066 電気屋の２階で
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ニューデリー インド
インド、ニューデリー駅の東側に面したGBロードと呼ばれる場所。電気関係の部品を扱う店が立ち並ぶ建物の2階、3階は売春宿だ。ここではネパールなど近隣の国から人身売買で売られてきた1000人を超えるといわれる数の女性たちが働いているといわれる。
窓は鉄格子。3階が檻のようになっている建物もあり、逃げることのできない監禁状態であることがわかる。おやおや鉄格子ごしの嬢の姿も確認できるではないか。
通りには WOMAN POLICE POST なる新しい建物もある。現地警察は売春宿経営者と癒着していているそうだが、嬢たちの保護を目的としたものだろうか？ ニューデリー駅の西（反対）側はバックパッカー達御用達のBed And Breakfastが密集した地域メインバザーロードがある。GBロードはそこから容易に歩ける距離なので、遊びにいく旅行者も少なくないらしい。
最後にオマケ。ニーハオトイレならぬナマステトイレを発見。首都主要駅の東口がこれ。トイレがあるだけマシとの見方があるし、南デリーに行けば近代的なショッピングモールもたくさんあるようだし、アーメダバードからムンバイまでの新幹線が成功すれば、ニューデリーまで延伸もという話もある。日本のGDPが中国に抜かれて久しく、そのうちインドにも抜かれるともいわれている。しかし、この状況を見る限りGDPが増えても5億を超える国民全体の生活水準を上げるのは容易あらざることなんだろうなということが想像される。
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