神風・愛の劇場スレッド第24話(2/22付) 書いた人:佐々木英朗さん
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Subject: Re: Kamikaze Kaito Jeanne #40 (12/18)
Date: 22 Feb 2000 17:10:02 +0900
Organization: Infonex Corporation
Lines: 305
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<20000220211131keitai@fa2.so-net.ne.jp>

佐々木@横浜市在住です。

<20000220211131keitai@fa2.so-net.ne.jp>の記事において
keitai@fa2.so-net.ne.jpさんは書きました。

>> 石崎です。

こんにちわ。

>> 風邪引いたので、ベットの中で書いてます〜。

お大事に。
# ノート型PCお使いと仰有ってましたっけ。
# こんな時に便利ですね。ほかほか温いし。^^;

>> アニメジャンヌの世界を壊されても良いという人だけ読んで下さい。
>> (一応それなりに考えている積もりではありますが)。


>> 本当は、都ちゃんを入院させてから使う積もりだったのですが(鬼)。

入院理由によっては「鬼畜」の称号が授与されますが。^^;;;

>>  チェリー嬢登場のタイミングはお任せします。

それじゃ名前に合わせて春先にでも。(笑)

>>  すいません、思いっ切り期待してしまいました(笑)。

ツグミにあんな事言わせていいのかと良心が咎めたのですが
悪魔(半分)憑きモードだったんでヨシとしました。(大嘘)

>>  おっと、チェリー嬢再来日確定ですね。
>>  でも「戦いに」来たんですか。どう活躍させるのだろう?
>>  ひょっとして武器はロープとか蝋燭じゃないでしょうね(違)。

それに関してはチェリーは「受け」の方なんで。(爆)
チェリー編では、彼女の来訪目的(真意)が誰かさんによって
ネジ曲げられるという展開になる予定です。(素案は出来てます)
ただ、ちょっと説明臭いとこがあって悩み中。

>> …てな訳で、今日まではお休みなのです。

了解です。では「幸せな」月曜日に致しましょう。(笑)

>>  今週は最近置き去りにされていた野郎共にスポットを当ててみました(笑)。

野郎どもも居たんでしたね。
真面目に扱われて本望でしょう、彼等も。(笑)
私の方でも、ちょっとだけ活躍させてあげました。
# これを活躍と言うのだろうか。^^;;;

>> ■第44話 妄想世界キャラ達の感想(その4)

>> ミスト 「両刀使いだったんだ、ノインって…」
>> ノイン 「それ以上言ったら、殺しますよ」

イイ事聞きました。φ..m

>> ■神風・愛の劇場 名古屋稚空編

ちゃんと過去の妄想作品(笑)でのミストの言い分と辻褄が
合ってるのがすばらしいです。
私のは毎回その場しのぎなんで脈絡が頻繁に喪失してますが。^^;;;;;

>> ■神風・愛の劇場 水無月大和×東大寺都編

そうですね、誰か都ちゃんに寄り添ってあげないといけないでしょうけど
こんな時はむしろ普段ベッタり着いてない友人の方がいいのでしょうか。
本当は女の子がいいんですが、都ちゃん(まろんちゃんも)意外に
交遊関係狭いんですよね。
# 委員長、売り込みのチャンスだ!

>> ■神風・愛の劇場 山茶花弥白編(序章)

>>  さて、弥白がどんな活躍をするのか楽しみだ(笑)。

何かムズかしい振られ方をされた気が。^^;;;;;
# 今回ちょっとギャグ寄りになってます。

■神風・愛の劇場 山茶花弥白編(序章のオマケ)

ミスト)「おい、なんだアレは」
フィン)「あれって何よ」
ミスト)「あの犬女、ジャンヌと宜しく過ごして終わりなのか?」
フィン)「いいのよ、それで」
ミスト)「何がいいんだ」
フィン)「風呂でただ単にまろんの身体を洗ってた訳じゃないのよ」
ミスト)「ん?」
フィン)「あれでまろんの敏感なところを全部洗い出せたわ」
ミスト)「ふむ、それで?」
フィン)「決まってるでしょ。今度は私がまろんを手玉にとるのよ」
ミスト)「(返り討ちに遇うのが目に見えるな)」
フィン)「何か言った?」
ミスト)「いや、何も」
フィン)「そろそろアンタも何かしなさいよ」
ミスト)「してるさ」


