邦楽さろん「三代 星田一山」  2007年9月14日(金)19:00〜
演奏曲目 作曲者 演奏者(敬称略)
1. 木枯らし 流祖中尾キ山 (尺八)星田一山
2. 石清水 流祖中尾キ山 (尺八)星田一山
毎回このおしゃべりと演奏コンサートは本曲から始まります。今回は大正12年流祖中尾キ山が関東大震災の惨状を見て作曲した「木枯らし」です。舞台でこの曲を初めて演奏したとき脚の膝裏が痛くなり大変だったそうです。曲の練習はしっかりしていたのですが、立って演奏する練習をしていなかったのでえらい目を見た思い出の深い曲だそうです。 先生の祖父初代星田一山先生が流祖の門を叩いたのが大正6年で、竹林軒の号を70番目台に取られたそうです。キ山流が明治29年に出来てから111年の歴史の中で90年間続いているそうです。
今回はキーボードやPC等を用意しての面白い実験です。
本当はキーボード奏者とすればいいのですが、何度もリハをすると文句が出るので文句の言わない機器を利用して即興作曲です。先ず即興でキーボードで演奏し、それをPCで録音します。それに併せて尺八を吹く。何とも斬新な企画です。
20年も前だと各方面からの色々あって出来なかったのですが、最近ボチボチ認知されだしたそうです。