菊重精峰  2007年4月17日(火)18:30〜
演奏曲目 作曲者 演奏者(敬称略)
1. 猿の恩返し 菊重精峰 (三絃)菊重精峰(箏)菊抄峰亜希
2. 菊花繚乱 菊重精峰 (三絃)菊重精峰(箏)菊抄峰亜希(十七絃)田中佐和(尺八)阪口夕山
3. 月の灯りの下で 菊重精峰 (十七絃)菊重精峰(箏)田中佐和(尺八)阪口夕山
4. 秋の風土記 菊重精峰 (箏)菊重精峰・田中佐和(十七絃))菊抄峰亜希(尺八)阪口夕山
【猿の恩返し】
先生作曲の「猿蟹昔物語」の続編です。
丁度作曲したのが申年だったので前回悪者猿が改心し親の古傷を癒すために、ハワイでおにぎり屋を営む物語です。そこで蟹の娘も加わり、最後にはなぜハワイなのかというオチまで付いています。流石大阪人です。
曲の途中でも肝を抜くような仕掛けも用意されています。
【菊花繚乱】
この曲は本来2面お琴が必要なのですが今日は人数の関係から1面で演奏しました。
この曲は先生の4枚目のCDに収録されています。ついでに宣伝になるのですが、5月にはDVDも発売されます。
【月の灯りの下で】
平成12年に作った曲です。別れをテーマとした曲で奇しくも委嘱された方が若くして癌で亡くなられて先生にとっても感慨深い曲になりました。
【秋の風土記】
当道音楽会からの委嘱で、第1章は物悲しさを第2章は秋の風景の移ろいを現した曲です。