二代狩谷春樹                 2009年03月19日(金)18:30〜
演奏曲目 作曲者 演奏者(敬称略)
1. 香月 香登みのる (箏)狩谷春樹(尺八)坂田梁山
2. 二つの田園詩 長沢勝俊 (箏)狩谷春樹(十七絃)折本大人樹(尺八)坂田梁山
3. Cancuon 香登みのる (箏)狩谷春樹(十七絃)折本大人樹(尺八)坂田梁山
4. 秋の曲 三木稔 (二十絃箏)折本大人樹(尺八)坂田梁山
5. 彩炎 二代狩谷春樹 (箏)狩谷春樹(尺八)坂田梁山・折本岳慶山
【香月】
寅さんでお馴染みの香登先生の曲です。元々お琴の練習曲だったのですが、坂田先生の希望で尺八パートも出来ました。秋の夜長に月を眺めている様なゆったりとした曲です。
【二つの田園詩】
26年前に加古川で坂田先生と狩谷先生が演奏したことのある思い出深い曲です。坂田先生が本番の三日前に阪急六甲駅の階段で転倒し脚を捻挫してしまったそうです。本番もズボンの下はギブス。舞台で演奏は無事終ったのですが、共演者の狩谷先生はさっさと挨拶をして置き去りにされたそうです。
【Cancion】
1曲目と同じ香登先生の曲です。題名はスペイン語で唄です。人を思うやるせない気持ちを曲にしています。坂田先生的には尺八も愛だそうです。
【秋の曲】
作曲者三木稔先生の愛が満載の曲です。坂田先生には出だしの『ミレミレミレ〜』からも愛一杯感じるそうです。でも20絃の方は愛を感じている余裕すらない変拍子で難度の高くなっています。
【彩炎】
2006年71回定期演奏会に狩谷先生作曲されたものです。箏と尺八二本の珍しい曲です。アメリカでの山火事を見て炎の凄さを感じるのと同時にその中からでも産まれてくる新しい物を感じ曲にされたそうです