二代 狩谷春樹 2006年10月14日(土)19:00〜 |
演奏曲目 |
作曲者 |
演奏者(敬称略) |
1. |
二十五絃独奏曲 はじめ |
二代 狩谷春樹 |
(二十五絃)山本亜美 |
2. |
秋霖 |
山本純ノ介 |
(二十絃)折本大人樹(十七絃)山本亜美 |
3. |
花舞 |
牧野由多可 |
(箏)折本大人樹・河野春朋(十七絃)山本亜美 |
4. |
めぐりめぐる |
沢井忠夫 |
(十七絃)山本亜美・折本大人樹 |
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『はじめ』
9月中頃に入院されていた為、本日は狩谷先生は演奏せずにナレーターとして参加されました。
この曲は入院する前日の夜中に完成しました。
しかし元々この曲は1980年頃作られた先生の処女作だったのですが、2人の奏者が4面のお箏を演奏すると言った斬新な物だったため評判がいまいちだったそうです。
しかし、この曲を眠らせたままでは可愛そうなので、この度二十五絃の独奏曲として生まれ変わりました。 |
『秋霖』
それぞれの4章から出来ていて、各章でテーマやオスティナート、ワルツ、カノン等の手法を上手に使い分けたおもしろい曲です。 |
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『花舞』
牧野由多可先生が宮城喜代子先生の委嘱で作った曲です。宮城会の講習曲として依頼されたそうなのですが同時に演奏会でも演奏できるような曲に仕上がっています。題名から感じるような可憐なイメージとは異なったしっかりとした曲趣です。 |
『めぐりめぐる』
沢井先生の作品で、十七絃二面が最初穏やかに始まり片方のお箏がもう一方のお箏のフレーズをなぞり独特のリズムで進んでいく曲です。
この作品は公刊譜が出ていないので、あまり聞くことも出来ません。 |