トックリキワタ Floss Silk Tree or Drunken-Tree (Chorisia speciosa)
沖縄では街路樹としてよく見かける。花期は12月から1月。
花びらの奥はほんのり甘く、昼はメジロやヒヨドリが、夜はオオコウモリが花蜜を舐めに来る。
蜜だけ舐める個体もいるが、花びらまで食べる個体もいてその場合はペリットがでる。花びらのペリットは崩れやすくてふわふわしている。
トックリという名は、幹の形を見れば納得。狭い歩道に植えてあると通行の邪魔になることもある。若い木はこんなに膨れてないけど、幹に棘がある品種もある。
キワタというのは、実の中に、パンヤ状のものが入っているからだそうだ。