重森三果          2009年08月01日(土)18:30〜
演奏曲目 演奏者(敬称略)
1. 新内『一谷嫩軍記 組討の段』 (三味線)重森三果(能管)阿部慶子
2. 『一管 五様乱曲』 (能管)阿部慶子
3. 小唄『上潮』 (三味線)重森三果
4. 『夏は蛍』 (三味線)重森三果
5. 都々逸&さのさ (三味線)重森三果
6. 『花笠』『浅い川』『猫じゃ猫じゃ』メドレー (三味線)重森三果
7. 端唄『綱は上意』 (三味線)重森三果(能管)阿部慶子
8. 端唄『槍錆』 (三味線)重森三果(能管)阿部慶子
9. 端唄『青柳(改)』 (三味線)重森三果(能管)阿部慶子
10. 『高砂』 (三味線)重森三果(能管)阿部慶子
【一谷嫩軍記 組討の段】
元は平曲の敦盛最後の場面から来ています。その後謡曲『敦盛』に移り、歌舞伎や義太夫へ、そして新内へと広がってきました。ただ敦盛と言うキーワードは合いますがそれぞれ内容は異なる曲になります。新内では珍しい軍記物です。
曲中に若葉の笛を阿部先生に吹いて頂きました。
このお二人で『水戸黄門』や『鬼平犯科帳』など京都で撮影されている時代劇などに出演や演奏されたり教授されています。
 
【上潮】
1曲目の新内の曲と異なった異なった小唄の曲。『撥弾き』と比べ優しい音のする『つま弾き』です。
明治初期に作られた曲で隅田川の等江戸の風情を歌い込まれています。

【夏は蛍】
この時期に良く演奏されるお座敷歌で、京都では舞妓さんの舞も入り、ゆったりはんなりした曲です。
ジャンルとしては地唄で本来は柳川三味線で演奏されます。