From: hidero@po.iijnet.or.jp
Newsgroups: japan.anime.pretty,fj.rec.animation
Subject: Re: Kamikaze Kaito Jeanne #40 (12/18)
Date: 22 Jun 2001 15:44:58 +0900
Organization: Infonex Corporation
Lines: 439
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Message-ID: <9gupha$s9d@infonex.infonex.co.jp>
References: <9e23nj$q49@infonex.infonex.co.jp>
<9flmlu$8u4$1@news01df.so-net.ne.jp>
<9flo1e$kob$1@news01bd.so-net.ne.jp>
<9fq1bu$rf3@infonex.infonex.co.jp>
<9gce6k$rhg@infonex.infonex.co.jp>
<9gie7k$1tb$1@news01ch.so-net.ne.jp>
佐々木@横浜市在住です。
<9gie7k$1tb$1@news01ch.so-net.ne.jp>の記事において
keitai@fa2.so-net.ne.jpさんは書きました。
>> 石崎です。
こんにちわ。
>> このスレッドは、神風怪盗ジャンヌのアニメ版第40話のスレッドの妄想話を
>> 基に、1年半の長きに渡って続いている大河妄想スレッドです。
>> そういうのに拒絶反応を示さない方だけ、以下をお読み下さい。
という事でよろしく。
>> #でも某妄想スレッドに既に記事数で負けているかも(笑)。
<010609002404@koala.tos.rim.or.jp>及び<010616002052@koala.tos.rim.or.jp>
によれば、ここ2週間であちらは200本強ほどとなっている様です。
# 多分最終的には400本前後になるかと推測。
>> #あのスレッドには参加したくても、ペースが速すぎてついていけない(笑)。
# 片方のチームの面子が全然判らないので実質的に参加不能。(笑)
## 小ネタには時々反応してますが。
>> 女王様はフォロー記事も辿れて便利ですよね。
ですね。有り難いことです。
>> >>>>>> ★神風・愛の劇場 第121話『目覚め』
>> >>> ほっぺを「びろーん」だと別の作品になってしまいそうです(笑)
>> >それは男の子×2でないと。(笑)
>> …何でしたっけ?
念頭にあったのは、北斗×スバル@電童です。
>> #ちなみに私はねねね×読子の方なのですが。
# ああ。^^;;;
>> >>>★神風・愛の劇場 第123話『契約(前編)』
>> どうせならメイド服も…(違)。
>> #弥白様の声で「ご主人様〜」とか妄想してみたり。
でも考えてみると「ご主人様」って呼ばれる方の立場なんですよね。
あの屋敷では(物語上は)メイドさんは殆ど出て来ませんが。^^;;;
# 居ないはずはあるまい。(<- 出そうと企んでいるのか ^^;)
>> ># これまた遠慮が無さそうな対戦相手(違)です。^^;;;
>> 大会に向けて、仁義無き戦いが始まりそうです(笑)。
問題は戦っている時に正気かどうか。^^;
>> >★神風・愛の劇場 第124話 『期待』
>> 味噌汁が旨みが出過ぎている件で、紫界堂家の味噌汁の出汁は煮干し(しかも
>> 出汁取った後も入れたまま)だった事を思い出しました。あれはちょっとくどい
>> かも。
まさにあの味噌汁は魚系の出汁という設定です。
「朝から旅館の夕食の味噌汁の様な豪華さでお腹いっぱい」(ツグミさん談)
>> 聖に対して全が後ろめたそうな感じなのは、きっと昨晩言いつけを守れなかっ
