天津苦栗


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天津市 浜海新区 中国

植えたばかりの苗木が並ぶ公園。こんなに密に植えたら将来はジャングルだ。かつてここは天津の港を通じて輸出入される物品を保管する倉庫だった。2015年、ここで巨大な爆発事故が発生する。保管されていたニトロセルロースが自然発火し、近隣に保管してあった他の危険物へ引火したのが原因とされる。事故直後は現地に巨大なクレーターが出現し、化学知識の無い消防隊が放水を続けたため、別に保管されていたシアン化ナトリウム(青酸カリ)が液化したり気化したため、周辺一帯が毒物で汚染されてしまった。故にこの場所は公園にされた。ストリートビューで360度回転すると立派に舗装された道路がバリケードで閉鎖されているのが見える。執拗に植えられた苗木と同様、実は尋常ではない。

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天津苦栗



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天津市 浜海新区 中国

2014年の2月中国の汪洋副首相が国務院の会議で「天津市は計5兆元(約82兆円)以上の債務を抱えており、実質上破産している」と発言した。8兆円ってたら日本の国家予算(一般会計のみ)と同じではないか。滅茶苦茶やな。その原因となったのが上の場所。天津市は「東方のマンハッタン」と称して2006年から響螺湾にビジネス特区の建設を計画。政府も600億元(約1兆円)を投資し、39のプロジェクト、49棟の超高層ビルの建設が開始されたが、2年間の建設ラッシュの後、ほとんどの工事は頓挫してしまう。開発に関わった北方信託公司(旧天津経済技術開発区信託投資公司)の劉恵文会長は汪洋副首相発言の数か月後、自殺している。簡単に言えば、土地を担保に金を借り、建物を建てて売ろうとしたけれど、売れる状況で無くなり借金だけが残ったってことだけど、そのスケールの大きさに度肝を抜かれる。もともと中国の土地なんて国家から借りているものだろが。それを売って資金を確保って仕組みがまず理解できない。一番可哀相なのは投資した人達。 投資した巨額の金は一切戻ってこないのだ。これと同じ手口で奴等は俺達の金も狙っている。絶対に日本はAIIBに参加してはいけない。




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