[192thReport]                  2011年3月15日(Tue)18:30〜
演奏曲目 作曲者 演奏者(敬称略)
1. 瀬音 宮城道雄 (十七絃)吉崎克彦(箏)伊藤麻衣子
2. 春の夜 宮城道雄 (箏)吉崎克彦・柳友紀子
3. 孔雀 吉崎克彦 (箏)吉崎克彦・平野久恵
4. 哀歌 吉崎克彦 (十七絃)吉崎克彦(尺八)阪口夕山
5. スペイン風即興曲 吉崎克彦 (十七絃)吉崎克彦
【瀬音】
吉崎先生が高校生の時、感動を受けた曲を聞かれた時、この「瀬音」を答えたそうです。その当時の演奏家は「さくら変奏曲」かこの曲に憧れました。
宮城先生がこの曲を作曲された当時、まだ十七絃の調絃が決まっていない時期で、一から九絃はディアトニック、上はペンタトニックで調弦されています。
【春の夜】
宮城先生の器楽曲でナンバーワンと言われる名曲です。
箏、尺八、歌それぞれ旋律の異なる作曲になっていて、
それまでの作曲方法とは異なる革新的ものになっていました。
【孔雀】
吉崎先生が最近初心者向けに作曲されている箏二重奏曲シリーズ『いろはのAつばめ』『Bかもめ』の一曲なのですが、結構難しくなってしまったので『いろはのX孔雀』と言うタイトルになったそうです。
【哀歌】
先生が仰るには、阪口先生とも長くなってきていますが、
プロになり立ての頃より回数を重ねてきた今日、安定しプロとしての腕前が伴ってきているそうです。