[193thReport] 2011年4月5日(Tue)18:30〜 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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【月下美人】 先月お客様からのリクエストで決まったこの曲。毎度のようにタイトルと曲は全然関係有りません。先生の曲は非常に難しく、特に五孔尺八の演奏者は大変だそうです。なかなかCDの福田先生の音色にはならないそうです。阪口先生曰くCDと同じ物を求めないで欲しい位の気持ちらしいです。 |
【比良】 宮城道雄先生の小品の一つ。『千代の鶯』『軒の滴』など有りますが、かなり難しいので余り演奏されません。この曲も三絃が大変難しく作られています。 |
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【いろはのX(エックス)孔雀】 この曲は五音階で構成されています。このような五音階は尺八で吹きやすいのです。 残念ながらこの『いろは』シリーズは箏二重奏曲のため尺八は関係有りません。 他の吉崎先生の曲でディアトニックの曲も多くあります。 それらの曲を尺八で演奏するのが困難らしいです。 この『いろは』シリーズは易しい曲にしようと作曲しているのですが、『A』『B』は出来たのですが この『孔雀』は難しくなってしまったのでアルファベットの最後の方『X』となりました。 |
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【秘倭】 吉崎先生の最近の曲です。珍しく12分程有ります。 曲名を本当は『秘話』と言う曲にしようと思ったのですが、周りの方々から下品だから変更した方が良いと勧められ『秘倭』となりました。なので実は楽譜に書いてある解説と先生の心の中とチョット違うそうです。 |
【光と影】 十七絃と尺八の編成が好きで六曲も有ります。 箏の作曲をするときは最初のフレーズが 出来るまでは箏前には座りません。 イントロが出来てから箏の前に座り箏の曲らしく 作曲されます。その時出来るだけ転調の 無い曲を目指しているそうです。 それに比べ十七絃は音が沢山あり自由度が高く 楽しいそうです。 |