■神風・愛の劇場 山茶花弥白編(とは名ばかり)

例の山荘にて。
ベッドで目を醒ました弥白。前夜のことは良く覚えてません。

弥白) 「何だか頭痛がしますわ。それに何時別宅へ来たのだったかしら。
おまけに着替えもしないで寝ていたなんで。
それにとても大事なことを途中で放り出した様な気が ...」

ふと気付くと窓辺のテーブルにメモが乗っています。

悪ふざけは程々になさいまし。

〜 神楽 〜

弥白) 「まっ、何よこれ。どういうことですの?私が何時悪ふざけなど」

そんな事をぶつぶつ言っている間に、おぼろげに記憶が蘇って来ます。
思い出したように椅子に乗せてあったハンドバッグを開いてみると。
愛用の超小型カメラが。見ると撮影枚数のカウンタが上がっています。

弥白) 「一体何を撮ったのかしら .....」

早速それをマシンルームへ持っていくと読み取り機にセット。
デジカメなので一発で画面に出てきます。弥白の目が光ります。

弥白) 「これは使えますわよねぇ」

忘れていたにも関わらず、全く同じパターンを開始する弥白だった。
一方、まろんちゃんも最悪写真を強奪する覚悟で山荘に向かっています。

まろん)「昨日の山茶花さん、ちょっとおかしいとは思うけど。
でも、正気でも同じことするかもしれないし」

山荘に到着したまろんちゃん。当然のことながら、正面からは入りません。
コソコソと裏手に周り、着ていたワンピースをばさっと脱ぎ捨てます。
ちなみに悪魔退治じゃないので、怪盗まろんスタイル(黒のボディスーツ)です。
# 何時そんなもの着込んだのかは気にしない様に。
昼間なので思いっきり目立ちますが、周りには他に家は無いので平気です。
屋根から様子を窺い人気の無い部屋のベランダに降りると中へ入ります。
そこはつい先程まで弥白が寝ていた部屋なのですが、今は無人。
残念ながら目的の品もありません。廊下に出て一つ一つ部屋を探ります。
ある部屋では。

まろん)「うわ、何この部屋、趣味悪〜ぅ」

また別な部屋では。

まろん)「 .....最低」

更に。

まろん)「これ何に使うのかしら」

まろんちゃんの想像を越えた世界を垣間見た挙げ句に、今までと違い
物音のする部屋に辿り着きました。カチャカチャと聞こえます。
そっとドアを開けて覗き込むと、弥白が窓辺の机に向かって居ます。
まろんちゃんには何だかサッパリ判らない大きな画面が付いている機械。
そして机の脇には黒いタンスの様な物があってブンブン唸っています。

まろん)「("おにきす"って外国の冷蔵庫かしら?)」

弥白は何かに熱心に取り組んでいて、まろんちゃんに気付きません。
そっと後ろに近寄って見ると、画面には見覚えのあるレイアウトが。

まろん)「(げげっ、弥白新聞号外ですって。
おまけにほとんど仕上がってるし。冗談じゃないわ)」

咄嗟に我を忘れたまろんちゃんは床に置いてあったブ厚いファイルで
弥白をどつき倒してしまいました。ばったり倒れる弥白。
ですが機械に疎いまろんちゃんには画面が何を意味するのかは
完全には判っていません。それでも慌ててゴソゴソ探しているうちに
カメラは見付けました。