>> た事からなのでしょうが、最初からノインは彼に期待していなかった様子。
>> 後は自分がやりますという事は、何か次の手を考えているのでしょうか。
やった(仕掛けた)のですが失敗しました。(笑)
>> 稚空の携帯に電話をかけないのは、きっとこの前のように電話の向こうから弥
>> 白様の声が聞こえてきやしないかと思うと、怖くてかけられなかったのでしょう
>> ね。
ほぼ稚空が何処に居るかは想像出来ているはずですから。
>> >★神風・愛の劇場 第125話 『迷い牢』
>> ツグミさんの家へ一人向かったまろんちゃん。その家の室内を包む謎の空間。
>> 前回の記述から察するに、これはノインの仕掛けという事でしょうか。
>> シルクに仕掛けさせたまろんちゃんにツグミさんの姿を見えなくさせるような
>> 結界か何かが張られていたのでしょうか。
そういう事であります。
仕掛けの概要については責任者に語ってもらいましたので、後程。^^;
>> コートの中に入っていたのは、チェックメイト用のピンか、それとも変身用の
>> ロザリオか。結局、使わずに済んだようですが。
ええと、非常に判りにくかったとは思いますが、一応変身してます。^^;;;
変身後なので結界の向こう側を掴めたという事で。
>> ノインの作戦としては、現段階でツグミとまろんが復縁するのは拙そうな気が
>> するのですが、次の一手があるのか、それとも単に作戦が上手く行かなかっただ
>> けなのか。
純然たる失敗です。(笑)
本当はツグミさんの死体と再会するはずでした。
>> ちなみにブレスレットに関しては、出た時に以下のようなストーリーを妄想し
>> ました。
………非道ぃ。^^;;;;;
>> ★神風・愛の劇場 第126話『生存本能』
どうやら昨夜は豹変していたらしい弥白様。
稚空は女は魔物だと身をもって学んだ事でありましょう。(笑)
それにしても入れたり出したり忙しいですね、ミスト。
何だかキャンディという形でエネルギーが循環している気がします。^^;
お疲れの所為でしょうか、当初とは膝枕関係が逆転中のミストとアキコです。
で、暫くぶりの方々の動向ですが。^^;
天界の情報統制もそろそろ綻びが出てきたのか、不穏な話がセルシアやトキ
にも聞こえていた様で。逃げてしまえってのも大胆な話ではありますが、
あくまでもアクセスは天界の住人としてフィンを救ける事にこだわりたい様子。
此までやって来て、今更立場を変えて楽に済まそうとは思わないという
意地もあるのではと想像します。
そしてアクセスの一言からもっと重大な事態の一端を垣間見た二人。
# さて、折角の再登場ですから活躍して頂きましょうか。(笑)
# では、次いきます。
## かなりへろへろな話になってますので宜しく。(笑)
★神風・愛の劇場 第127話 『雨のあと』
●桃栗町郊外
暫くぶりの感触に満足した二人はどちらからとも無く身体を離します。
「お茶、いれましょうね」
ツグミがそう言ってリビングを出ていくと、まろんは思い出した様に
右手をじっと見詰めました。握った手の中から飛び出している一枚の紙片。
手を開いてそのくしゃくしゃになった紙片を延ばしてみます。表面には
何か字とも模様ともつかないものが書かれていましたが、まろんには
何の事かは判りませんでした。もっとも何者が残したのかを想像するのは
難しくはありませんでしたが。
「他にも有るかも」
こんな紙切れが自分とツグミの間を邪魔していたのかと思うと怒りが
込み上げて来ましたが、直ぐにこれ一枚だけなのかという疑問が沸き起こります。
今ならば見つける事が出来るはず。まろんはもう一度気配を探る様にツグミの
家の中を歩き回りました。真っ先に見つけたのは電話機の裏側。ご丁寧にも
電話機からはみ出さない様に小振りの紙が張り付いています。模様はまろんの
