林沙奈〜古典ぷらす〜  2011年04月19日(火)18:30〜
演奏曲目 作曲・編曲者 演奏者(敬称略)
1. ロンドンの夜の雨 宮城道雄 (箏)林沙奈
2. 春の夜 宮城道雄 (箏)林沙奈
3. 鵜飼 木ノ本屋巴遊 (三絃)林沙奈
4. たぬき 作者不詳 (三絃)林沙奈
5. 去来 杵屋正邦 (三絃)林沙奈
【ロンドンの夜の雨】
宮城道雄先生晩年の曲。即興で作った曲で短いですが宮城曲らしい大変難しいです。
林先生も子供の頃から大好きな曲だったそうです。

【春の夜】
同じく宮城先生作曲です。『水の変態』の次に作曲された二作品目です。
先程と異なり林先生は昔から大嫌いな曲だそうです。
昔ほどではないですが、最近は少し好きになりかかっているそうです。
【鵜飼】
林先生が去年演奏したとき、少々自分でのアレンジを加えたところ楽しかったそうで
今回更にアレンジ加えての演奏でした。

【たぬき】
『鵜飼』とこの曲は地歌の中の『作物(さくもの)』と言うジャンルに属します。
林先生が先生から習われた時には意図的に最後がカットされています。
作者も不詳となっていますが、先生の楽譜にはある作者の名前が書かれていたそうで、
色々な楽譜が存在するみたいです。

【去来】
杵屋正邦先生が作曲された現代曲です。
この曲も難しく、林先生の中で『去来』を演奏するときは戦いなのだそうです。
そんな曲ですが何度も演奏しているうちに好きになってきたそうです。