まろん)「これだわ。でもってサスペンスドラマのお約束で
フィルムを抜いて ...」

どういじっても電池しか取れるものがありません。

まろん)「これってフィルム、何処よっ!」

しばらく考えて、ひらめいたまろんちゃん。

まろん)「そうだ。これごと貰って帰っちゃえばいいのよ」

泥棒スーツにはポケットが無いので
超小型デジカメは胸の谷間に差し込みます。

まろん)「あと、都の恥ずかしいシーンは焼増してあったはずよね」

これはコピー機の親戚の様な機械の下から見付けました。
続けて胸の谷間へ。

まろん)「ごそごそして気持ち悪いわ」

でも、最後の難関が残っています。

まろん)「どうしよう、この画面、消し方判らないよ」

その時、弥白のバッグからチラっとはみ出している物が。

まろん)「そうだ、こういう事は男の子に聞けばいいのよ。
山茶花さんの携帯になら絶対に電話番号の登録あるはずだし」

ちょっとの間があって、電話口に相手が出ました。

稚空) 「なんだ、まろんか、俺の声が聞きたくなったのか?」
まろん)「そんなんじゃ無いわよ」

件の写真の事も含めて稚空に責任の一端があるのは明白。
まろんちゃんは一気にまくしたてました。

稚空) 「面目無い ....」
まろん)「今は取り敢えずそれどこじゃ無いのよ、手を貸して」
稚空) 「ああ、判ってる。じゃぁまずマウスをだな」
まろん)「マウスって何?」
稚空) 「ええっと、尻尾、じゃなくて細い電線が一本生えててボタンが2個の」
まろん)「これかなぁ、でもボタンってスイッチの事でしょ?
これボタン3個付いてるけど」
稚空) 「ああ、それでいいんだ。弥白新聞の出てる画面の左端の
ファイルってメニューがあるはすだから左クリックで」
まろん)「ファイルでくりくり?」
稚空) 「だからファイルを選んで押すんだよ」
まろん)「ファイルで押す ...」

足下のファイルをつかんで画面を押す、まろんちゃん。

まろん)「何にも起こらないけど」
稚空) 「ちゃんと押してるか、グギっとだぞ」
まろん)「ぐぎ〜っと」

画面はキーボードとマウスを引きずって、まろんちゃんの視界から消えました。
一呼吸置いてから、がっしゃんと大きな音が響き渡ります。

まろん)「窓から落ちちゃったけど」
稚空) 「ああ、聞こえた .....」
まろん)「これでバッチリよね?」
稚空) 「まろん、良く聞いてくれ」
まろん)「何何?」
稚空) 「廊下に出て洗面所に行ってバケツに水を汲んでくるんだ」
まろん)「それでどうするの?」
稚空) 「いいから、早く」
まろん)「は〜い」

ややあってから。

まろん)「汲んできたよ」
稚空) 「近くに何か、まろんの知らないデカい機械があるだろ?」
まろん)「うん、冷蔵庫に似てる」
稚空) 「扉があるはずだ、開けてみてくれ」

確かに近づいてみると扉が付いてます。言われた通りに
開けてみると、いろんな色のランプがちらちら点いた箱が
たくさん積み上がった様な感じに見えます。

稚空) 「いいか、まろん」
まろん)「うん」
稚空) 「緑か赤のランプがたまに点滅する箱があるだろ」
まろん)「同じようなのが4個あるよ、それと透き間が同じくらい」
稚空) 「よし、それを引っこ抜け」
まろん)「取り出すのね?」
稚空) 「ああ、そして順番にバケツに浸せ」
まろん)「なんで?」
稚空) 「それで写真が消えるんだよ」

サッパリ理由は判りませんが、まろんちゃんは言われた通りにしました。

まろん)「ねぇ、何かピーピー言いだしたけど」
稚空) 「なにか文字が出てないか?」
まろん)「ええと、でぃすくおふらいん、とか、みらーふぇいる、とか出てる」
稚空) 「よし、全部バケツに浸したな?」
まろん)「うん、全部やったよ」
稚空) 「じゃぁバケツの水をその機械の中にブチまけろ!」
まろん)「本当にいいの?」
稚空) 「やれ」

水を掛けられたナゾの機械はバチバチっと何度か音を立ててから
しーんと静まり返りました。

稚空) 「よし、それでいいはずだ」
まろん)「有難う、稚空」
稚空) 「まろん、良く聞け」
まろん)「何?」
稚空) 「はやくズラかれ」
まろん)「え?」
稚空) 「その機械、無茶苦茶高いんだよ、弥白が気付く前に逃げろ!」

そそくさと脱げ仕度をする怪盗まろん。
しかし、その時、まろんちゃんの瞳が輝きます。

まろん)「保険は、必要よね」

胸の谷間に手を差し込むまろんちゃん、そして取り出した物は ...

その日の昼過ぎ、様子を見に訪れた神楽は
真っ白に燃え尽きた弥白を発見したのでした。

# ちっとも活躍してませんね、弥白。(笑)


では、また。

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■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
■■■■ hidero@po.iijnet.or.jp ■■■■
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