丹下拳闘クラブ(その1)



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京都市北区衣笠開キ町 紙谷川砂防ダム



一級河川の河川敷は国土交通省河川局が管理する国有地。そこになぜか民家が建っている。
そんな場所が全国にちらほらとある。ここは京都金閣寺の裏手、仏教大学のキャンパスの隣、そんな世界的観光地の近くに、ホームレスが建てた小屋ならともかく、電気や水道も通る立派な住居となると穏やかではない。住所でググるとこの場所に突撃した人のブログや新聞記事を読むことが出来る。それによると砂防ダムは60年ほど前に建設され、ほどなくその敷地内に貧困や差別によって住む場所の無い人々が集まるようになったといい、現在でも32世帯54人が住んでいるという。当然不法占拠。しかし、不法占拠も10年20年放置されると時効取得が認められてしまうのが民法。さらに、住んでいる人々の背後に朝鮮や同和関係の団体が存在したりすれば行政も見て見ぬふりをせざるを得なかったのではないか。ただし、近年はその風向きがかわりつつある。台風がくれば毎回浸水してるらしい。さらに砂防ダム内の構造物はダムの機能そのものを下げる。水害で下流に被害が出たら行政はその責任を問われる。不法占拠者にも生活権があるが、それよりも命を守る生存権の方が大切。土石流に埋もれて死ぬ前に退去するのが筋かと思う。


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