳ちゃんと由乃ちゃん中心の話だが、今回の巻で印象に残ったのは志摩子さん。出かける前日の乃梨子ちゃんとの電話での会話や絵画を前にして涙するとか。
●作中で出て来る価格が全て円表示なのに違和感を感じたが、丁度リラとユーロの入れ替わりがあったため、作中の時間を曖昧にするためにわざとこのような標記にしたのだとか。成る程。
●祐巳が旅先でした何気ない行動。読んでいた私も忘れていたけれど、成る程、こういうオチが。祥子さまにとって、例え一週間でも祐巳ちゃんと離れているのは辛いことになっていたのですね。
●最後に短編付。祐巳ちゃんの旅行中、祥子さまと可南子ちゃんが二人きりという話でした。祥子さまも、薔薇さま達が生徒達と離れた存在となっていることを気にしていたのですね。そこまで考えて祐巳ちゃんを妹にした訳では無いだろうけど。
■今日の出来事
表稼業。書類のセットが必要なのが判っていたので、残業。
その最中にイラクで市民運動家が拘束されたという報道が。
2700頃まで書類のセットをして帰宅。
■今日の出来事
表稼業。ないむね。2030頃に撤退。
忙しい一週間は漸く終了。来週以降も忙しいのだろうけど。
■今日の出来事
午前8時半起床。「プラネテス」「今日からマ王」のみ視聴して再び就寝。
昼食は焼き肉。地元の農家が持って来た筍も一緒に焼いて。旨旨。
午後、外出。DVD-RAMの残りが後1週間持つか心許ない状況であったので、近所の家電量販店で10枚入パック購入。
夕刻より文筆活動。疲れていたので、普段より余計に時間がかかった。
■プラネテスPhase 25『惑い人』
■笑えないジョーク
レオーノフ「ハハハハハ…。こいつのジョーク、笑えないでしょう? このジョークを7年間も聞かされ続けるのが、この計画の最大の不安って奴です」
宇宙防衛戦線のフォン・ブラウン号襲撃から半年。
ハチマキは八ヶ月に渡る試験を経てサリーやレオーノフと一緒にフォン・ブラウン号の乗組員に選抜されていた。
だが、そのお披露目の記者会見での記者の質問にもハチマキは無感動の表情を見せ、俺はどこに行くんだという始末。
そんなハチマキのことを心配するレオーノフとサリー。
ハチマキは医療チェックはクリアしていると言うが、二人は乗組員に与えられた休暇の時に羽根を伸ばすように薦める。
その時、頬についた蚊を叩いて潰したハチマキ。虫が船内にいると知り騒ぐレオーノフ達だが、ハチマキは別のことを考えていた。
●あれだけ派手に船内を破壊されて、半年で宇宙船の修復が完了したらしい。ガリレオ開発がかなり強引なことをしたそうで、どうやら本当にドルフは紐付き資金の紐を全て断ち切ったかな?
●あの事件以来、ずっとまともじゃ無かったらしいハチマキ。記者会見でもまともに受け答え出来ない様子で、良く試験に合格出来たという気がします。普通、こういう試験ってメンタル面も重視されるものでは? 原作では、合格した後でおかしくなった筈なので問題ないのですが。
●残り2話。どうやら、レオーノフ君は無事に木星に行けそうです。
●他のクルーたちも画面に出ていましたが、船長を含めて原作どおりの面々かな。
■どこに帰るのか
「ドルフ社長の命令。良く知らないけど、セキュリティの問題でしょう」
「にしても、複雑な手続きが増えすぎだよ。全部の情報を把握してるのってドルフ社長だけなんじゃないか?」
それぞれに休暇を過ごすため、一端月に降下したフォン・ブラウン号のクルー。ハチマキを探すゴローだが、ハチマキは一つ前の便で降下した後だった。
フォン・ブラウン号の留守を預かるオペレーター達は、月面からの宇宙服の酸欠警報を確認。
それは、ハチマキがフォン・ブラウン号用の宇宙服を持ち出し、二日間に渡り彷徨った挙げ句に酸欠になったものだった。
救助に駆けつけた軌道保安庁。だが、ハチマキは話しかけられるまで自分の宇宙服が酸欠状態にあることに気づいていなかった。
帰ったら精密検査を受けて貰うと言われ、どこに帰るのかとハチマキは思う。
●残り2話しか無いので、原作の話を飛ばす飛ばす。^^;;;; ここら辺は原作のPhase12の辺りですな。ハチマキが宇宙服で外に出かけて…という話は同じですが、原作ではサリーからピクニックの話を聞いてハチマキが外に出かけてそのまま1週間…という話で助けに来たのはサリーというお話でした。
●襲撃事件以来、情報は全て一端ガリレオ開発経由で無いと外に流れないようになったらしい。全ての情報はドルフしか知らないという状態になっているらしいが、それって逆に危なくないか?
