[180thReport]                  2010年3月9日(Tue)18:30〜
演奏曲目 作曲者 演奏者(敬称略)
1. 光と影 吉崎克彦 (十七絃)吉崎克彦(尺八)阪口夕山
2. ZERO『ゼロ』 吉崎克彦 (箏)吉崎克彦・平野久恵(十七絃)伊藤麻衣子(尺八)阪口夕山
3. 四季の眺め 松浦検校 (箏)吉崎克彦(三絃)柳友紀子
4. 風にきけPartII 吉崎克彦 (箏)吉崎克彦
5. スペイン風即興曲 吉崎克彦 (十七絃)吉崎克彦
【光と影】
松江の先生の委嘱曲。
十七絃二重奏曲『絃歌』を十七絃尺八二重奏曲としてリメイクした曲です。
【ZERO】
2009年5月作曲。
吉崎先生の初委嘱曲は『祭花』で只今70版(1版1000冊)売れるベストセラーとなりました。そして『祭花』を委嘱した富山の先生から「また新たにゼロから頑張りたい」と言うことでその「ZERO」をタイトルにしました。
『祭花』は易しいですが、この曲は難度高いです。
【四季の眺め】【風にきけPartII】
梅が満開のこの時期なので、歌詞が『梅』から始まるこの曲を選曲しました。古典曲では、平調子、雲井調子、中空調子、岩戸調子、曙調子などがありますが、すべて主音の違いだけで平調子です。こららの調子だけでは似通った曲しか書けないはずなのに、松浦検校は特に素晴らしい曲が多く古典の中で一番好きな作曲者なのだそうです。