[161thReport]                  2008年8月5日(Tue)18:30〜
演奏曲目 作曲者 演奏者(敬称略)
1. 沢井忠夫 (箏)吉崎克彦・平野久恵
2. GRADATION 吉崎克彦 (箏)吉崎克彦
3. 風鈴&線香花火 宮城道雄 (箏)吉崎克彦
4. 三色のダイアローグ 沢井忠夫 (十七絃)吉崎克彦(三絃)柳友紀子(尺八)阪口夕山
5. スペイン風即興曲 吉崎克彦 (十七絃)吉崎克彦
【鷹】
吉崎先生には、これ作曲された時期の沢井先生がお弟子さんにこのような曲を弾いて貰いたいという思いが強く現れている曲だと感じられたそうです。
同時期にはソロの色々な曲も作曲されたそうですが、公刊譜で残っているもは少ないです。
【GRADATION】
元々『一絃琴』の為に作られた曲です。
レコーディングの際に1曲足りなかったので、この曲のことを思い出し箏に編曲し直したのだそうです。その所要時間は二時間だったとか。
【風鈴&線香花火】
年に一度夏頃にしか演奏しない曲です。
風鈴は南部風鈴でなく江戸風鈴をイメージしながら吉崎先生は演奏されています。
【三色のダイアローグ】
この曲は三味線がメインです。また、委嘱初演では尺八を福田輝久先生が演奏されたので尺八も難易度高く作られています。
『プロローグ』『モノローグ』『エピローグ』『ダイアローグ』が入れ替わりながら4章で構成されています。