[189thReport] 2010年12月7日(Tue)18:30〜 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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【飛沫(しぶき)】 まだ新しい曲で、今月レコーディングされ来春CD発売されます。 変拍子の連続で、大変リズムの取りづらい曲です。尺八も大変合わせにくく非常に難度の高い曲です。 |
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【春の夜】 初期の宮城道雄先生の作品です。『初鶯』『高麗の春』などと同時期の作品です。 宮城先生の曲も新古典とも呼ばれ事もありますが、古典曲との決定的な違いがあります。 それは古典曲の尺八は殆ど中尾キ山先生が手付けした物で、尺八の為に作曲された物ではありません。 それに対し宮城先生の曲はチャンと最初から尺八のパートが確立して作曲されています。 |
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【水の断章】 そこそこ前の曲です。松山の先生からの依頼で、そこそこ難しい曲を書いて欲しいと言う委嘱で作曲されました。一箏二箏も同じレベルです。タイトルの『断章』ですが、大学時代からずっと付けたかったフレーズらしく、毎度の事ながら曲の中身とは全然関係有りません。 |
【フローラ】 ティツィアーノ作の『フローラ』からタイトルを頂いたそうです。旅行でフィレンツェのウフィティ美術館に立ち寄った際、偶々この絵画を見つけひらめきました。因みに、この絵はガラスケースなどに入っていないので実際に手で触れるそうです。日本の美術館では考えられませんよね。その横には有名な絵画『ビーナスの誕生』も飾られていたそうです。 |