目にも微妙に異なっていると判りました。続いて玄関先、表に面した窓枠の上と
次々に出てくる紙切れは最初に掴んだ一枚以外は全部同じ物の様です。
初めは見つける度に、してやったりと微かな喜びまで感じたまろんですが、
あまりにも何枚も出てくるのでいい加減呆れてしまいました。
「まさか…ねぇ」
お湯を沸かしているツグミの背後をゴソゴソと掻き回しながら通り過ぎるまろん。
その熱心さに声を掛けそびれたツグミは黙って様子を窺っているだけです。
キッチンでは床下収納庫の蓋の裏側でした。開けば目には留まるものの、普通に
扱ったのでは手には触れない場所なのです。憤りと感心が無い交ぜの複雑な
気持ちになるまろん。ぶつぶつと何事か呟きながらキッチンを後にしたまろんを
ツグミは訝しげに見送りました。結局、謎の紙切れが見つからなかった部屋は
ありませんでした。最後の一枚を寝室のベッドの裏側から剥がして一息つくと、
まろんの手の中にはちょっとした紙の束が出来上がっています。
「…神社のお札じゃあるまいし」
さてこの束をどうした物かと考えていると何時の間にか後ろに来ていた
ツグミに再び抱きしめられました。驚いて一瞬身体が固くなってしまうまろん
でしたが、すぐに回されたツグミの手に自分の手を添えました。
まろんの耳元でツグミが囁きます。
「心配したわ」
「何を?」
「また帰ってしまったかと思って」
「黙って帰ったりなんてしないよ」
「良かった」
流れる沈黙。やがて再びツグミの囁き。
「ねぇ、聞いていい?」
「ん?」
ツグミはクスっと小さく笑ってから言いました。
「着替えないの?」
「…あっ!」
ツグミはまろんの格好、ジャンヌのままの姿を興味深げに撫で回しています。
「はは、忘れてた。もしかしてずっと知ってた?」
「ええ、最初に押し倒された時からずっとね」
「だから、あれは弾みで」
「判ってる。それで、着替えは?何か貸しましょうか?」
「ううん、大丈夫だから」
「着替え持参なの?用意がいいのね」
「そうじゃなくて、これは普通の服じゃ無いから」
まろんの説明に頷きながらリボンを手で弄っているツグミ。
「ふ〜ん。それじゃ、この服って脱げないのかしら」
「そんな事は無いけど」
言ってからまろんは少しだけ後悔しました。肩越しに振り向くと、案の定
そこにはツグミの怪しい笑顔が。ツグミは言います。
「やはり何事も試さないと」
「だ、駄目っ」
今度はツグミが押し倒す番でした。とは言っても、両肩をしっかり支えて
ベッドに寝かせたと言った方が正しい程に優しく押されたのですが。
それでもまろんはじたばたと手を動かして自分でリボンを解こうとします。
が、ツグミが肩を押えているので手が頭まで届きませんでした。
「どうしてそんなに嫌がるの?」
「だって…」
知らぬ間に脱がされた事があるから嫌…とは言いづらかったので何と言い訳
しようかと考えるまろん。ツグミはそんなまろんの上に覆い被さり、すっと
伸ばした手のひらを頬に当てました。
「赤くなってる」
「そ、そんな事無いって!」
「…誰かに脱がされた事があるのね?」
「な、無い無い絶対無い!」
「初めてじゃ無いなら構わないでしょ」
「駄目っ!」
ツグミが手を離している隙を狙ってリボンに手を伸ばすまろん。ですが
間髪入れずにツグミの手がまろんの手を押えました。再びの膠着状態、
互いに手を離すチャンスがありません。それでもツグミの身体がすぐ傍に
ある事はまろんにとって有利でした。肩を押えられているだけで、多少は
動かせる左手でツグミを抱き寄せます。
そしてまろんはツグミの首筋に唇を這わせました。
「ひゃん」
ツグミの力が抜けるタイミングを逃さず、まろんは右手でリボンを
解く事に成功するのでした。直後にツグミの手がまろんの身体を探ります。
「ずるい。着替えてしまったのね…」
「だから着替えてる訳じゃないんだってば」
「残念ね。泥棒スタイルの日下部さんを脱がしてみたかったんだけど」