●月面上にある宇宙服の酸素切れが判るのに、フォン・ブラウン号用に開発された宇宙服が外に持ち出されたということにどうしてそれまで気づかなかったのでしょうか!? やっぱり、セキュリティは相変わらずザルっぽい…。
■辞めていたタナベ
ドルフ「それより、ロックスミス博士。折り入ってご相談したいことがあります」
ロックスミス「何です? 怖い顔して」
ドルフ「あ…すみません。大事な話なもので」
血相を変え、ガリレオ開発に駆け込んで来たロックスミス。
ハチマキだけで無く、ゴローまで揃って陸に降りたので、慌てているのだ。
だがこれはハチマキの意志では無く、ゴローが希望してハチマキの休養のために陸へと降りたものだった。
地球へ向かう途中、ISPV-7で乗り換え待ちの時間が生じたゴロー達。
ゴローはハチマキに色々話しかけるが、ハチマキの反応は無し。
ゴローがハチマキに付き合わせようと酒を買いに行く間、テクノーラ社に向かう人の話を聞き、ハチマキはデブリ課に足を向ける。
デブリ課は無人で、タナベの机に置いてあった遺言状を手にするハチマキは、自分が遺言状に何を書いたのかと考える。
そこに課長補佐とラビィが戻って来て、ハチマキはタナベとクレアがデブリ課にはおらず、タナベは陸に戻っていて、テクノーラ社を辞めたことを知らされる。
課長補佐とラビィはハチマキにタナベの住所を渡し、木星に行く前にタナベに会うように言うのだが。
●ロックスミス博士が慌てた姿というのも珍しい。
●フォン・ブラウン号に関する情報を統制しているドルフがロックスミス博士への頼み事とは何なんだ。
●チェンシン、旅客船に戻ることが出来たようで。リュシーも出てます。
●ゴローとハチマキは、変装しないといけない有名人になったらしい。でも、ゴローさんの赤い帽子に黄色い上着は逆に目立ってしまいそう…。
●フィーは組合の会合でデブリ課を留守にしていたらしい。労働組合なんてあったのか。
●宅急便の送り状に書いてあったタナベの住所は、〒041-3075 北海道石狩市仁須町 2-3711 田名部 愛。
■成長期
九太郎「兄貴はとっくに成長期終わってるだろう。大体木星に行くからって偉そうにすんな。俺はあんたらが帰って来るまでに金星に行く船を造ってやるんだから」
千葉の実家に帰って来たゴローとハチマキ。身長が182センチに成長した九太郎に呆れるゴローは、九太郎の豚カツをハチマキの皿に移すのだが、ハチマキは夕食に手をつけずに立ち上がってしまう。
そんなハチマキのことをゴローとハルコは心配していた。
寝ようとして、タナベの遺言状を持ったままだったことに気づいたハチマキ。
どうせ愛がどうとか書いてあると思いつつあけてみると、遺言状は最初の一文字を書いて消しただけのもの。
それを見て、ハチマキはバイクに乗り、夜の道を走り出す。
タナベの遺言状と住所を持って。
●うわっ。またでかくなったな九太郎。それでも未だ牛乳を瓶で飲みますか。^^;;;;
●ゴローと九太郎の豚カツの奪い合いが楽しい。ゴローさん、精神年齢が九太郎並です。
●縁側で話している時、パソコンでテレビの野球中継を観ていたゴロー。阪神戦じゃないの?
