三代 星田一山  2009年12月17日(金】19:00〜
演奏曲目 作曲・編曲者 演奏者(敬称略)
1. 寒月 流祖中尾都山 星田一山
2. 木枯 流祖中尾都山 星田一山
3. 茴香 三代星田一山 星田一山
今回のお話のネタは尺八の長さでの曲の印象で、1尺8寸管以外に2尺3寸管と1尺3寸管登場です。 【本曲 寒月】
明治44年2月の寒い時期に作曲されました。
先程演奏された『寒月』もこの二本で演奏すると相当印象が変ります。
お客様に印象をお聞きすると人それぞれでしたが、意外と2尺3寸管の人気も高かったです。
因みに尺八は長くても短くても穴は五つです。世界中の管楽器で最も穴の少ない楽器なのだそうです。
昔から日本の音楽は単音を重きを置き、音色の違いを楽しみこだわっていたそうです。
【茴香】
なかなか読めないタイトルですが、「ういきょう」と読みます。小さい黄色い花を咲かす植物で、胃腸薬に使われている健胃生薬です。星田先生が2001年にミレニアム記念で作曲されましたが、なぜこのタイトルかというと、先生の誕生日が10月9日生まれで誕生花が「茴香」なのだからだそうです。
因みに花言葉は「賞賛に値する」です。
次回邦楽さろん『三代 星田一山』は
6月4日(金曜日)午後7時開演です。
お待ち申し上げています。