「嫌ぁ、泥棒って言わないで…」
「じゃ、怪盗さんを脱がしてに訂正」
「何かツグミさん、変な趣味に染まってない?」
「変な趣味って?」
まろんはある種の服装にこだわる趣味の話をツグミに聞かせました。
もっとも、まろんも人から聞いただけで実際は知らないのですが。
「私の興味はそういうのとは違うと思う」
「同じ気がするけど」
まろんは笑っていましたが、ツグミが考え込む様な顔をしたので笑うのを
止めます。しばらくしてツグミがぽつりと語りました。
「この前、夢で逢ったの。怪盗の時の日下部さんに」
「ジャンヌの私に?」
「そう。それで…」
今度はツグミが頬を染めていました。
「駄目だわ。この先は言えない」
「え〜っ、何〜、気になるよ」
「絶対駄目。いくら何でも駄目」
「ひどい。隠し事は無しって約束したのに」
「…」
まろんは非難する様な視線をツグミに向けていました。もちろん本気では
ありませんが。それでも視線を感じたツグミは居心地悪そうにもじもじと
身体を動かしていましたが、やがて。
「だって、途中で終わってしまったんだもの…」
ツグミはそれだけ言うと寝室から走って出ていってしまいました。
あっけにとられて見送ったまろんでしたが、直ぐにツグミの言った事を
理解します。
「服装なんてどうだっていいでしょ、続き、しよっ」
まろんはそう言いながら後をを追い掛けたのでした。
*
ツグミはすっかり冷めた紅茶を一口含んで喉を湿らせてから言いました。
「成程ね」
「心当たりなんて…無いよね?」
恐る恐る尋ねるまろんを安心させる様にツグミは笑顔を見せました。
しかしうやむやに出来る事でもありませんから、逆に思っている事を
自分の方からぶつけてみる事にするツグミ。
「仮に…の話なんだけど」
「うん」
「私に暗示が掛かっていたり、悪魔が憑いていた場合について」
「それは」
「知らぬ間にって事はあるかも知れないでしょう?現に以前」
まろんは間髪入れずにツグミを制しました。
「その先は言わないで」
「判ったわ。でも、可能性がある事は検証しておかないとね」
「そうだけど」
「もしまた同じような事があった時に、相手の正体がある程度判っていた方が
対処しやすいでしょ?その姿に惑わされないで済むかも知れないし」
「姿?」
「誰か、或いは何かが私に化けているって考えたりはしなかったの?」
まろんははっと息を飲み黙ってしまいました。それがツグミの問いかけに
対する答でもあります。
「あんまり考えたく無いでしょうけど、順番に行くわよ」
「判った」
「悪魔に取り憑かれている人は日下部さんが見て判るって言ったわよね」
「様子が違うなってくらいは判るよ。あと、確認する方法もあるし」
「今の私はどう?」
ツグミの単刀直入な質問に少し狼狽えるまろん。
「普通に見えるけど」
「悪魔に取り付かれた人に後で会った時の様子に特徴的な事は何かある?」
「その時の事は忘れてしまうらしいの。でもそれは悪魔を封印した所為かも」
「この前の夜の私…紛らわしいわね。もう一人の私との戦いでは封印は出来て
無いんでしょ?」
「…面目無いです」
「他には何か変化とか?」
「怪我も小さいのは治ってしまうのよね。大怪我は…」
死なせてしまう事だってあり得るという暗い思いが、まろんの心を
埋め尽くします。先を言い淀んでいるまろんに対してツグミは努めて
普通に話す様に心掛けていました。
「何処も怪我なんてしてないでしょ?」
そう言いながらツグミはニットの袖を捲り上げて両手をまろんの方に
差し出しました。以前ツグミが自分で負った手のひらの傷以外は確かに
何の痕もありません。
「良かった」
まろんの声に安堵の表情を見て、ツグミも心が安らぐのを感じます。
もっとも、まろんが安心したのは傷跡が無かった事だけで、怪我をさせた
のかもしれないという罪悪感がきれいに払拭された訳では無いのですが。
「他に後の様子で気付く事って無いかしら」