●九太郎のロケット、またでかくなってますな。
■撃たずに済んだのは
ハチマキ「口先だけの決意じゃなかった。断ち切るつもりだった。殺す積もりだった。けど、弾が出なかったんだ。俺は引き金を引いたのに。俺の所為じゃない。じゃあ、誰の所為だ? 誰の所為…。いや、何のお陰だ。撃たずに済んだのは何のお陰だ。でも俺は…」
タナベの言葉を思い出しつつ、北海道へとバイクでひた走るハチマキ。
そんなハチマキに再びもう一人の自分が話しかける。
今更誰かにすがろうなんて、甘いというもう一人の自分。
それに肯きかけたハチマキは、カーブを曲がりきれずに崖から海へと転落してしまう。
海の中で、フォン・ブラウン号の中でハキムと対峙した時のことを思い出すハチマキ。
あの時、引き金を引いたものの弾は出ず、爆発によってハキムは行方不明になっていた。
どうしてあの時、弾が出なかったのか自問自答するハチマキ。
そんなハチマキに手を伸ばし、帰りましょうと言ったのはタナベ。
そしてハチマキに話しかける、フィー、ユーリ、デブリ課の人々、そしてギガルト。
人と人が手を繋ぎ、その繋がりが作りだしたものは…宇宙。
ハチマキは、自分以外の他人も宇宙の一部であることを知るのだった。
●ハキムとハチマキの決着が明らかに。ハキム、ナイフを持っていたなら最初から使えば良かったのに。逆に言えば、ハチマキを殺す気は無かったということかな。
●原作ではハキムはタナベとハチマキのキスシーンを見て戦う気を無くした後、行方不明ということになってますが、アニメでは死んじゃったのかなぁ?
●この辺りは原作のPhase11の話が元になっています。原作とは話の順番がかなり変わってますが。
■この世界をつなげているのは…愛
ハチマキ「そうか。タナベ。さっきお前に会った時、判った気がするんだ。俺の宇宙ってさ、ちっぽけだったんだよ。確かに、色んな悩みや答が出ないことって一杯あるんだけど、だけどさ、この世に宇宙の一部じゃ無いものなんて無くって、俺ですら繋がっていて、それで初めて宇宙なんだって。何か、それで良いのかなって。ハハ…。上手く言えないな。だけど、タナベもそれが言いたかったんじゃ無いのか? この世界は全てつながってるって。そして、それをつなげているのが」
何とか海から岸壁に上がったハチマキに声をかけたのは車いすに乗ったタナベ。
タナベは、コリンに頼んでフォン・ブラウン号に会いに行き、宇宙防衛戦線の襲撃事件に巻き込まれたことを話す。
フォン・ブラウン号からクレアと一緒に脱出した後、歩いて有人基地へ向かう途中で酸欠状態に陥り、シャトルバスに救出されたものの、神経をやられたタナベは、治るのに何時までかかるのか、そもそも治るのかも判らなかったためにテクノーラ社に辞表を出したのだと言う。
そんなタナベに遺言状を出し、無断で読んだことを詫びるハチマキ。
タナベは、ハチマキに遺言状をちゃんと書かなくては駄目だと言ったのに、自分が宇宙で色々と経験をして、ハチマキがいなくなった後で、もう一度遺言状を書く段になったら何も書けなかったと泣く。
ハチマキはタナベに、自分が今まで宇宙だと思っていたものは宇宙の一部でしか無く、本当は自分や他の人たちを含めた全てが宇宙の一部なのだと気づいたと話す。
そして、二人は再び手をつなぎ合う。
●タナベとクレアは結局通りがかりに助けられたということですか。結局、クレアの酸素を奪うことは出来なかったのか。クレアはすぐに退院出来たみたいですが、集中治療中のタナベを見るクレアの横に医者で無い男が二人ほどくっついていたので、今頃は拘置所の中でしょうか……。原作に比べてタナベに与えられた試練が無茶苦茶きついものになってますな。
●ハチマキの台詞にあったつなげているものが略されていますが、やはり「愛」でしょうか。