[140thReport] 2006年11月14日(Tue)18:30〜 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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「祭花二番」を作曲した頃はインテンポの物が多く色々と模索をしていた時代でしたが、第三作目の「華紋」の頃にはリタルダンドやアチェレランドなどを随所に使った曲になってきました。そのせいもあり雰囲気が変ってきています。四重奏曲でも、モノフォニーになっていて先生的にはお弟子さん用の作っている意識が強かったそうです。 でも「月下美人」の頃には丁寧に色々考えて作曲されています。この三曲だけでもおよそ15年の先生の編成が伺えるプログラムです。実はこの頃の先生の曲は長沢先生の和音を随所に埋め込んであります。それを探しながら曲を聴くのもおもしろいです。 「スペイン風即興曲」が先生の処女作なのですが、実はそれ以前に「モザイク1番〜3番」が有ったのですが、訳あって消えました。 |