「疲れは残るみたい」
「私、最近特に疲れたって実感は無いわよ」
まろんの深い溜息。どうやら大丈夫そうだと判りツグミも肩の力を抜きます。
「ところでそのもう一人の私の事だけど」
「うん」
「最初に見たのは日曜日なのよね?」
「う〜ん。実は自信無いの。あの日はすぐに居なくなってしまって」
「でもその時の私は日下部さんを"見詰めた"んでしょ?」
「そうなの…」
「そもそも私、日曜日は外出しなかったもの」
「勿論、月曜も火曜も夜散歩になんか出ないよね」
「ええ、夜歩きなんてしない。多分その日はぐっすり寝ていたと思うけど」
「やっぱりアレはツグミさんじゃ無い…」
「どうやらそう思って良さそうね」
「本当に良かった」
「私も」
「え?」
「日下部さんを困らせたのが私だなんて耐えられない」
「ありがとう、心配させちゃったね」
「お互い様ね」
テーブルを挾んでどちらからとも無く伸ばした手が触れ合います。
そして互いに帰ってきたとでも言う様な不思議な感覚を共有するのでした。
●桃栗町某所
夕暮れ時。雨で洗われて澄んだ空気の下で、町を見下ろす場所に座りながら
思索に耽っているフィン。
音もなく現れた来訪者に驚く事も無く、姿勢一つ変えずに言いました。
「釈明を聞かせて貰えるのかしら」
「はい。事前にお知らせすべきだったとは承知して」
「それはいいわ」
「はぁ…」
ノインにとって意外な事に、フィンは手駒へ断わり無く手出しした事を
気にしていない様に見えました。
「ツグミの家に入ってからまろんの姿が見えなくなったのは結界?」
「はい」
「この前、私の目の前に落ちてきた呪符の作用と違うみたいだったけど」
「少し改良しましたので」
「ツグミを殺し損なったわね」
「誤算でした。結界の内側で変身出来るとは」
「何故もっと強力な奴を配置しなかったの?相談してくれれば配下の悪魔の
一匹や二匹ぐらい廻したのに」
「悪魔では気配に気付かれてしまいますから」
「それじゃあの術なら大丈夫だったって訳?」
「神の力では見破れない様に調整したのですが」
「でもバレたじゃない結局」
「少し貼り過ぎた様で」
「仕事熱心な部下が居て羨ましいわ」
「返す言葉もないという所ですか」
「殊勝ね。ところで」
「はい」
本音では余計な手出しを責めたいところであったフィン。
しかしノインに人間へ同情していると受け取られるかもしれないと思うと、
それは非常に不愉快でした。
「事前に殺しておくって選択もあったんじゃない?」
「考えないでもありませんでしたが」
「何故止めたの?」
「美しくありませんのでね。それは結局の所ただの人殺しに過ぎません」
「ふぅ〜ん、ちょっと意外ね」
「心外です。それに我々は…少なくとも私は人間界を
攻めている訳ではありませんから」
「それはそうよ」
「あの仕掛けの真の目的は万が一結界に気付かれた場合に目の前で友人が死ぬ
という部分にあるのです。死にゆく様をゆっくり時間をかけて目撃して頂く。
そして見ているだけで何も出来ない」
「そういう筋書きなら…まろんは死ぬほど悔やむでしょうね、多分一生ずっと」
「そのまま自殺でも何でもしていただいて結構なのですが」
「狙いは良かったのにね。ま、今度は失敗しない作戦を立てて頂戴」
「御意」
ほんの少しの沈黙の間が、互いに用が済んだ事を伝え合います。
やがてノインの気配が消えるとフィンは再び自分の世界へと戻るのでした。
(第127話・完)
# 説明臭くせず、かつ説明する(笑)というのは難しいです。
## 2月12日夕方ぐらいまで完。
では、また。
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■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
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