[179thReport]                  2010年2月9日(Tue)18:30〜
演奏曲目 作曲者 演奏者(敬称略)
1. 哀歌 吉崎克彦 (十七絃)吉崎克彦(尺八)阪口夕山
2. 北海民謡調 宮城道雄 (箏)吉崎克彦・平野久恵(十七絃)伊藤麻衣子(尺八)阪口夕山
3. 黒髪 湖出市十郎 (箏)吉崎克彦(三絃)柳友紀子
4. 漆黒の鳥 吉崎克彦 (箏)吉崎克彦
5. スペイン風即興曲 吉崎克彦 (十七絃)吉崎克彦
【哀歌】 【北海民謡調】
吉崎先生が大学に入った当時は良く演奏されていた曲です。その頃芸大には尺八学科が無く東京大学の尺八クラブの方と演奏されたそうです。
同様の四重奏『三つの民謡調』の方が難度は高いのですが『北海民謡調』の方が評判は良かったそうです。
【黒髪】
古典の師匠中井猛先生に黒髪の演奏方法を聞いたとき「何歳になった?」と聞かれ、吉崎先生が20歳代だったので「20歳ぐらいの黒髪で良いじゃないか」と「30歳代には30歳の黒髪」と言う風にその年齢にに有った黒髪の演奏で良いというアドバイスを頂き演奏しやすくなったそうです。
【漆黒い鳥】
吉崎先生の最新曲です。去年のリサイタルの時に作った曲で、その一週間前からこの曲に掛りっきりで練習曲し続けていたそうです。