三代星田一山〜おしゃべりと演奏6〜  2006年9月15日(金)18:30〜
演奏曲目 作曲者 演奏者(敬称略)
1. 木枯し 流祖 中尾キ山 三代 星田一山
2. 嶺の月 流祖 中尾キ山 三代 星田一山
3. 瑞星 山本邦山 三代 星田一山
4. 台風をテーマとした
「ミ」「ラ」「レ」「ソ」を使った即興曲
三代 星田一山 三代 星田一山
5. 青ハンカチをテーマとした「ミ」「ラ」「レ」「ソ」を使った即興曲 三代 星田一山 三代 星田一山
今回はレクチャーを交えたコンサートです。
何はともあれ1曲目は「木枯し」です。大正12年に関東大震災芝の芝にある増上寺から焼け落ちた関東平野を見て即興的に作った曲です。
初心者が尺八から音が出てリズムかとれるようになったらその次の段階に進むには・・・・
次は「音の強弱」が重要です。
それをふるさとの曲を用いてレクチャー頂きました。
更に次ぎに進むと「音色」が大切になります。
最終的には一流の演奏家には求められる物は「楽譜から作曲者の意図を汲み取る力」です。
苦節数錠年のプロの色々な秘密のテクニックなども、かる〜く紹介していただきました。なかなか出来る物ではないです。 「嶺の月」は眠くなる本曲のトップ3に入る曲です。この曲は月が月の出直前から、上っていく姿を吹かれています。雰囲気を出すために部屋を薄暗くして演奏しましたが、寝たお客様は皆無でした。