[福井栄一・菊聖公一「廓づくし〜芸と色恋]    2005年11月5日(土)13:00〜&16:30〜
演奏曲目 作曲者 演奏者(敬称略)
1. 鐘ヶ崎   (三絃)菊聖公一(箏)中萩あす香
2. ゆき 峰崎勾当 (三絃)菊聖公一
3. 出口の柳 杵屋長五郎 (三絃)菊聖公一(箏)中萩あす香
「吉原」などの遊郭は昔、住宅地から離れた葦の生えた場所に建てられていました。それで「葦原」だったものが、「悪し原」と忌み嫌われ「佳し(よし)原」となり「吉原」となったそうです。
江戸にあった「吉原」は1657年の明暦の大火により焼け、新吉原に移動しました。
「鐘ヶ岬」には京都伏見「撞木町」、奈良「木辻」、播磨「室津」、下関稲荷町「下の関」、長崎「丸山」の各遊郭が歌詞に織り込まれています。
「遊女」と「芸者」の違いのお話
時代劇などでは混同しがちですが本当はちょっと違います。ちなみに芸者には男もいました
ェェエエ工工って、思いましたが話を聞いて納得です。
「出口の柳」は長崎の丸山遊郭の東門にあった柳で、現在でも2代目が植わっています。

最後に今回のテーマは菊聖先生のご希望だったそうですw